パッチ11.16で強化されたソナのビルドガイドを書く。
パッチ10.4にて、対戦相手を息苦しくさせるプレイスタイルを抑制するため、ソナにマナ回復のメカニクスが追加されました。
パッチノート11.16より引用
これはそもそもあまり楽しい仕組みではありませんでしたし、“自分にEを使ってマップ内をローテーションする”といった、スキルを正しく使った際にもペナルティを受ける状況が存在していました。
こうした問題を解決するため、件のメカニクスをペナルティではなく報酬だと感じられるような新しいものと入れ替えることにしました。
今までは隣に味方がいると、スキル使用時にマナ30回復したのだけど、ソレをなくした。
今までの仕様だと、隣に味方いない時にスキルを使ったら、
「使うたびにマナ30損している」
とプレイヤーは感じていたのである。
ハッキリ言って、全然面白いものではなかった。
人間はやるたびネガティブなものを感じると、そのうち全く触らなくなってしまうので気をつけたい。
ジグスがナーフされて、ヴェインに対して強く、アッシュと相性の良いソナは11.16だと相当活躍するはずだ。
この記事はパッチ11.16の時に執筆されました。
ソナのストーリー
- AA>Q or Q単体でハラス
- 大事故が起きないように無難にプレイ
- 中盤以降の集団戦で相手をボコる
ソナはガレン・トリンダメア・ヴェインのような、ソロキューに特化したチャンピオンだ。
シンプルなスキル構成かつスケーリングが高い。
反対にカルマ・グラガス・リサンドラのようなチャンピオンは、大会では強いけれどソロキューでは弱い。
いろいろできるチャンピオンは、その分パワーが低いのでそうなる。
R以外のCCがパワーコードEしかないので、レベル6までロームは避けたほうがいい。
フラッシュRを撃つ時は必ず、フラッシュ>Rと撃つ。
Qの当て勘が大事
ソナはスキルこそシンプルだが、バードのように難しい分類のチャンピオンだ。
- HONだとCorrupted Disciple
- Dota2だとRazor
この2人と似ている。
2人とも360度に広がるアーリQのスキルを持っているのだけど、外側ほどダメージがデカイ。
射程ギリギリピッタリ当てると強いわけだが、話を聞いただけで明らかに慣れがいるのはわかるだろう。
ソナのQも似たような感じで、範囲ギリギリで当て続けられるプレイヤーが相手だと、レーンで太刀打ちできない。
よくボットレーンは、
「ナミやザイラ相手はガンク来ないと勝てない」
みたいなことはよく言われる。
ソナも似たような感じだ。
レーン戦が終わればQの当て勘は重要ではないのだけど、LOLで大事なのは序盤である。
誰をBANするべき?
不利なサポートチャンピオンがいないので、好きなチャンピオンをBANしよう。
ソナのルーン
- エアリー
- マナフローバンド
- 至高
- 強まる嵐
スキルのオーラで味方にずっとエアリーをかけ続けることができる。
逆にひたすら攻撃したいのであれば彗星になるが、Qにスローは付いていないので、相手がブーツを買ったら当たらなくなる。
サブルーン
- ゴーストポロ
- 巧妙な賞金首狩り
ソロキューだと一番強い組み合わせ。
日本サーバーならどんなにレートが上がっても、このルーンが最強だと思う。
- 冷静沈着
- 切り崩し or レジェンド強靱
腕に自信がある人、涙を購入したくない人、あるいは隣がアッシュやシヴィアの時など。
隣が序盤強ければ(アッシュとかドレイヴン)強まる嵐ではなく、追火を入れたほうが勝ちやすい。
- ボーンアーマー
- 生気付与
相手がレオナやブリッツの時に入れると、ソナが引っ張られても倒されにくい。
メイン不滅にしてガーディアン+シールドバッシュを追加するのもいい。
レオナはともかくブリッツは後半弱いので、レーンでキルさえ取られなければ中盤以降ボコボコにできるからだ。
※ エアリー+マナフローのほうがスケーリングは高い。
サブは覇道がオススメ。
ルーンのかけら(シャード)
- アダプティブ or スキルヘイスト
- アダプティブ or 防御ルーン
- 物理防御
レーンで相手をボコるか、やられないようにするかで決めていこう。
基本的にはボコられる側なので、2も防御ルーンにするのをオススメする。
ソナのサモナースペル
- フラッシュ+イグナイト
- フラッシュ+イグゾースト
- フラッシュ+ヒール
1と2は好みか、組み合わせによって決める。
3は隣のADCがテレポートの時。
隣のADCがイグゾーストの時は、ヒールではなくイグナイトを入れよう。
ADCがイグゾーストを入れる時、サポートにヒールを持って欲しいと思うことはない。
もしそう思っていた場合、「なぜお互い使い慣れてないほうを入れるんだ?」となるからだ。
ソナのスキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でW
- レベル3でQ or W or E
- レベル4以降はR>Q or W>E
ポイントはQかWどちらかを優先して上げるところだ。
ソナが序盤強いチャンピオンなら常にQ上げなのだが、スケーリングが高い=序盤弱いので、W上げをして無難に中盤を待つことも多い。
ソナのアイテムビルド
スタートアイテム
- スペルシーフエッジ+体力ポーション2個
レリックシールドにはマナ回復が付いていないので、よほど深い理由がない限り積まない。
ファーストアイテム
- ムーンストーンの再生
- シュレリアの戦歌
良いと思ったほうを買う。
ムーンストーンは押さなくてもいいので、ソナに慣れてない人はこちらを買おう。
逆に巧妙な賞金首狩りを入れているのであれば、シュレリアだ。
余裕があれば、このタイミングで女神の涙を買うのがいい。
ブーツ
- アイオニアブーツ
- ソーサラーシューズ
- プレートスチールキャップ
- マーキュリーブーツ
1か2を買う。
コケている時は3か4。
ソナはAPレシオが低いのでAPアイテムを積まないが、チームにメイジがいない時のソーサラーシューズはそれなりに効果がある。
セカンドアイテム
- リデンプション
- アークエンジェルスタッフ
- ケミテックピュートリファイアー
- フローウォータースタッフ
- アーデントセンサー
- ミカエルの祝福
- フローズンハート
今回のビルドでは巧妙な賞金首狩りを入れているのもあり、パッチ11.16で強化されたリデンプションを積む。
リデンプション
パッチノート11.16より引用
「介入」の回復効果180~360(味方のチャンピオンレベルに応じて)⇒ 200~400(味方のチャンピオンレベルに応じて)
「介入」のクールダウン120秒⇒ 90秒
正直2が最もスケーリングが高く、集団戦時も強い。
3,4,5は好みで、6は対策アイテム。
対面がアッシュの時に積もう。
フローズンハートは相手がALLADの時に買うと強いけれど、滅多にないので忘れてもいい。
サードアイテム
- ウォッチフルワードストーン
フォースアイテム以降
- セカンドで買っていないアイテムを買う
終わりに
- 相手をボコれそうならQ上げ
- ダメそうならW上げ
- 女神の涙を買いたくない人はサブ栄華
- 集団戦はとにかく捕まらないようにすること
ソナはパワースパイクという概念を知っていれば、かなり勝てるチャンピオンだ。
バードのように慣れが必要なタイプなので、同じチャンピオンを使うのが好きだったり、腕に自信がある人はソナを使うのもいいだろう。
装備やルーンの選択肢が複雑かつQも癖があるので、上手な人向けだ。
やはりトップレーンとサポートは似ている。
ルーンやアイテムの効果がわからない人は、まず勝てない。
ダイヤ4までの最強ソナビルド
- エアリー
- マナフローバンド
- 至高
- 強まる嵐
- ゴーストポロ
- 巧妙な賞金首狩り
- シュレリア
- 涙
- リデンプション
こういった組み合わせになる。
ただよくわからないのであれば、全部試すのがいい。
LOLは対戦ゲームでありRPGじゃないので、選択肢の正しさは全然重要じゃないしどうでもいい。
本人の理解度が大事である。