先日3日連続でコーチングをした時
そのうち二人がタロンを使っていたので教えた。
- 最初のメレーミニオン3体のラストヒットの取り方
- 序盤のレーン戦
- 序盤のイベント
- イベントに合わせて行動すること
- その行動の仕方
3:30秒でトップスカトル戦が始まるのだから、
HPを残しておかないといけない。
イグナイトがあるなら、なおさら。
という話だ。
その後ことあるごとにボットを見ながらプレイして、
ガンクが刺さる気配があるならWでプッシュして、
Eで移動してガンクする。
こういったことを教えた。
もっとずっと色々なことを
実際にやらせながら教えたのだけど、
簡単に書くとこんな感じである。
※ 実際にやらせると定着率が高いので、LOLは いつもそのように教えている。
この記事はパッチ13.23の時に執筆されました。
試合が始まったら、後は勝手に動く
ゲームは腕に関係なく、
始まったらフロー状態になるようにできている。
フロー状態とは、
- 課題の難度と自分の実力が釣り合っていると、時間を忘れるような集中した感覚になる
みたいな意味だ。
フローの時間が多ければ、
上級者は無理だけど、
中級者くらいには自然になるみたいに言われている。
確かにゲームは、
- 初心者でもプロでもフロー状態に入りやすいようにデザインされている
- じっとしていたほうがいいという場面は少ない
特に2は顕著で、
LOLの場合も動かない(比喩じゃなくて本当に)ほうが良い時とは、
ブッシュで敵を待ち構える時くらいだ。
敵が射程内に入った瞬間に殴らない時とは、ブッシュで待機している時くらいじゃないだろうか?
プレイの仕方
- 普通のプレイヤーは目の前の出来事に飛びつく
- 手練のプレイヤーは計画通りにプレイする
LOLは戦略的なゲームなので、
2のプレイが望ましい。
本当は1を続けて、
自分から2に以降するのが良い(と私は考えている)。
しかし少なくない金額を払ってきている人に
頑固ラーメン屋みたいなことは言いにくい。
というか仕組み的に
何千時間もLOLについて思考しなければ、
2まで到達しない。
大きくショートカットするために、叩き込んでいくわけだ。
実際の上級者のプレイ方法
- 試合中は何も考えずにプレイする
- 何も考えずにプレイしても機能するように、試合時間外で訓練する
2がLOLに限らず練習のメインで、
一言で言うのは難しい。
なので、あなたのヒントになりそうなことを書く。
名前は伏せるが、
今も活躍しているプレイヤーは、
プレイする日と考える日を分けていた。
僕は陸上でしかできないことも大切だと考えています。
ジャンプに関しても、スケートに関しても、スピンに関しても、フォームや考え方が大事だと思います。
それらの分析をオフの間に行います。
それは、自分自身で考えてやります。
これが今は物凄く大事で、いろいろなことをノートにとっていますが、やはり分析をした後が一番、調子が良い。
だから僕にとっては、その過程が大切だと考えています。
それで、2日練習し1日休む、3日練習し1日休むという1週間のスケジュールを守っていましたが、これによってメリハリをつけやすくなりました。
羽生結弦 夢を生きる 73Pより引用
ホワイトデスとブラックデスとグレーデス
- グレー時間クレンジング
というライフハックがある。
詳しく説明しないので、
ニュアンスだけでわかって欲しい。
※ 詳しく知りたい人は検索してみよう。
グレー時間クレンジングと手法は違うが、
LOLハックの話をする。
私はリーシンを結構使う。
15/3/10
という戦績の時に、
「どうして3デスしたんだろう?」
と思ってリプレイを見た。
シチュエーションは
- インベイド時に5対5になった
- ドラゴンを取った後に戦闘になった
- ジンが敵のCCを受けた時にWをした
1 WかEを取れば良かったかもしれないが、
ベストエフォートだった。
その5対5はコチラが大きく勝ったからだ。
ポーションも開幕飲んだし、
フラッシュも使った。
2 1人で3キルくらいした。
こちらのHPが低い時は、
Q2段目の最中に自分にW>W。
これがタイトロープを制するコツだ。
3 リーシンのWが強いものだから、
助けられると思って使う時がある。
しかし自分がスノーボールしてたのだから、
ジンを殴りに来る相手にQを撃つべきだった。
コレはリーシンを使っている人は、
よくするミスだろう。
1と2がホワイトデスで、
3がブラックデスだ。
厳しく見れば1と2もブラックかもしれないが、
試合時間が伸びた今、
リーシンなんてピックしてる時点で勝つ気は薄い。
なので自己評価は甘い。
戦闘やガンク時の操作も適切かどうか見るのだけど、おかげさまでそちらは最近大丈夫なことが多い。
どうして1日の過ごし方で納得する日がないのか?
「リプレイなんかないから」
それもあるが、
とりあえず先程のLOLプレイ方針を再び貼る。
- 普通のプレイヤーは目の前の出来事に飛びつく
- 手練のプレイヤーは計画通りにプレイする
計画通りに余暇の時間を過ごしたことなんて、
人生で3回くらいしかない。
記憶にあるのは1回だけだ。
LOLは30分、
1日は起きてる時間だと16時間なので、
32倍長いと言える。
執筆の話になるが、
長さと難度は次のようになる。
- 2000文字 初めたばかりの人でも書ける
- 4000文字 2000文字に比べて労力は3倍、難度は10倍
- 10000文字 プロの人でも1日で書けば死にそうになるらしい
LOLの30分は、
2000文字の難度じゃない。
難度的には5000文字くらいな気がするのだけど、
完全な体感なので気にしないで欲しい。
つまり16時間のスケジュールを守ったり、
考えたり、ルールを把握したりするのは、
至難の業ってことだ。
ゾロサークル
ゾロサークルとは、漫画『ONE PIECE』のキャラクターであるロロノア・ゾロとヴィンスモーク・サンジのカップリング(CP)を指す言葉です。
Bardに聞きました
🤔
ゾロサークルとは、
幸福優位論に出てくる手法だ。
映画のマスク・オブ・ゾロの修行方法と同じように、
最初は狭い円(範囲)で身体を動かせるようにして、
徐々に広い円に以降していくことである。
LOLだと
- ファーストリコールまでの手順を考える
まずはそれから始める。
上級者はバカみたいに複雑かつ細かく手順を詰めているが、
初めたばかりの初心者でも必要なことだ。
能力や認知力が低くても、おおがかりな工夫をしなくても、体調が万全じゃなくても取り組めるのが、ゾロサークルのメリットである。
1日の間、30分の過ごし方だけを考える
仕事が激務だったら、
余暇の時間は30分しかないかもしれない。
そういう人は少ないだろうという前提で書く。
3時間はあると考えてみよう。
ゾロサークルの手順を書くと
- 3時間のうち30分だけ考える
- その30分のスケジュールを守る
- 2ができるようになったら、範囲を広げていく
コレだ。
ゾロサークル掃除編
- 部屋を掃除する
- 範囲を決める
- その範囲だけを掃除する
- その範囲だけを汚さないようにする
- 4が守れるようになったら、範囲を広げていく
コレだ。
終わりに
- 何も考えずにプレイしても機能するように、試合時間外で訓練すること
- ゲームは始まったら勝手に動く
- 現実での余暇の時間では、やって良かったと思えるようなことは勝手にしない
- LOL内では、普通のプレイヤーは目の前の出来事に飛びつく
- LOL内では、手練のプレイヤーは計画通りにプレイする
- ゾロサークルという手法を使う
- 1日の理想的なスケジュールなんて計画しないこと
あらゆる本に書いてあることだけど、
難しいことは小さく分解して考える必要がある。
ただそれだけの話だ。
しかしゾロサークルは実際の身体的動作の話なので、
具体的にイメージしやすいわけだ。
ブランドのコンボに
- Q>Eでスタン
- Q>Eでハラス
というのがある。
ブランドを使う人じゃないと、
何を言ってるのかわからないと思う。
とりあえずどちらも同じ手順のコンボなのだけど、
忘れないようにする方法がある。
実際に自分の身体を使って、
ブランドの動きをすることだ。
すると忘れない。
私がいつも念頭に置いていることの1つに
- 何かに記さない考えはゴミと同じ
というのがあるのだけど、
- 動作の伴わない知識はゴミと同じ
というのも付け加えたい。
関連図書など
TEDでも有名な本で、傑作だ。
もしあなたの現在のランクがエメラルドなら、
読めばダイヤモンドになる見込みは高い。
あまりにモテすぎて結婚できない男の本。
歴史的名著の1つ。
一応社会学では、
2番目に良い本みたいな扱いである。
こういう本は高いことが多いのだけど、
コレは翻訳も2017年と新しくキンドルバージョンもあり、
値段も安い。
知的職人論という章があって、
「ファイルを付ける習慣」
という章が凄く良かった。
ちなみに熱意がなければ読めない。
ファイルを付ける習慣を読んで終わりになるだろう。