懸垂という種目がある。
体重にもよるけれど、
普通は1回もできない。
LOLで言えば、
- 1回できたらゴールド4
ぐらいだとイメージして貰えればいい。
一般的に懸垂は2つの練習方法がある
- いきなり懸垂のフォームから始めて、懸垂に挑み続ける
- 斜め懸垂などから始めて、段階的に習得していく
自衛官の友人が言っていたのだけど、
自衛隊では1の方法で習得するらしい。
ジャンプしてバーを掴むとかしない限り、
懸垂で怪我をすることはない。
なので1の方法でも良いのだけど、
難点が1つ
- 1回出来るようになるまで苦痛すぎる
ことである。
2の方法なら良いかと言われれば、
それはそれで手順が増えて面倒くさい。
- 「結局どちらが良いのか?」
LOL的な視点で見ていくとしよう。
この記事はパッチ14.17の時に執筆されました。
いきなり挑み続ける(短期集中タイプ)メリット
- タスク、指示、やること、がシンプルである
- 大きな負荷をかけることができる
- サバイバルモードの人でも実行できる
1と2 LOLで言うと
- ジャングルをするならフルクリアして3:30でスカトルに間に合うようにする
これはコーチング時に一度教えると、
その後は一生できる。
こういった一度覚えてしまえばいいこと、
1回で終わることは、
短期集中で覚えるのが有効だ。
※ LOLをやったことがない人でも、私が教えれば1時間かからず間に合うようになる。
3 時間割引率と言って、
- 1年後に10000円貰うのと、今3000円貰うのどちらが良いか?
という話である。
実はコレは性格ではなくって、
主観的な裕福さで決まる。
普通に考えて貯金が1億円あるのに、
「今すぐ3000円欲しい」と答える人おかしいでしょう?
働かなくても生きている現代社会ではあるけれど、サバイバルモードの人のほうが圧倒的に多い。
「レート爆あげ最強◯◯ビルド!!」って動画上げるような人はサバイバルモードじゃない、心に刻んでおいてほしい。
いきなり挑み続ける(短期集中タイプ)デメリット
シンプルなことは、
いきなり挑んだほうが良い。
反対に
- すぐに成果が出ないこと
- 複雑なこと
に対して、
そういうアプローチをするとどうなるか?
- 挫折しやすい: 集中的な練習は体力や精神力を消耗しやすく、挫折しやすい
- 基礎が不安定: 基礎がおろそかになりやすく、応用力に欠ける可能性がある
- ストレス: プレッシャーを感じやすく、ストレスが溜まりやすい
- 燃え尽き症候群: 目標達成後に燃え尽きてしまい、モチベーションが低下する可能性がある
2 物事を考えないアプローチだからだ。
先ほどのフルクリア3:30スカトルなどは、
一度覚えればLOLをプレイする限り、
意味はほどけない。
しかし
「難しい本を読んだ!!」
と読んだだけのことを自慢するヤツ。
倍速でアニメやドラマや映画を見るヤツと同じなのだけど、
難しい本は面白ければ良いというわけじゃないので、
内容を理解している必要がある。
※ 難しい本を読んだり、人から進められたものを見る姿勢自体は偉い。
4 「仕事が進まないと、燃え尽きてしまう」
とは頻繁に言われることだ。
段階的に習得していく(コツコツタイプ)メリット
- 着実な進歩: 毎日少しずつでも練習することで、着実にスキルアップできます
- 基礎固め: 基礎をしっかりと固めることができるので、応用力が身につきやすい
- モチベーション維持: 小さな目標を達成していくことで、モチベーションを維持しやすく、挫折しにくい
- ストレスが少ない: 無理のないペースで進めることができるので、ストレスを感じにくい
1~4 冒頭の懸垂は、「できるか」「できないか」だ。
当然、
「今日は斜め懸垂◯回できた」
とかのほうが定量化しやすい。
他にも筋力トレーニングは、
見た目での変化がわかりやすい。
どこが弱点部位(身体全体のバランスから見て小さい部位)か、
トレーニングしたことがない人でもわかる。
一方でLOLは、
実力を定量化しにくい。
初心者は大真面目にレートや勝率と言ったりするのだけど、
かなり漠然としている。
そんなものでは、
その人が
「LOLできるかできないか」
くらいしかわからない。
人狼ゲームにはレートがないのだけど、LOLにはレートがあって本当に良かったなと思うことが多い。
大雑把でも基準があるほうが、人間生き方を間違えにくい。
段階的に習得していく(コツコツタイプ)デメリット
- 練習計画を立てるのが大変: 初心者は組むのが難しい上に、コストが高い
- 飽きやすい: 単調な練習が続くと、飽きてしまう可能性がある。
- 時間がかかる: 目標達成までに時間がかかる場合がある。
- 停滞期: ある程度のレベルに達すると、進歩が感じられなくなり、停滞期に陥る可能性がある。
1 例えば先ほど書いたフルクリア3:30スカトルの場合、
その練習をしようと思った人がプラチナ4のミッドメインだったら
「どうすればできるか考えられないヤツは知能が低い」
と誰もが一蹴するだろう。
しかし始めて対戦ゲームをプレイした、
レベル30未満ならどうだろう?
「自分で考えるのは、無理があるんじゃない?」
と急に態度が緩和するはずだ。
2~4 これはある程度成長して、
難しいことができるようになった後の話である。
筋肉も脳みそも最初は変化しやすいのだけど、
変化すればするほど、
変化しにくくなる。
LOLで言えば、
私がコーチングをした場合
- プラチナ4 1人で起動できるくらいのやる気があるなら行ける
- マスター やる気があれば誰でも行ける
- グランドマスター以上 色々なものを捨てる必要がある
健康かつ文化的な生活を維持して行けるのは、
マスターまでと決めつけていい。
グランドマスター以上のレートは強さが相対的なものになるため、
かなり厳しい。
一応LOLは対戦ゲームなので、
必ず相手を上回る必要があるのだけど、
その大前提への理解や気持ちがあれば、
やはり基準を満たすだけで勝ててしまう。
自分で練習計画を立てるのは、かなり難しい。
実践的な方法
次の場合は短期集中で挑み続けよう。
- サバイバルモードである
- タスクが簡単である
- 1回できればいい
次の場合はコツコツと段階的に習得していこう。
- サバイバルモードじゃない
- タスクが複雑である
- 社会関係資本(人間関係資本)がある
1 実家が太いとか、
年収が700万以上あるとか、
友人たちに囲まれているとかだ。
2 その場限りのモチベーションでは歯が立たないこと、
年単位の練習が必要なことは、
タスクが複雑と決めつけていい。
3 あなたがLOL上手になりたいのであれば、
上手な人に直接教わるのが1番だ。
高名なアンダースエリクソンも、そう言っている。
もっと実践的な方法
「毎月お前に3万払えるなら、誰でもダイヤモンドになるだろ。バカなのか?」
と思った人は多いだろう。
私もこうやってブログ執筆する時、
似たようなことを思っていたからだ。
「ブログの書き方を人に教えられるレベルの人に教わるのは、
めちゃくちゃ金銭コストが高いだろ」
とね。
それでは実践的かつ具体的な方法を教えよう。
- タスクをなるべく細かく分ける
である。
- まず半分に分ける
- それでも多ければ、また半分に分ける
- 1と2を繰り返す
2等分法という、
最も簡単なテクニックである。
紙などに書いて行えば、
2等分法を楽しめるレベルにまでなるはずだ。
これならばどんな複雑なタスクでも、
短期集中で挑むことができる。
終わりに
- 懸垂の練習方法: 懸垂には、いきなり挑戦する「短期集中型」と段階的に習得する「コツコツ型」の2つのアプローチがある
- 短期集中型のメリット: タスクがシンプル、大きな負荷をかけられる、サバイバルモードでも実行可能
- 短期集中型のデメリット: 挫折しやすい、基礎が不安定、ストレスを感じやすい、燃え尽き症候群のリスク
- コツコツ型のメリット: 着実な進歩、基礎固め、モチベーション維持、ストレスが少ない
- コツコツ型のデメリット: 計画立案が難しい、飽きやすい、時間がかかる、停滞期に陥りやすい
- 適切なアプローチの選択: 目標、状況、性格に応じて適切なアプローチを選択する
- LOL上達: 上手な人に直接教わるのが最も効果的
- 複雑なタスクへの対処: 2等分法でタスクを細分化し、短期集中型のアプローチで取り組む
- 目標設定の重要性: 現実的で達成可能な目標を設定する
- LOLにおける成長: 基準を満たせばある程度のレベルまでは到達可能、グランドマスター以上はさらなる努力が必要
色々書いたけれど、大事なのは
- 集中力を注ぐ
という点だ。
以前コーチングした時に、
「毎日8時間してるのに全然上達しない」
という人がいた。
私は
「それは当たり前だよ。集中しないで8時間してもマイナスにしかならない」
と答えた。
その人がプラチナ未満かつ、
- 「押せもしないクレンズを入れている」
みたいな嫌悪感を感じさせることではないため、
かなり優しく教えた記憶がある。
2試合集中するなら誰でもできるけれど、
10試合集中するのは至難の業だ。
LOLの場合は、
8時間=16試合と考えられる。
流石に16試合は私でも集中できない。
その道のトッププロでも、
集中できるのは5時間までと言われている。
最も実用的なアプローチは
- 短期集中型のアプローチを取った後、それでダメそうなら色々な方法を考える。
コレだろう。
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