トップにレンジドで行くのは、
基本的にイロモノピックになる。

しかし
「イロモノどころか、メインストリーム(主流)じゃないか?」
という感じになってるチャンピオンの1人がクインだ。
基本的にトップのメレー対レンジドは、
時間が経つほどメレー側が有利になっていく。
ガレン対オーロラやケネンなどがわかりやすい。
序盤はオーロラが気持ちよくハラスしているが、
中盤以降になるとガレンにボコボコにされている。
メインがトップレーンじゃない人ほど、
そういう光景を日常的に見かけるはずだ。
クインの強い部分は、
ストライドブレーカーを買ったくらいでは追いつけないところである。
なのでさらなる工夫が必要になってくるのだが、
今回の記事では先出しクインに対してのカウンターピックを書く。
この記事はパッチ25.20の時に執筆されました。
クインのストーリー
- 序盤はハラスしながらラストヒットを取る
- レベル6以降は倒せそうな相手に突っ込んでいく
- スノーボールする
- ドラゴン4つ取って勝利
1 射程525のAA、E、パッシブ、イグナイトなど、
強い要素ばかりだ。
なので最序盤は
「クイン相手に何もできない」
という組み合わせが珍しくない。
2 ミッドだけでなくボットにも突っ込んでいく。
レーン戦とレベル6ガンク、
どちらもスムーズならば、
クインはスノーボールする。
3 割合ダメージこそないものの、
マークスマンなのでスノーボールすると強い。
ビルドの関係上、
スノーボール時は確実にナイトエッジを購入するので、
賞金も取りにくい。
4 ソロキューの実質的な勝利条件である。
クインの射程
- AA 525
- Q 1025
- W 2100
- E 675
- R 700
1 マークスマンの平均射程は550なので、
ボットレーンでは使いにくい射程だ。
ただトップのメレー相手には問題がなく、
フィオラやダリウスを見れば分かる通り、
パッシブがレベル1から戦闘で効くチャンピオンは強い。
2 1025もあるが、
そこまで弾速が速くない方向指定スキルなので、
この距離では当たらないしクインも撃たない。
E>AA>Qと撃ってくる。
3 ダメージはないので、
受ける側は気にしなくていい。
4 長過ぎる。
Eの後は525の距離までクインが下がる。
5 R中に襲ってきて、
E>AA>Qと撃ってくる。
対面がRで襲われるケースは少ないので、
あまり気にしなくていい。
クインの攻撃パターン
- AA>E>AA
- AA>Q>AA
- E>AA>Q>AA
- R>E>AA>Q>AA
- R>AA>E>AA>Q>AA
1~4 マークスマンらしく、
特に難しいコンボはない。
5 一応Rでも弱点が付くので、
弱点を3回付ける。
オートアタックムーブさえできれば操作は簡単なので、後出し要員として活躍しそうではある。
しかし大半の試合は、ボットにもマークスマンがいるので使いにくい。
クインへのカウンターピック



とりあえず1つ思うことは
「クイン先出ししてマルファイトBANしないヤツなんなんだ?」
ということである。
※ ちなみにマルファイトのモストカウンターはサイラスです🤓
クインの苦手なチャンピオンは
- マルファイト(タンク)
- カミール(ダイバー)
辺りであり、
この2人を書いていこう。
普通イラオイはクインに勝てないが、たまに勝っている統計もある。
特に珍しいことではない。
マルファイト

恐ろしいことに、
先程の勝率はバフ前のマルファイト相手である。
つまりパッチ15.20のクイン対マルファイトは
「昔の格闘ゲームかよ」
と思うほどのバランスとなっている。
- キーストーンは秘儀の彗星
- サモナースペルはフラッシュ+テレポート
- スタートアイテムはドランリング or ドランシールド
- 初手は好きなAR or マリグナンス(1キル取れてれば)
- ブーツはプレートスチールキャップ
- 序盤はパッシブ状態でマナフローバンド時にQを撃つ
1 彗星時のマルファイトのコツというか、
ポイントを書く。
相手がケイルじゃないのであれば、
ルーンのかけらに2個アダプティブを入れてはいけない。
※ ケイルは特別にMRが低い。
攻撃速度+スケーリング体力2個にしよう。
2 マルファイトがレベル6になれば、
Rが上がるたびに味方のジャングル、ミッド、サポートが来る。
イグナイトで頑張る必要はない。
3 どちらでもいいが、クインの性能を考えると、
ドランシールドのほうが良いのではないかと思われる。
クインは序盤は相手にAAを撃つと、
ミニオンに殴られてHPが結構減る。
ミニオンの数にもよるのだが、
マルファイトが硬すぎてクインのほうがHPが減るだろう。
つまり序盤は硬ければ硬いほど、
クインのAAハラスを無効化しやすいわけだ。
4 レーン戦は終わってるので、
クインはそれ以外で勝ちたい。
というか特別に味方が強くない限り、
勝ち筋がそれしかない。
なのでマルファイトはスケーリングが良い装備や、
ファームが速い装備を買うのが良いはずである。
※ フルAPよりも、マナとCDのためにマリグナンスだけ買う場合のほうが多い。
5 AA主体のAD相手なのでこれで。
6 序盤はマナフローバンドを溜める時だけ撃っていこう。
10スタックまでしたら、
マナに余裕が出てくるはずだ。
クインはHP割合ダメージを持ってないので、サイオンなどタンク全般に弱い。
クインが苦手なファイターでも、序盤ただひたすら硬くなれば簡単にやり過ごすことができる。
カミール

マルファイトに比べれば控えめなバフだが、
Wは与えたダメージ分回復するので、
レーン戦は大幅な強化になるだろう。
- キーストーンは征服者 or 不死者の握撃
- サモナースペルはフラッシュ+テレポート
- スタートアイテムはドランシールド
- 初手はトリニティフォース
- ブーツはプレートスチールキャップ
- 序盤は細々とラストヒットを取って、味方ジャングラーが来たらEを当てる
- トリニティフォース完成後は装備が同じでもEからのRでソロキルできる
1 どちらでもいい。
プレスアタックは発動させる機会が少ないので避けよう。
R時はイグナイトやキーストーン無しでも勝てる。
2 イグナイト+テレポートは辞めよう。
基本的にあのサモナースペルの組み合わせは、
レンジド相手に入れるとボコボコにされる。
4 クイン相手はファージから買ったほうがいい。
6 カミールはガンク合わせが強い上に、
EやWなどでクインに追いつきやすい。
例えばクインにEで蹴られても、
射程の関係でWを当てやすい。
クインはレーンで負けると悲惨で、
大量のゴールドが欲しいチャンピオンなのに、
レベル6時のガンクが難しくなる。
最初にガンクを受ければスノーボールの見込みが薄く、
スノーボール出来なければ、
ただ足が速いだけの動くワードみたいになってしまう。
7 カミールはR時の殴り合いが対して強くないのだが、
クイン相手なら負けようがない。
機動力が高いメレーは全員そうなのだが、
タイマンで勝てるほど育ってしまうと、
物凄く脅威度が増す。
クイン対カミールは、
五分で育つだけで、
カミールが機動力が高いモルデカイザーみたいになる。
終わりに
- 序盤のレーン戦が非常に強力です。 通常攻撃やスキル、パッシブ、イグナイトを組み合わせて相手を執拗にハラスすることで、序盤から有利を築きやすいです。
- レベル6以降はマップ全体で活躍できます。 アルティメットスキル(R)で素早く移動し、ミッドやボットレーンに奇襲をかけることで、チーム全体を有利な状況に導くことができます。
- 一度有利になると止められません。 クインはマークスマン(遠距離物理ダメージディーラー)なので、スノーボール(序盤の有利を拡大すること)に成功すると、高いダメージを継続して出し続け、相手は対処が非常に困難になります。
- 操作が比較的簡単です。 複雑なコンボは必要なく、オートアタックムーブ(通常攻撃しながら移動すること)ができれば十分なため、後出ししやすいチャンピオンです。
- マルファイトはクインに非常に効果的なカウンターです。 マルファイトは非常に硬いため、クインの攻撃でダメージを与えるのが難しく、レーン戦でクインが有利を取るのを防ぐことができます。
- カミールもクインのカウンターとして挙げられます。 スキル(EやW)によってクインとの距離を簡単に詰めることができ、クインの強みである「距離を保ったハラス」を無効化しやすいです。
- マルファイトは最初から最後までクインに強いです。物理攻撃に対して強すぎるので、クインがAAハラスすると、クインのほうがHPが減ります。レベル6になったらRが上がるたびにキルを取れる見込みが高いです。
- カミールはR(アルティメットスキル)を覚えた後にクインを倒すことができます。 レーン戦ではドランシールドで回復しながらラストヒットを稼ぎ、Rを習得した後はクインを捕まえて倒すことが容易になります。
- クインはHP割合ダメージを持っていません。ファイターのようなクインが苦手な相手でも、耐久力を高めることで、クインの強みを抑えることができます。その場合はデッドマンプレートが有効な選択肢になるでしょう。
クインは、トップレーナーにとっては厄介な相手です。通常攻撃を主体とするファイターやタンクにとって、彼女の射程と機動力は大きな脅威となります。しかし、この記事で解説したように、彼女の強みは「一方的にハラスができること」と「自由にマップを動き回れること」に集約されます。
この強みを無効化する最も効果的な方法は、彼女のハラスを耐え抜き、こちらから一方的にエンゲージ(戦闘を開始)できる状況を作り出すことです。特に、マルファイトは圧倒的な耐久力とエンゲージ能力でクインを封じ込めることができますし、カミールのようなチャンピオンは、彼女の機動力を上回るスキルで確実に捕まえることが可能です。
クインを相手にする際は、無理にキルを狙うのではなく、とにかく序盤のハラスを耐え抜き、レベル6以降のロームを警戒することが重要です。彼女がチームメイトを助けに行っても、その間にタワープレートを破壊したり、CS差をつけたりして、自分たちが有利な状況を作れば、クインの強みは半減します。
彼女は確かに厄介な存在ですが、正しい知識と準備があれば、決して倒せない相手ではありません。トップレーナーとして、クインの弱点を知り、冷静に対応できるようになりましょう。
クインはトップの他にも、
ミッドとサポートで使われる。
※ サポートクインはバードに近い。
マークスマンにしては、
ユーティリティが高いチャンピオンなのだろう。
【パッチ25.18】ガレンでクインに勝つ方法【クインEに対してガレンQを撃っても何故かモーションだけが出る】
こういったもっと詳しいトップの記事を書くことが多いのだが、
なんとクインの記事がなかった。
なので今回書いてみたわけだ。