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【パッチ25.17】ガレンでカミールに勝つ方法【フラッシュ+イグナイトを持っていってはいけない】

ガレン対カミールは昔からガレンが不利とされている。

ガレンが戦うメレーの中では、
最も不利なことが多いのがカミールだ。

正直そこまで不利には感じないのだが、
統計上では全然勝ててない。

ガレンのほうが後半圧倒的に強いので、
CS数が五分ならば圧勝な組み合わせのはずなのだが、
ダリウスよりも負けている。

今回は

「どうすればカミール相手に序盤から有利を作れるのか?」

「どうしてカミールにガレンは負けるのか?」

それについて書いていきたい。

不利なマッチアップを覆し、
勝利を掴むための考え方を一緒に学んでいこう。

それでは

「LoLGaren!ガレンでカミールに勝つ方法!! 始まります!」

この記事はパッチ25.17の時に執筆されました。
しかし、一般的なゲーム知識に基づいており、特定のパッチバージョンに限定されるものではありません。

どれくらいガレンがカミールに対して不利なのか

LOLALYTICS 2025/09/03
LOLALYTICS 2025/09/03

レーンでのダメージトレードが不利なのはわかるが、
カミールはハラスがそこまで激しくないし、
後半はガレンのほうが圧倒的に強い。

どうしてこんなに負けているのか、
理由は簡単だ

  • フラッシュ+イグナイトに対して、テレポート+イグナイトが強いから

である。

普通のレベルのプレイヤーならば、
2人とも別に意識して入れているわけではない。

ガレンのEで征服者が溜まらなかった時代は、
ガレンは不死者の握撃がメインだった。

その当時は圧倒的にトリンダメアに対して有利だったのだが、

LOLALYTICS 2025/09/03

今はこうなっている。

それに近い。

いつも通りの戦術だとガレン側が不利なのだから、ガレン側の工夫が足りない。

LOL全般での話 レーン戦での負けパターン

  • 相手のスキルコンボとキルラインを知らない
  • 対戦経験がない、あるいは少ない組み合わせである
  • ビルド選択をミスる(MRを積まない、サステインを軽視するなど)
  • まともなビルド(攻撃的なAPアイテム優先)をしているから勝てない

ガレンでカミールに負ける理由は、
3が一番近いだろう。

相手はテレポート+イグナイト+握撃+パッシブで、
消極的にレーン戦をこなすのに対して、
フラッシュ+イグナイトで頑張ろうとする。

カミールのパッシブはHP20%分のシールドが貼られるので、
同じタイミングでAAする組み合わせだと、
ダメージトレードに勝つのは無理だ。

ほぼ不可能と考えていい。

本来はガレン側が「見」の組み合わせだ。

カミールのビルド

キーストーンは、

  • プレスアタック
  • 征服者
  • 不死者の握撃

のどれかが採用される。

どれを採用しても、
シールドバッシュは確実に入れてくる。

レーン戦が強い順番は

  • 不死者の握撃>プレスアタック>征服者

中盤以降の集団戦で強い順番は

  • 征服者>プレスアタック>不死者の握撃

と逆になっていると考えていい。

カミールの一般的なキーストーン握撃ビルド

  • トリニティフォース
  • プレートスチールキャップ
  • ラヴァナスハイドラ
  • 残り3枠はそれっぽいファイターアイテム

カミールのストーリー(ゲーム内での役割)

  • 序盤のレーン戦は消極的に戦う
  • 味方が戦っている時にEで横から入る
  • 集団戦では相手の後衛を倒す

スキルでの機動力が高く、CCも持っているので、ソロキューでは後半全然強くないタイプだ。

カミールの弱点

カミールが苦手とするチャンピオン性能

LOLALYTICS PLATINUM+ 2025/09/03
LOLALYTICS DIAMOND+ 2025/09/03
  • パッシブが効果的でないチャンピオン

わかりやすいのがレンジド相手だ。

AAをしないとパッシブは発動しないからである。

ティーモやジャックスみたいなスキルにも弱く、
特にティーモはレンジドでもあるので、
序盤ジャングラーのガンクが決まらなければ、
まず勝てない組み合わせとなっている。

ガレンの場合は、ジャックスみたいな戦い方を目指すといい。
ジャックスは全時間帯、不死者の握撃でも征服者のカミールをボコボコにできるので、ただファームしているだけで勝てる。

カミールは全てのスキルがわかりやすい

  • Q2段目、W、E

全てシールドで簡単に反応できる。

レーン戦でQ2段目を無警戒で受ける人もいないだろう。

カミール相手の時は、ガレンWを使うタイミングがわかりやすい。
正直Eで突っ込む時に明確な解答があるチャンピオンは、カミール側としては厳しい。

カミールはプッシュ力がない

テレポート+イグナイトなので、
相手のタワー前で押しきれないと、
相手のガンクを受けて倒される。

しかしティアマットを買うのは、
トリニティフォースの後だ。

カミールは相手がレンジドじゃないと、
積極的に攻められない。

そういった弱点があるからこそ、
テレポート+イグナイトなのではないかと思われる。

カミールのプッシュスキルはQしかない。
同じティアマットチャンピオンの、フィオラやワーウィックより遥かにプッシュ力が低い。

カミールが苦手とするアイテム

  • 心の鋼
  • 毒蛇の牙

1 味方のトップがタンク同士なのに、
何故か味方のマルファイトやオーンだけ心の鋼を買ってない。

こういう試合は結構ある。

おそらくその試合あなたは

「ふざけるなよアイツ」

と思ったはずだ。

カミールが心の鋼に弱い理由は2つあって、
1つは握撃にも関わらずカミール自身が買いにくいこと。

2つめはQの2段目が確定ダメージであることだ。

R時のAAはHP割合ダメージではあるものの、
とりあえずカミールにはHP防具が比較的有効である。

2 上のビルドを見た時に思った人も多いだろう。

「パッシブとステラックの篭手はどちらもシールドが付くよな」

と。

なので最初に運よく1~2キル取れたら、
初手に毒蛇の牙を買うのも悪くないだろう。

レーン戦で相手だけ心の鋼を持っていたら、仕組み的に不死者の握撃を当てに行けなくなる。

対カミールのガレンビルド

ファーストアイテム候補は

  • ストライドブレーカー
  • トリニティフォース
  • 心の鋼
  • 毒蛇の牙
  • サンファイアイージス

の5つだ(一般的なアイテム2つと、カミール戦で有効そうなの3つ)。

1 勝っているレーンならば悪くない。

2 シーン効果を活かしてQを当てに行く。

しかしカミールにはパッシブがあるので、
そのダメージトレードは勝ち目がない。

辞めたほうがいい。

3 W上げでカミールのスキルを防ぎながら、
相手の握撃ハラスに対してこちらも握撃を返せる。

4 トリニティフォースで勇ましくダメージトレードするよりは、
HP20%シールドがHP10%シールドになる毒蛇のほうが良さそう。

ただあらかじめ勝ってないと勝てるわけがないので、
ファーストリコールまでに味方のガンクが決まった時とか、
2対2を制した時に買おう。

5 カミールのパッシブに対して強いが、
初手に買ってもスケーリングが低い。

そこまで激しいレーン戦にならないので、
そういう時は心の鋼のほうがいい。

カミール戦のビルド考察

スタートアイテム

  • ドランシールド+体力ポーション

いきなり相手のタワー裏でファームできるのであれば、
カルやロングソードもいいが、
相手が5人でボットインベイドしてない限り、
まともな相手なら99%通らない。

ブーツはどうするか

カミールはADチャンピオンかつ、
R中は少しAAキャラだ。

プレートスチールキャップが有効かと思いきや、
やはりQ2段目が確定ダメージなので避けよう。

※ プレートスチールキャップのAA10%軽減も効かない。

なので

  • バーサーカーブーツ
  • スイフトネスブーツ
  • アイオニアブーツ

から選ぼう。

今回は心の鋼ビルドなので、
勝利者ブーツ時はアイオニアブーツ、
敗北者ブーツ時はスイフトネスブーツが良い。

ただ面倒なのであれば、
スイフトネスブーツ固定でもいい。

ルーンおよびキーストーン

  • 序盤のダメージトレードで勝てない
  • フラッシュ+イグナイトが相手のテレポート+イグナイトに弱い

というわけでガレン側の戦略は

  • 「五分のファームをして、スケーリングで勝つ」

これで行きたい。

  • メインキーストーン
    • 不死者の握撃
    • 打ちこわし or シールドバッシュ
    • 心身調整 or 息継ぎ
    • 超成長
  • サブ
    • ビスケットデリバリー+魔法の靴

1 メインキーストーン

相手が不死者の握撃ということは、
こちらも不死者の握撃ができるということ。

2 サブルーン

よくある不死者の握撃パターンだ。

ガレンはノーマナなので、
マナフローバンドを入れる機会がないので、
不死者の握撃時はビスケットデリバリーになる。

サモナースペル

  • フラッシュ+テレポート

別に不死者の握撃じゃなくても、
カミール戦はテレポートを入れてファームするのが有効だ。

スキルオーダー

  • レベル1でQ or W
  • レベル2でQ or W
  • レベル3でE
  • レベル4以降はR>W>E>Qの優先順位で上げる

カミール戦は低レベル時にWを取るのがいい。

とりあえずカミールのパッシブが強すぎるので、
QやEで自分からダメージトレードを仕掛けるのは辞めよう。

どちらかというとQやEはミニオン処理に使う。

ルブランのスキルの取り方

  • R>Q>E>Wの優先順位で取る
  • WはHP回復スキルなので、レーン戦ではHP満タンの時に撃ってこない

2 マナフローバンドを入れてるなら別だ。

誰でも見えるスキルなので、
WがあればWしとくといい。

カミール戦でのダメージトレードなど

知らなければ100%負けること

  • カミールのAA時のパッシブシールドはHP20%分もある
  • Q2段目をレーン戦で気軽に受けてはいけない

1 そこまで厚いとシールドバッシュの威力もとんでもないので、
そのタイミングでオールインして勝とうと思ってはいけない。

ガレンなら一応APダメージは通るが、
特に気にしなくていい。

シールドの持続時間は2秒だ。

それが終わってからスキルを使うこともできるが、
普通そういう動きをしないので難度が高すぎる。

2 これを受けてたら絶対勝てない。

ダメージトレードなど

  • QでAAした後はMSが1秒上がる
  • カミールWの射程は610で与えた追加ダメージ分HPを吸収する
  • Eを受ける時はW+Eで返そう
  • キャノンを取る時にどうしてもQ2段目を受ける時はWを使う

1 1段目の後、こちらに歩いてくる。

2 あまり回復しないが、Wで防ぎたい。

3 難しい操作ではないが、
独特なディフェンスの動きなので、
ガレンやブラッドミアメインじゃないと難しい。

順番はどちらからでもいいが、
E>Wと撃つとブラッドミア時も使える動きとなる。

4 仕方ない。

誰でもわかる心の鋼ビルド

キーストーンは

  • 不死者の握撃
  • 打ちこわし or シールドバッシュ
  • 心身調整 or 息継ぎ
  • 超成長
  • 魔法の靴
  • ビスケットデリバリー

ルーンのかけらは

  • アダプティブ
  • スケーリング体力
  • 体力+65

サモナースペルは

  • フラッシュ+テレポート

アイテムビルドは

  • 心の鋼
  • スイフトネスブーツ
  • サンファイアイージス
  • 覇王のブラッドメイル
  • ステラックの篭手
  • 好きなアイテム

中盤以降のタイマンで勝てるようにしなければいけない。

ただ心の鋼ビルドでも、
カミールに勝つのは難しくない。

終わりに

  • ガレンは統計的にカミールに対して不利です。 統計上、ガレンはカミールにダリウスよりも負けやすいです。
  • サモナースペルの違いがガレンの不利な理由です。 ガレンの一般的なサモナースペル「フラッシュ+イグナイト」は、カミールの「テレポート+イグナイト」に対してレーン戦で劣勢に立たされます。
  • カミールのパッシブシールドが序盤のダメージトレードを不利にさせます。 カミールは通常攻撃で最大HPの20%に相当するシールドを得るため、ガレンが同等のヘルスでダメージトレードをしても勝つことはほぼ不可能です。
  • カミールは受動的な戦い方を好みます。 「不死者の握撃」と「テレポート+イグナイト」を組み合わせることで、レーン戦を無理なくこなして中盤以降にスケールする戦術をとります。
  • ガレンは守備的でスケールを重視した戦略に切り替える必要があります。 序盤から「フラッシュ+イグナイト」で積極的に攻めるのではなく、「テレポート+フラッシュ」と「不死者の握撃」を使い、五分五分のレーン戦を目指して終盤の勝利につなげましょう。
  • ガレンは序盤にWスキルを優先すべきです。 序盤のダメージトレードで勝てないため、QやEで無理に攻めるのではなく、レベル1や2でWスキルを取得して被ダメージを抑えることが重要です。
  • カミールのスキルは分かりやすく、Wスキルを使うタイミングが明確です。 カミールのQの2段目、W、Eは全て動きが分かりやすいため、ガレンはWを使って被ダメージを減らす機会が多いです。
  • カミールのシールドとHPを抑制するアイテムが有効です。 ガレンがキルを取ることができれば、カミールのパッシブシールドを弱体化させる「毒蛇の牙」が有効です。また、カミールのQの確定ダメージやRの割合ダメージを抑えるために、「心の鋼」のようなHPを増加させるアイテムも効果的です。
  • カミール戦ではプレートスチールキャップを避けましょう。 カミールはADチャンピオンですが、Qの2段目には確定ダメージがあり、プレートスチールキャップの効果を一部無効化してきます。代わりに、「バーサーカーブーツ」「スイフトネスブーツ」「アイオニアブーツ」を選ぶのが良いでしょう。
  • ガレンの目標は、CSを五分に保ち、スケールで勝つことです。 レーン戦でCS差をつけられずに生き残り、集団戦での影響力が低いカミールよりも後半に活躍することで勝利を引き寄せることができます。

一般的なビルドのガレンとカミールの戦いを、
頭の中だけで考えてみよう。

まず

  • 積極的にダメージトレードをすると、ガレンのほうが大きくヘルスが減っていく
  • 積極的にダメージトレードをすると、ガレンだけ味方のガンクが来ない
  • 積極的にダメージトレードをすると、カミールだけテレポートで戻って来る

しかし相手はフィオラやジャックスじゃないので、
後半はガレンのほうが圧倒的に強い。

積極的に戦う必要性が薄いというか、
リスクやデメリットしかないわけだ。

キーストーンは征服者やフェイズラッシュでもいいが、
とにかく序盤から勇ましく戦わないように。

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