【パッチ25.15】ガレンでティーモに勝つ方法【ファーストリコールまでの味方ガンクの有無でプランを変える】
上のような記事を書いていながら、
一般的なティーモへのカウンター記事を書いてなかったので、
今更ながらに書く。
トップレンジドはガンクに弱いが、
相性さえ良ければ特定のチャンピオンに序盤強い。
普通は時間が経てば経つほどメレーが有利になるのだが、
ティーモはヴェインやケイルみたいなもので、
後半になるほど強い。
つまり特定のチャンピオン相手には、
序盤から最終盤までずっと強いわけだ。
後出しでティーモを出された場合はガレンの記事を参考にしてもらって、
とりあえずこの記事では先出しティーモに対してのカウンターピックを書く。
この記事はパッチ25.20の時に執筆されました。
トップティーモのストーリー
- 序盤からAAでハラスする
- レベル6以降はキノコ(R)を置いて安全にファームできる
- 中盤以降はマップ上にひたすらキノコを撒く
- ドラゴン4つ取って勝利
1 とにかくE付きのAAがとんでもない威力で、
AAハラスできる簡単に魂の収穫が発動してしまう。
そうなると中盤のキノコのダメージが高くなって、
インファーナルソウル辺りを取ると、
MR積んでないマークスマンが一発で倒される。
2 もしティーモにガンクをするならば、
レベル6前が望ましいわけだ。
3 LoLには勝ち方というか、
統計上ハッキリとした決まり事がある。
その1つに
- マップ内にワードがたくさん置かれているチームが勝つ
というものだ。
キノコはステルスワードとほぼ同じで、
踏むと爆発するステルスワードとも言える。
もちろん負けチーム側のティーモならば、
簡単に壊されるだろう。
しかし勝ちチームのティーモのキノコや、
シャコのボックスは壊しにくい。
そのため味方が勝ってる時のティーモは強く、
負けてる側はほぼ逆転不可能になる。
4 もちろんドラゴン周りにもキノコがたくさん置かれる。
ティーモの射程
- AA 500
- Q 680
- R 600、750、900
1 物凄い威力である。
射程の短いチャンピオンは、
ドランシールド+息継ぎで序盤をしのいでいこう。
2 ちょっと射程が長い。
ブラインド(AA無効)効果がある。
3 Rの射程は600である。
600のキノコの上に、さらにキノコを重ねると、
750の位置にバウンドする。
3回までしか連続で置けないので900。
プラクティスでは延々と置けるので、
無限の射程とも言える。
ティーモの攻撃パターン
- AAハラス
- AA>Q
- Q単発
1 射程500はミッドやボットレーンならば、
もはやメレー扱いまである。
しかし大半のトップチャンピオンから見ると、
射程500は途方もない距離だ。
2 AAを受けながらティーモに接近すると、
今度はQでオートアタックを封じられる。
このティーモは本来序盤弱く後半強いチャンピオンなのだが、
特定のチャンピオン相手には、
序盤から無敵に近い性能になってしまう。
3 特定の相手にQ上げしてハラスしたりもするらしいが、
そうなるとEのレベルを上げられないので、
ダメージソースとしてのQは序盤気にしなくていい。
WはMSアップ、EはAA強化、Rはキノコなので、初心者でも頭の中だけでティーモとの戦闘を描きやすい。
ティーモへのカウンターピック



ティーモの弱点は明確で
- 身体が柔らかい
- 気の効いた移動スキルがない
- 体力割合ダメージがない
そのため自分より射程が長かったり、
自分に簡単にCCを当てられるチャンピオンに弱い。
※ トップレンジドはとんでもなくガンクに弱い。
- サイオン(方向指定 or 地面指定)
- マルファイト(対象指定)
どちらもタンクだが、
スキルの撃ち方が全然違う。
オススメはマルファイトのような対象指定で、
ブラッドミア対ティーモなどは、
ジャングルの介入無しだとティーモ側に勝ち目がない。
ヨリックやサイオンなど方向指定の場合は、
当たれば大きいが外しすぎると
序盤は負ける可能性もある。
それではサイオンから書いていこう。
サイオン(方向指定 or 地面指定)
- キーストーンは秘儀の彗星 or 不死者の握撃
- サモナースペルはフラッシュ+テレポート
- スタートアイテムはドランシールド or ドランリング
- 初手はホロウレディアンス
- ブーツはマーキュリーブーツ
- 序盤はQ、E>Q、Q>Eのどれかを当てる
1 秘儀の彗星+息継ぎがおすすめだが、
トップに来るのがティーモかメレーかわからない場合は、
不死者の握撃でもいい。
3 ティーモはドットキャラなので、
ドランシールドのほうが無難ではある。
4 意外とどちらかから買っても勝てる。
6 Qのレベルが上がってくるのは4からで、
Eはレベル3で取る。
なのでE>Qだけでなく、
Qを生で当てる方法も考えておきたい。
サイオンに慣れている人ならば、
視界があるところから序盤Qハラスをしてくるのだが、
慣れてない場合はそういう発想をするのは難しい。
ティーモのキノコはRは赤トリンケットで対処できるが、MRを積んだタンクならば、わかりきったキノコを勇ましく踏める。
これが中盤以降のオブジェクト戦で、ティーモ対策として非常に効果が高い。
マルファイト(対象指定)
- キーストーンは秘儀の彗星
- サモナースペルはフラッシュ+テレポート
- スタートアイテムはドランシールド or ドランリング
- 初手はホロウレディアンス
- ブーツはなんでもいい
- 序盤はパッシブと彗星とマナフローバンド付きのQを撃つ
- Rが上がるたびに味方を呼んでキルする
1 アダプティブ2個は避けたほうがいい。
3 ティーモはドットキャラかつレンジドなので、
ドランシールドでもいい。
※ 序盤のハラス力はティーモのほうが高い。
4 1キル取ってない限り、
マリグナンスには向かわないように。
5 マルファイトは特別にAR補正が高いので、
相手のジャングルもAPならマーキュリーブーツだが、
そうじゃないならプレートスチールキャップでもいい。
もちろん1キル取ってるなら、
ソーサラーシューズも悪くないだろう。
6 序盤から圧勝できるわけではない。
まずマナフローバンドを10スタック溜めるのが、
マルファイトのコツだ。
7 ティーモのスキルの仕組み的に、
フラッシュを使わない限りマルファイトのRを回避できない。
Qでハラスしながらホロウレディアンスでプッシュして、
そのままRを決めるのが理想だ。
ブラッドミアやマルザハールでも戦い方は同じだ。
ティーモは身体が小さいので、方向指定より対象指定のほうがずっと簡単である。
終わりに
- ティーモは序盤から強力な通常攻撃ハラスとスキルで、特定のメレーチャンピオンを圧倒できます。
- ティーモの通常攻撃には毒による持続ダメージ(ドット)があり、魂の収穫などのルーンと相性が良く、中盤以降のキノコダメージを高めます。
- ティーモのキノコはマップ上の視界確保とトラップとして機能し、勝ちチームのティーモのキノコは相手にとって処理が困難です。
- レベル6以降はキノコによって安全にファームが可能になるため、ジャングルがガンクを狙う場合はレベル6前が効果的です。
- ティーモは通常攻撃射程が500と長いですが、柔らかい身体と気の利いたブリンクスキルがないという明確な弱点を持っています。
- ティーモの弱点を突くためには、自分より射程が長いか、簡単にハードCCを当てられるチャンピオンが有効です。
- カウンターピックとして、サイオンやマルファイトといったタンクチャンピオンが挙げられます。
- マルファイトのQのような「対象指定」スキルを持つチャンピオンは、ティーモの身体が小さくても外さないため、安定したレーン戦ができます。
- サイオンのような「方向指定」スキルを持つチャンピオンは、スキルを当てられなければ序盤は不利になる可能性があります。
- ティーモのドットダメージを軽減するため、ドランシールドを最初のアイテムに選択するのが無難です。また、タンクはMRを積むことで、中盤以降のキノコのダメージを気にせず踏み込むことができます。
最後までお読みいただきありがとうございます。ティーモはトップレーンの中でも特に特殊な存在であり、その対策は多くのプレイヤーにとって課題となります。
重要なのは、ティーモの「柔らかさ」と「ブリンクスキルのなさ」という根本的な弱点を突き、有利な状況を作り出すことです。
この記事で解説したカウンターピックや戦術を参考に、ぜひ次の試合でティーモを圧倒してみてください。勝利の鍵は、キノコを恐れずに踏み込む勇気と、冷静な状況判断にあります。
テレポートがあるからドラゴンに歩いてこないタンクに、
誰でも怒りを覚えた経験があるはずだ。
タンクはオブジェクト戦前に視界を取る時に強く、
またドラゴンはバロンと違って柔らかいので、
テレポートが間に合わないためである。
ティーモのキノコはかなりダメージが高く、
普通は赤トリンケット、ナイトエッジ、バンシーヴェールなどで、
恐る恐る対処しなければいけない。
しかしタンクやMRを買ったシールド持ちのチャンピオンならば、
キノコから受けるダメージが低いので、
踏んだ瞬間敵に襲われる状況じゃなければ、
むしろ踏むのが気持ちいい。
そういった理由から、
ティーモ相手にはレーン戦から有利に戦えるタンクが好まれる。