パッチ15.11でミニリワークされたガレン。

- Wがレベル2以上になった時にバフ
- Eのクリティカルダメージがナーフ
- Eのモンスターダメージがナーフ
- EのCDとADレシオがバフ
- Rのダメージがナーフ
パッと見て、
高レベル時のWに異常なバフを受けている。
今までのガレンは
- レーンに勝利したら、火力と移動速度を上げる
- レーンが五分、あるいは負けたら、火力と耐久力を上げる
という感じのビルドだった。
今回からのガレンは
チョ=ガスやムンドに近い。
コグ=マウ、ヴェイン、ヴェル=コズなど、
強力な割合ダメージや確定ダメージ持ちがいなければ
中盤以降の集団戦で無双してしまうチャンピオンだ。
この記事はパッチ25.11の時に執筆されました。
始めに【タンクって何?】
LoLだと
- 敵を攻めるのが得意なタンク=ジャガノート
- 味方を守るのが得意なタンク=ワーデン
と呼ぶ。
基本的に強いCCがなければタンクと呼ばない。
なのでタンクのような装備をしていても、
ムンドはファイターと呼ぶ。
でも9割のプレイヤーは違いがわからないはずなので、インターネットのコンテンツでは、ちょっと硬いだけでなんでもタンクと呼ぶ。
クリック率を上げるために、初心者に迎合しているわけだ。
ファイターとスレイヤー
- ファイター
- ジャガノート
- ダイバー
- スレイヤー
- スカーミッシャー
- アサシン
この4種類は、
LoLでは同じ種類のチャンピオンと考えていい。
ジャガノートは機動性が低いけれど、
火力と耐久力が高い。
アサシンは耐久力が低いけれど、
火力と機動性が高い。
どうしてタンクは防具を積むのか?
誰から聞いたこともないのに理由を知っているのであれば、
最低でもマスターは硬い。
答えは
- 火力を出すため
である。
極端な例を上げると
- ブラウムでインフィニティエッジを積む
- ブラウムでソラリのロケットを積む
どちらのほうが集団戦で火力が高いかというと、
後者に決まっている。
レオナやアリスターなら、
まだインフィニティエッジも機能するのだけど、
ブラウムはワーデンなので機能しない。
CCがないチャンピオンで防具だけ積むと?
- 集団戦で無視されるだけの存在になりがち
である。
逆に硬さに加えて火力もあれば、
ジャガノートとして機能するわけだ。
今回のガレンは、
ジャガノートビルドとなる。
トップガレンのストーリー
- 序盤は握撃をしつつ無難に戦う
- 心の鋼を買う
- 心の鋼を溜めつつファームして装備を揃えていく
- 覇王のブラッドメイルまで完成したら最強
- ドラゴン4つ取って勝利
1 ラストヒットを取りながら握撃を準備して、
QとWを使って握撃をするだけ。
2 ガレンにはパッシブとWしかHPレシオはないが、
実はサイオンやチョ=ガスなどにも、
そんなにHPレシオはない。
3 QとWがあるので、
鋼は比較的溜めやすいほうだ。
心の鋼ガレンの最大の強みは、
自前のワーモグ効果である。
敵に突っ込んでいき、
鋼の音を響かせたら、
倒されないように帰って来る。
これを繰り返して、
相手チームをウンザリさせていこう。
トップガレンのキーストーン候補
- 不死者の握撃
- 征服者
- フェイズラッシュ
1 新ガレンの基本キーストーンになるはずだ。
2 低レベル時は以前より少し弱くなったくらいなので、
組み合わせによっては征服者も強いはずだ。
3 CCがないチャンピオンのフェイズラッシュは、
必ず高火力が必要になる。
クリティカルビルドが消えた今、
忘れたほうがいいだろう。
メイン不滅
- 不死者の握撃
- 打ちこわし or シールドバッシュ
- 心身調整 or 息継ぎ
- 超成長 or 気迫
- 魔法の靴+ビスケットデリバリー
2 シールドバッシュは機能しやすそうなのだけど、
意外と使いにくい。
3 スケーリングなら心身調整。
高耐久力チャンピオンの息継ぎは、
レベル1から18まで役に立つ。
4 気迫は特定のチャンピオン対策で入れる。
5 究極のスケーリングを考えなければ、
この組み合わせが簡単だ。
ルーンのかけら
- 好きなもの
- アダプティブ or スケーリング体力
- 体力+65 or スケーリング体力
1 攻撃速度を入れてもEの回転数には影響しない。
アダプティブが無難だと思うのだけど、
別になんでもいい。
今回はQからのバーストダメージが必要ないからだ。
2 アダプティブのほうがラストヒットが取りやすい。
3 体力+65のほうが、
不死者の握撃をしやすい。
心の鋼があるので、
スケーリング体力にこだわらなくてもいい。
サモナースペル
- フラッシュ+イグナイト
- フラッシュ+テレポート
1 ガレンはノーマナチャンピオンだし、
イグナイトとRとの組み合わせが強いので、
今回も無難な組み合わせになるはずだ。
2 WとEを上げると、
Qを最後に上げることになる。
アーゴット並に機動力がないので、
今回はテレポートでもいいかもしれない。
とにかく足が遅い。
スキルオーダー
- レベル1~3までは好きなスキルを1個づつ取る
- レベル4以降はR>W>E>Q or R>E>W>Qの優先順位で取る
1 良いと思った順番で取ろう。
2 Wは大幅にバフされたが、
レベル1だと以前より弱い。
なのでW上げを強いられているような気がする。
Eもクリティカルビルドじゃなければバフなので、
このスキル順になるだろう。
Wを使うタイミングが明確なメレーには、W上げでも強いはずだ。
簡単なコンボ
- AA>Q(>E)
- E>W
- AA>E
- E>AA>R
1 レーン戦序盤で使うコンボ。
Q単発でもいいが、
機会があるならAAを挟みたい。
2 相手の突進技に合わせるコンボ。
簡単なコンボだが、
ガレンを使い慣れてないと出せない。
W>Eでも、W+Eでも出る。
3と4 なるべくAAを挟みたい。
トップガレンのアイテムビルド
- 基本的に、サイオン、ムンド、シェン、チョ=ガスのような装備を買う
- 心の鋼、ソーンメイル、覇王のブラッドメイルは必須だと考えていい
- ワーモグアーマーは必要ない
- サンダードスカイは効果が出やすい
- タイタンハイドラは効果が出にくい
2 心の鋼とソーンメイルは高HP装備では必須だ。
ガレンはADレシオが高いので、
覇王のブラッドメイルも必須と考えていい。
3 パッシブに似たような効果があるからである。
これはかなりの強みだ。
4 意外かもしれないが、
ムンドやサイオンなどは
最終アイテムでサンダードスカイを買う時がある。
ガレンのサンダードスカイは、
そういったチャンピオンに比べると当てやすい。
5 Eに効かないからだ。
スタートアイテム
- ドランシールド+体力ポーション
- ドランブレード+体力ポーション
1 何も考えずに買っていこう。
2 一部のチャンピオン相手には有効だけど、
忘れてしまっていい。
ファーストアイテム
- 心の鋼
- サンファイアイージス
- ホロウレディアンス
1 基本。
2 シェンで初手タイタンハイドラを買うのは、
負けレーン時である。
プッシュ力の関係で、
心の鋼ではなく、
バミシンダー系が必要になった時に買おう。
3 サンファイアのMRバージョンと考えればいい。
初手に買いたいところだけど、心の鋼はセカンドから買っても大丈夫だ。
今回は心の鋼を買ったことにする。
ブーツ
- プレートスチールキャップ
- マーキュリーブーツ
- スイフトネスブーツ
1と2 基本ブーツ。
今回からバーサーカーファーストは無しで。
3 勝ってる時に買うと強い。
スロウ対策時にも買う。
セカンドアイテム
心の鋼の後は、
ファームのためにアイテムを
急いで買うのが基本だ。
シェン、ムンドならタイタンハイドラで、
サイオン、チョ=ガスならバミシンダー系である。
- 覇王のブラッドメイル
- サンファイアイージス
- ホロウレディアンス
1 ガレンはタイタンハイドラは効きにくいので無し。
バミシンダー系は全然悪くないが、
まともなADレシオがある。
そこまで心の鋼が溜まっていなくても、
この時点の覇王のブラッドメイルはHP満タンでも75前後のADが稼げる。
なのでコレがいいだろう。
2と3 相変わらず悪くない。
覇王のブラッドメイル3300ゴールドに比べると、
2700と2800かつ、
バミシンダーの時点でファーム速度が上がる。
セカンドはファーム速度の上がるアイテムを買わないと、相手の森を荒らせない。
他の鋼チャンピオンでも同じなので覚えておこう。
サードアイテム
- デッドマンプレート
- 自然の力
- ステラックの篭手
- 終わりなき絶望
- ソーンメイル
1 普段よりずっと足が遅いので、
デッドマンプレートは攻守ともに頼りになるはずだ。
心の鋼をして帰ってきやすい。
2 スピリットビサージュでもいいのだけど、
ガレンならば自然の力のほうが自然だろう。
3 ガレンは基礎ADが高いので、
ステラックの篭手は効きやすい。
今回は心の鋼もあるので、
普段よりずっとシールドが厚い。
4 育ってる時に買うと強い。
高HP装備の場合は、
ステラックの篭手よりも耐久力が高くなる場合が多い。
※ ただし終わりなき絶望はファーム速度がまったく上がらない。
5 すぐに進化させても、
あんまり強くはない。
ただ高HPビルド時は、
最終ビルドに必ず組み込みたいアイテムだ。
ルインドキングブレードがあるからである。
フォースアイテム
- サードアイテムから買う
フィフスアイテム
- サードアイテムから買う
- サンダードスカイ
- 変幻自在のジャックショー
- ランデュインオーメン
心の鋼、ブーツ、覇王のブラッドメイル、ソーンメイルで4枠埋まる(と決めつけていい)。
以前のガレンでは
- デッドマンプレート
- 自然の力
- ステラックの篭手
の3つが圧倒的な採用率だった。
今回も同じように組み込みやすいはずなので、
何も考えずに前者と後者のアイテムを組み合わせると
- 心の鋼
- ブーツ完成品
- 覇王のブラッドメイル
- デッドマンプレート
- 自然の力
- ソーンメイル
このようになる。
前半は心の鋼を響かせて、
中盤以降は以前と同じような高機動力だ。
※ ファントムダンサーがないので8%遅い。
状況に合わせて防具を買えたほうが
耐久力を稼げるのだけど、
これだけでも戦えるはずだ。
ガレンの元々高いスケーリングに加えて、
心の鋼+覇王のブラッドメイルがある。
後半は最強クラスなのは間違いないので、
その分集団戦のプレイングも簡単だからだ。
終わりに
- ガレンのリワークと新しいアイデンティティ
- Wスキルの高レベルでの強化: ガレンの「W」スキル(勇気)は、レベル2以降で大幅に強化され、中盤から終盤にかけての彼の耐久力が著しく向上しました。これは、彼の新しいビルドパスに影響を与える核となる変更点です。
- ジャガーノートとしてのプレイスタイルへの移行: 今回のリワークにより、ガレンは以前のダメージ重視、クリティカル中心のビルドから離れました。彼は今、チョ=ガスやドクター・ムンドのようなジャガーノートチャンピオンとして機能し、耐久性の高いダメージディーラーとして長期的な集団戦で活躍します。
- Wスキルの序盤の弱体化: ガレンの「W」スキルは高レベルで強化されましたが、レベル1での効果は以前よりも弱くなりました。これは、リワーク前のガレンと比較して、レーン戦の序盤がやや弱くなったことを示唆しています。
- Eスキルのクリティカルダメージのナーフ: ガレンの「E」スキル(ジャッジメント)はクリティカルダメージがナーフされ、クリティカル重視のビルドがさらに推奨されなくなりました。
- ルーンとアイテムビルドの優先順位の変更: 分析では、耐久力と体力スケールを重視する不死者の握撃がガレンの主要なキーストーンとして強く推奨されています。また、新しいW上げのプレイスタイルとのシナジーから、心の鋼が必須とされています。
- ゲームプレイとアイテム構成の詳細
- 「ワーモグアーマー」の冗長性: ガレンの固有のパッシブはワーモグアーマーと似た効果を提供するため、このアイテムは冗長であり、彼にとって効率的ではありません。これにより、より影響力のあるタンクアイテムのためのアイテム枠が確保されます。
- 「ストライドブレイカー」と「タイタンハイドラ」の限界: ストライドブレイカーはクリティカルビルドがなくなったため有効ではなくなり、タイタンハイドラはガレンの「E」スキルと完全にシナジーしないため、効果が薄いとされています。
- ビルドにおける移動速度の重要性: 新たなタンク能力にもかかわらず、Qを最後に上げるため、ガレンの基本移動速度は遅いと指摘されています。そのため、デッドマンプレートのようなアイテムは、攻守両面で頼りになり、エンゲージやディスエンゲージを効果的に行うために有効です。
- タンクアイテムにおけるファーム速度の考慮: 特に心の鋼の後にタンクアイテムをビルドする際には、ファーム速度を向上させるアイテムも考慮することが重要です。分析では、一部の強力な防御アイテム(例:終わりなき絶望)がファーム速度に寄与しないことが強調されています。
- 終盤の支配力: 推奨される「心の鋼」と「覇王のブラッドメイル」のビルドにより、ガレンは耐久力とダメージ出力が融合した強力な存在として、終盤の集団戦を支配する能力を持つと予想されます。
さて、今回のガレンのリワークは、まるで古びた地図を新しいものに書き換えるようなものだった。
そこには見慣れた道のりもあれば、思いがけない新しい道も拓けている。
かつては、まっすぐな道を力強く突き進む一騎当千の剣士だった彼が、今や、どっしりと構え、嵐の中を泰然と歩む巨人のような存在へと変貌を遂げた。
それは、まるで人生のようにも思える。
いくら強大な力を持っていても、時には立ち止まり、自分自身の内側を見つめ直し、新たな地平を目指す必要に迫られる。
ガレンは、その変化の波に乗り、新たな自己を獲得した。
彼の剣は、もはや一点突破の鋭さだけでなく、大地を揺るがすような重厚さをも帯びている。
この変化が、あなたにとってどんな風景を見せてくれるのか。
それは、ただプレイするだけでなく、彼と共に新たな物語を紡いでいくようなものかもしれない。
時には戸惑い、時には歓喜し、そのすべてが、デマーシアの新たな伝説となるのだ。
さあ、彼の剣を取り、この新しい旅路へと踏み出そう。
そこに広がるのは、きっと、これまでとは違う、深淵なる戦場のリアリティだ。
記事中にも少し書いたが、
心の鋼を買うチャンピオンは
意外とHPレシオが少ない。
圧倒的にHPレシオが効いてるのはムンドだけだ(多分)。
チョ=ガスはRのダメージが少し上がるだけだし、
サイオンはWの威力と耐久力上がるだけ。
なので別にガレンの鋼も、
LoL全体で見れば不自然じゃない。
LoLを長くプレイするとわかるのだけど、
- スケーリングが高いチャンピオンはプレイしていて楽しい
反対に低いチャンピオンやサポートはティルトしやすい。
将来に対する見通しが立たないからだろう。
人生と同じだなと、
ティルトしてるサポートを見るたび思う。
最後に1つ
- 先出しするつもりならヴェインはBANすること
をおすすめしたい。
おまけ クラウンガード家は公爵家に近いはず
つまりピッコマ漫画でいうと
- ガレンは主人公の女性にだけ優しい冷血公爵
- ラックスは転生した悪役令嬢
に近いのかもしれない。