障害は仕事によって決まるらしい。
何かを行う時、
適正がなさすぎると障害になるわけだ。
例えば人狼ゲームだと
ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)という特性は嫌われた。
※ 自閉症とは誤訳に近いらしく、実際には自律的に動く(周りと関係なく)人のことらしい。
ゲームの進行や勝敗だけなら支障はないのだけど、
一緒にプレイしていてとんでもなく不快だからだ。
しかしLOLならどうだろう?
まったく問題にならない。
LOLで求められるのは
- 動じない人
だからだ。
最も嫌われるのは うろたえる人で、
ゴールド4もあれば うろたえたとしても、
他の人には隠さないといけないことを知っている。
その人がLOLプレイヤーかどうか、
判断するポイントの1つだ。
それでは今回の話を始める。
この記事はパッチ14.7の時に執筆されました。
内田クレペリン精神作業検査とは
隣り合う1桁の数字を延々足していく行う心理テスト。
例えば
4 3 9 4 7 とあった場合、あいだに
7 2 3 1
と1桁数字を書いてくそうだ。
※ 私は実際にしたことがないので、間違っているかもしれない。
- 前半15分
- 休憩5分
- 後半15分
- 合計30分、1桁の足し算を行い続ける
精神病を発明したエミール・クレペリンという精神科医がいて、
その研究を内田勇三郎が応用して開発した心理検査らしい。
友人は
「JRがやらせる有名な苦行」
と言っていた。
検査で何がわかるのか?
- 健常者がわかる
日本語で「それなり」という言葉は、
かなり高いレベルを指す。
「普通の顔」とは相当整った顔立ちであると、
大昔に学校の先生から聞いたことがある。
実際に我々の他人の顔を見る目とは、
相手が整っていればいるほど(100点に近いほど)厳しくなっていくそうだ。
では「健常」や「普通」の人は、
どのようなテスト結果が出るのだろうか?
健常者の定型曲線
テスト前半
U時 or V時になる。
- 初頭 凄く作業量が多い。「初頭努力」と呼ぶ
- 中間 作業量が減る
- 終末 ラスト1分で凄く作業量が多くなる。「終末努力」と呼ぶ
1 健常者は最初のスタートダッシュがあるわけだ。
2 普通は作業量が減る。
3 健常者は休憩前のラストスパートがある。
テスト後半
右肩下がりになる。
- 初頭 休憩と作業の慣れが組み合わさって、前半より多い作業量になる
- 中間 前半どおり作業量が減る
- 終末 前半と違って作業量が減りっぱなし
1 前半と同じ。
2 前半と同じ。
3 苦行すぎて、精神的スタミナが残ってないのだと思われる。
あなたが昼間ハードワークをしているなら、フランツ・カフカのように一度寝てからLOLをしなければ、上達の見込みは薄いだろう。
定型曲線と物語
漫画やアニメなどの物語は人生と同じで、
「右肩上がり」が望ましい。
しかし我々の1日、
あるいは1タスクを短期的に見た場合、
「右肩下がり or U字 or V字」となる。
マラソン大会で最初の数分だけ戦闘を走って、
後は歩き始めるヤツみたいだ。
陸上のトラック競技
走るという単語が出たので、
陸上のトラック競技の種類を書く。
Geminiに聞きました。
- 60m
- 100m
- 200m
- 400m
- 800m
- 1500m
- 3000m
- 5000m
- 10000m
私は陸上をやっている人に聞いたことがあるのだけど、
選手がどの種目をするのかは、
足の速さで決まるらしい。
100m選手の足が速いのは当たり前なのだけど、
どうやら1500mとかでも同じなのだと。
では次にLOLの話をしよう。
LOLは強い初頭努力が求められる
LOLはピック画面と序盤に集中力の大半を使う。
それは何故かというと
- 最初に決めたチャンピオンおよびルーン周りが、その試合中ずっと続くから
エメラルド3くらいあれば、
LOLは相当上手だ。
しかし彼らが試合で活躍できないのは、
適切な装いがわからないからである。
適切な装いとは
あなたはオフ会に参加することになった。
- ブロックチェックを着た高身長マッチョのイケメン
- ユニクロを着た一般人
- ボロボロの服を着た非モテ
1はオシャレ、2は悪くない、3は話にならない。
エメラルド3は、
2ぐらいのレベルなわけだ。
全然悪くないし、
完璧と言ってもいいけれど、
他の男性を出し抜きにくい。
3は話にならない。
何故ならば、
普段から準備してないからだ。
ブロックチェックは一般的に「ヌケ感」を出すために着る。
レベル30なった瞬間ランクに行くヤツとは
あなたはおそらく
「初頭努力が効かないヤツだろうな」
と思っただろう。
「非モテな外見なのにブロックチェック着ちゃうようなヤツだろ」
とも。
しかし私の経験によると、
あまり初頭努力が効きすぎるタイプは、
先延ばしをしがちだ。
戦いは準備すればするほど勝てるのだけど、
やはり適切なバランスは大事である。
LOL特有の仕組みなのだけど、クイックプレイをしてもLOLは覚えられない。
LOL適正の低い人は初頭努力が効かない人
あなたが筋力トレーニングを始めるとしたら、
大きく分けて2種類の方法になる。
- 最初から凄く頑張る
- 毎日腕立て伏せ2回くらいから始める
1 LOLで言えば初日に20時間プレイして、
次の日も10時間プレイするような感じだ。
2 毎日1試合ずつするような感じだ。
やりたくないことを習慣化するなら2のほうが良く、
LOLを始める時は1のほうがいい。
1のほうが良いというか、
LOLは1じゃないと
まず勝てるようにならない。
やり方をきちんとしようという人は、行動力が低い傾向がある。
終わりに
- 健常者の作業検査の曲線は次の3種類
- 右肩下がり
- U字
- V字
- 人生は右肩上がりが望ましい
- LOLは特別に強い初頭努力が求められる
- 初頭努力が効きすぎると、先延ばしが多くなる
LOLを教えていて意外だったのは、
裕福な家に生まれて良い大学を出た人は、
初頭努力が効きにくい人が多かった。
現代の出来事の大半は取り掛かることが大事で、
結果はそこまで大事じゃない。
戦闘や手術とかじゃないので、
失敗しても大丈夫だからだろう。
カッコいい言い方をすると
- スロースターター
となる。
途中書いた腕立て伏せの話だけど、
アレは2回だと言い訳が効かないから続くのだそうだ。
限界回数が10回だとすると、
限界回数はキツイので
やる気がなければ言い訳してやらない。
「努力しようとして先延ばしにするならば、ヘラヘラしながら取り掛かるほうがいい」
という考えである。
LOLじゃなければ有効だ。
関連図書など
どちらも名著である。
読んだことがないのであれば、
読んだフリをしておきたいレベルの本だ。
英語版のKindleもある。