以前リクエストがあった、イラオイへのカウンターピックの記事を書く。
トップレーナーはノーマルゲームを嫌うことが多いのだが、その理由の1つに「イラオイがいるから」というのがあるかもしれない。
イラオイはサステインタイプのチャンピオンなので、火力がないタンクだとレーン戦ですることが全くないからだ。
「やっぱローディング画面でクライアント落としたほうが良かったな」
と思いながら、レーン戦をすることになる。
イラオイの対処方法を知らないと、ランクでも同じことを思う可能性が高い。
イラオイはセリフやフレーバーがカッコいいのと、強さがEの成功率に比例するので、基本的にイラオイが好きな人が使う。
イラオイのストーリー
- レベル6までプッシュせずにファーム
- Eを当てる
- 相手ジャングラーが来たらR
- 対面がオールインしてきたらE>R
チョ=ガスよりもガンク耐性がないので、レベル5までなら簡単に決まる。
イラオイ相手への典型的な負けパターンは、レベル6以降タワーに押し付けられっぱなしになることだろう。
- 一生Eをくらう>Eが切れるまで逃げる>またEを食らう
このパターンになってしまうと、CS差が物凄く付いてしまうので、試合にはともかくレーン戦は惨敗。
イラオイの苦手なチャンピオン
予想通りレンジチャンピオン相手には弱い。
レーンキルレートがイラオイのほうが高いチャンピオンは
- アーゴット
- ケネン
- ヨネ
残り全員レーン戦がイラオイより強いことになる。
対処パターンは
- Eに当たりにくいチャンピオンを使う
- E(>R)されても勝てるチャンピオンを使う
順番に見ていこう。
Eを回避するには?
- レンジを使う
- タワーに押し付けられないようにする
- スペルシールド的なスキルを使う
Eが方向指定で弾速がソレほどでもないので、メレーよりもレンジのほうがEをかわしながらラストヒットを取りやすい。
さらにイラオイは味方とのガンク合わせが苦手なので、ヴェイン・ケイル・ライズを潰しにくい。
結局ヴェイン・ケイル・ライズを使った場合、ただファームしてるだけでイラオイに勝てる可能性が高く、トップはそういった組み合わせで勝つのが一番楽。
Eが当たっても勝てるチャンピオンを使う
代表的なのがトリンダメアで、Eの後にR、その後Qを食らっても殴り勝てる。
何故なら5秒間無敵な上に、攻撃タイミングだけならイラオイはわかりやすいからだ。
※ R中の触手をかわしながら戦うのは、中々難しい。
トリンダメア側は、Rを押すタイミングに集中するだけでいい。イラオイのキーストーンが握撃じゃなければ、ほぼ必勝。
モルデカイザーやクレッドも、レベル6未満ならばEを食らっても、Eを殴るイラオイに殴り勝てる。
後出しでの対処は簡単
- ヴェイン
- ケイル
- ライズ
- トリンダメア
この4人のうち誰かを使うだけ。
基本的にソロキュー、特にトップはスケーリングの高いチャンピオンのほうが勝ちやすい。
なので得意ならば他のチャンピオンでも全然構わないのだけど、どれも同じくらいなのであれば上記4人が簡単だ。
イラオイを後出しされた場合は?
一方イラオイを後出しされた場合は大変だ。
冒頭に書いたように、イラオイを使う人はイラオイが好きで使っている場合が多いので、基本的に上手。
同レートならば、イラオイ側のほうが腕前は上と考えていい。
一応イラオイ相手に有効なテクニックを羅列してみよう
- ウィグリングアクション
- 回復半減アイテム
- イグナイト
- R中に触手をかわしながら戦うこと
1のウィグリングアクションとは、クネクネ動くことを言う。
「レーンでオートアタックが勝手に出ないようにする設定は絶対やめろ」
とは、あなたも聞いたことがあるだろう。
大抵の人は無意識、もしくは意識的にクネクネ動くことができるが、ソレは止まってると勝手にオートアタックが出てしまうからだ。
イラオイがサステインタイプなので、2と3については説明不要だろう。
4は難しいが、ダイヤ1付近くらいだと戦闘中、普通にかわしてくる。
ミッドレーナーはプラチナくらいでも、おそらくR中の触手をかわしまくると思うのだけど、トップはあんまりそういう戦い方が得意な人は少ないためだ。
とりあえずR中の触手をかわせれば、大抵のチャンピオンでタイマンに勝つことができる。
終わりに
ドレイヴンみたいな手続き記憶が大事(何度も使わないといけない)なチャンピオンなのに、相手に対策を強いるのが面倒くさい。
イラオイに詳しい人が少ないのだから、対処方法を知る人も少ないという意味だ。
復活しないガーディアンエンジェルと言われていたデスダンスが11.9でバフされたので、後出しでイラオイを出された場合、中々辛い戦いになるだろう。