昔から人にゲームを教えることは多かったのだけど、思えばコーチングの本を読んだことはなかった。
単純な理由を1つ挙げてみれば、友人に何かを教えるのに、わざわざコーチングの本を見てから教える人は珍しいからだろう。
つまり
- 今から人に教える物事の知識
- コーチングの知識
2つ揃わないと教えてはいけない、なんて常識はないからだ。少なくとも友人に対しては。
というわけで、本日の記事はコーチングの基本について書く。
この記事はパッチ11.4の時に執筆されました
コーチングの基本はチャンク・ダウン
チャンクとは、1つのまとまりのこと。
LOLに次のような関係がある
- チャンピオン>ファイター>ガレン
人間でいうと
- 人類>日本人>男性>私
つまり
- 左に行くのがチャンク・アップ
- 右に行くのがチャンク・ダウン
生徒にチャンク・ダウンさせるのが、コーチの役割らしい。
ガレンでナサスと戦うことに質問してきたシルバーへの例
先日Discordで
「ガレンとかアーゴットで
タイマンに特化したアイテムねえか」
※ 原文そのまま
シルバーの友人に質問をされた。
ソレに対して私は
「相手によって違うから
マッチアップ書いてもらわないとわからない」
※ TwitterやDiscordで 。 を付けないのは、話し言葉だからなんだそうだ。
コーチングの本を読む前の会話なのだけど、見事にチャンク・ダウンできていると言える。
向こうの質問の仕方も、私の返し方も雑なのは、友人だからだろう。
やっとナサス戦だとわかる
シルバー「相手ナサス
ロンソ詰め替えスタート、打ち壊しイグナイト
中盤くらいまで調子よかったんだけど途中から勝てんようになった
まぁ途中からナサスに勝てねえのは当たり前なんだけど
そういうのを覆すアイテムねえか」
私「回復半減買った?」
「ソンメ買った
そもそもミシックが分かんねえ
ストライドブレーカーは自分がめっちゃ強い時に相手を捕まえるアイテムだと思ったから」
「普通はストライド、相手殴れるならディヴァイン」
「ナサス相手弱いだろうと思ってTFにした
TFかディバインか迷ったけど」
「TFはAA時効果が発動しねえ」
「ディバインだったか」
「5発殴らないといけねえからダメ
つか
QとEどっち先に上げた?」
「E」
「Qだよナサス相手
相手がQでCS取るところにAA>QとかQを当てるんだから」
次にルーンの話になった
「ナサス相手だとメイン征服者で、最後の慈悲かな。サブはなんでもいいけど不滅だと
打ちこわしと息継ぎ、もしくは打ちこわしと気迫になるかな」
「生気付与にした
パッシブとWが強くなるかと思って」
「気が狂ってる
それをみんな妙に避けているのはなんでかっつうと
超成長でもパッシブとW強くなるからだな
よっぽどソラカとかジャンナじゃないと入れない」
その後は、味方にシールドを貼るチャンピオン以外は、生気付与はまずセットしないみたいなことを長々と書いた。
サポート以外はキャリーだからだ。
マッチアップのチャンク・ダウン
ナサス戦のチャンクを1つダウンさせると、こうわかれる。ちょうど先程の会話と似たような内容になる。
LOLのレーン戦は、上に書いた要素を覚えていき、その要素をマッチアップとしてチャンク・アップしていくのが良いだろう。
こういった分解するといった手法を他に挙げてみよう。
物語じゃない読書
物語形式になっていない本を読む場合、章や見出しごとに細かく内容を分類しないと、覚える以前に理解できないことが多い。
私の経験になるが、漠然と読むといった方法では、難しい本の場合は理解するだけで数ヶ月かかる。
もちろん寝食を忘れて読むといった熱心さがあれば、すぐ覚えるのだけど、普通はそうじゃない。多少面倒くさいと思って読む。
学習学的な話をすると、短期記憶を通すには、小さい情報にしないと通らないからなんだそうだ。
基礎は大事、という事実である。
終わりに
あなたも何か人に教える時は、かたまりをほぐす(チャンク・ダウン)ように教えること。
また自分で何かを覚えようとする時も、チャンク・ダウンさせること。
もちろんコーチの役割は色々あるのだけど、今回の記事では、とりあえず基本の役割だけ書いてみた。
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