フォーカシングとは、LOLのフォーカスと意味は一緒だ。
焦点を合わせる。例えば集団戦でヴェインを狙う時は、「Focus Veyne」とチャットを打ったことがある人も多いだろう。
心の中の、もしくは自分の内面のモヤモヤしたものに焦点を合わせるのが、フォーカシングという方法だ。
実際の私達は、取り組むべきことを知っているのだけど、実際は行動しないことが多い。
もしくは、やるべきことは知っているのだけど、行動できない。といったパターンが珍しくない。
むしろそういったパターンのほうが、ずっと多いのが普通だ。
LOLで新しいロールを始める時や、試合後にレーンに出る時、何かモヤモヤしたものを感じればどうなるか? 技術は身につかないし試合に勝てない。
外が雨の日は、出かける用事があってもためらってしまうものだが、LOLで同じ心境では話にならないのである。
ゲームは娯楽なので、やりたいからやる。つまりプレイヤーは100%近いパフォーマンスを発揮するからだ。
今回の記事では、LOLでもLOL以外でも、モヤモヤしたものを解消する方法を書いていくことにする。
まずは簡単なやり方から書く。
この記事はパッチ10.25の時に執筆されました。
フォーカシングのやり方
村上春樹の小説、ねじまき鳥クロニクルで、主人公が井戸でやっていた方法に近い。実際に作者である村上春樹もこのような方法を良くしているらしい。
例のごとく、私はLOLに関してあまりに戦闘工芸すぎるので、モヤモヤしたものがなかった。
なので別な例でフォーカシングをした時のことを書かせていただく。
実際にフォーカシングをしてみた 1~4まで
3番まで進んだ時に、すぐに気になることが思い浮かんだ。
文章を書く前に構えてしまうということだ。
私はある程度人よりも文章を書けるのだけど、こういった記事を書く時にはやはり、少しだけためらってしまう。
あなたはLOLを起動して、ソロキューを入れる時、いちいちためらったりしないでしょう? トイレに行くときに決心したり、お風呂に入る時に構えたりしない。
私は世代じゃないので、そこまで詳しくないのだが、北斗の拳という漫画にサウザーという人物がいる。サウザーは相手が弱いという理由で、防御の型を取らない、つまり構えない。
実際人と殴り合うわけではないのだから、こうやって文章を書くのは、お風呂に入るのと同じくらい安全なわけなので、いちいち構えるのは話がおかしい。
5まで進んだので、次は5に移っていく。
再びお腹に集中して、選んだイメージを思い浮かべる 5~7の実行
5 頭に思い浮かんだのは、ボーリング玉くらいの大きさで、チョコレートの塊のようなドロドロしたものだった。文章では表しづらいが、ソレは少し溶けかかっていた。
6 焦点を合わせて見ると、次第に秋の山道を歩いているような景色に変わった。
7 イメージの変化に付き合っていくと、冬の山道に変わり、山を抜けて海に出た。
フォーカシングを終えた結果
焦りについては簡単だ。思考はすぐに成果が出るものじゃないし、記事だってすぐに書き終わるわけではない。
書き終えた時は楽しいのだけど、もう少し書いている最中を楽しめるようにしないといけない。
自己目的的、試合に勝つから楽しいのではなく、後出しヴェインでガレンをボコっているから楽しい。というふうになるのが理想だ。
山道と海について
ドロドロした巨大チョコレートは焦り。秋の山道や冬の海は、社会から遠ざかっていく感覚を表しているのだと思った。
社会学的に言うと、我々は表層で関わり合って生きている(ドラマツルギーと言います)。この記事で私が書いたのは内面である。
なので、あなたが他の私の記事を見たことがあるならば、文章表現が普段と随分違ったふうに感じたはずだ。
自分では普段は論理的な文章を書いているつもりだ。そして私のLOL論理がLOL力を支えているのだから、内容も悪いものじゃないと自分では考えている。
しかし今日の記事の内容はどちらかというと、詩とか、歌の歌詞に近い。
何か考えるという行為は、私の中だと人から遠ざかる行為に近かった。さきほど歌の歌詞と言ったが、世の中の歌は80%恋愛について語ったものらしい。
だから恋愛と金以外のことは考えるのは、俗世(世の中)を離れているように感じたのだろう。
普通の人は、普段自分が考えている人生観や哲学を言わない。表層で関わっているからだ。
そう考えると、別に何かを考えることは人から遠ざかっているわけではなく、むしろ内面に近寄っている。そう考えたほうが自然である。
内面のモヤモヤと折り合いをつけることができた
あなたは猿の毛づくろいを知っているだろうか?
人間でいう世間話と一緒で、猿は仲間同士で毛づくろいをする。
「群れの一員ですよ」ということを示すために必要な行動であるらしい。我々も会話という効率の良い方法で毛づくろいをする。
私はTwitterなどで毛づくろい感を出していないので、そこらへんが課題なのかもしれない。
とりあえず、自分の内面を出しまくる人など滅多にいないのだが、それは何も考えていないことを意味するわけではない。
世間の人はあまり口に出さないだけで、色々なことを考えている。
そういったことがわかっていなかったのかもしれない。傲慢であった、というわけだ。
終わりに
最後に、執筆する時のモヤモヤをフォーカシングした結果をまとめておく。
難易度としてはそこまで難しくはないので、中ぐらいの難易度だと思った。
手順はそこそこあるが、紙とかペンを使わないので、慣れればお手軽にできる。
LOLの試合中に味方に向かってハテナピングを鳴らす人がいるが、アレは考えずとも異常な行動だ。本人も自覚をしているが、止められないのかもしれない。
普通の男性は世の中に存在しないし、普通のルックスの女性がいたらエレメンタリストラックスくらいの美人だろう。
誰にでも簡単に言語化できないような、厄介な問題があるのが普通である。
あなたも是非フォーカシングを試してみてほしい。
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