考察記事

色々なチャンピオンを使えるようになるための実践的な方法【LOL記憶術】

色々なチャンピオンを使いたい人のために、
覚えるコストが低い実践的な方法を書く。

特にノーマル・ARAM・ジャングルをする場合に覚えておくと、
LOL上達速度が一気にあがるはずだ。

記憶を認知する、メタ記憶の記事。

この記事はパッチ11.11の時に執筆されました。

記憶の種類

記憶の種類を大雑把かつカジュアルに分けると、

  • 宣言記憶(意味記憶・エピソード記憶)
  • 手続き記憶

の2つに分けられる。

※ 宣言記憶と言っても、なんだかピンと来ないので、この記事では意味記憶と書くことにする。

意味記憶とは、

「ガレンはデマーシア人で、ラックスはガレンの妹」

みたいな記憶のこと。

手続き記憶とは、
LOLの操作のような、
身体で覚える記憶のこと。

手続き記憶は単純に繰り返した回数に比例するので、
記憶を維持するのに、
工夫の必要はあまりない。

いっぽう意味記憶を維持するのは厄介で、
色々なロールやチャンピオンが出来ない主な理由となる。

忘却曲線

簡単に説明すると、
意味記憶は忘れかけた頃に覚えるのが良いという話。

効率の良い復習タイミングは

  • その日のうち
  • 次の日
  • 一週間後
  • 一ヶ月後

細かいことは覚えないほうがいい

LOLで言うなら、
ガレンがナサスに強いことは覚えなくていい。

どうしてガレンがナサスに強いのか、
その理由さえ知っていれば良いわけだから。

物事はたくさん有利なことがあるほど上手に行くのだから、
ダイエット食品の広告のように、

  • ○○すれば○○

という知識はあまり役に立たない

あなたがプロとかじゃない限り、ナサスに強いチャンピオンやビルドを暗記するよりも、ピック前に統計サイトを見る方法や、基本的なルールを知っておくだけのほうがいい。

実践的なLOL記憶法

LOLのチャンピオンの数は、
パッチ11.11現在は155(グウェンがそうだったはず)。

ロールの種類は5つしかない。

なので、次の方法が機能する

  1. 最近プレイしていないチャンピオンを使う
  2. 最近プレイしていないロールをする

LOLを長くプレイしている人ならば、
数ヶ月に一回プレイするだけで、
記憶を維持できるからだ。

LOLのチャンピオン操作は8~9割の部分は共通しているので、
格闘ゲームと比べて全然難しくない。

なので、この方法はうまくいく。

得意なロールや得意なチャンピオンほど、
たまにプレイするほうが良いわけだ。

LOL以外の記憶法

我々はLOL以外のこともする。

LOLで絶対に同じチャンピオンしか使わない人も、
おそらくゲーム外では新しいことを覚え続けているだろう。

LOL以外とはLOL以外のこと全部なので、
種類が多い。

さきほど書いた最近していないことをする方法は、
全然というか全く機能しない。

LOLのチャンピオンは使える知識や操作が共通しているけれど

「ワーウィック使えないヤツ、どのチャンピオンも使えないだろ」

というのは言い過ぎかもしれないが、
ワーウィックが使えない人は全てのファイターが使えないし、
基本操作も怪しい。

しかし実際の我々が新たに身につける知識は、
ワーウィックほどに馴染みがない。

マスターイーとワーウィックくらい共通点が多ければ、
新しい知識を身につける苦戦はないが、
そうはいかない。

初めてLOLをプレイした時のように、
必死に覚える必要があるわけだ。

忘却曲線を徹底する

LOLを始めたばかりの人は、
色々なチャンピオンを触ってみて、
そのうち結構上手に使えるチャンピオンを見つける。

何故かしっくり来るチャンピオンが、
誰にでもあるらしい。

そのしっくり来るチャンピオンを通して、
ゲームの基本ルールを覚えていく流れだ。

考えてみればコレは、
忘却曲線を徹底している。

最初は徹底して繰り返さないと覚えられない

先程書いた効率の良い復習のタイミング

  • その日のうち
  • 次の日

コレは良く考えると、
二日間ずっとプレイしているようなものだ。

新しい本は二日続けて読んだほうが良く、
新しいチャンピオンも二日続けてプレイしたほうが良い。

ここで1つ問題なのだが、
あなたは一週間前に使ったチャンピオンを覚えているだろうか?

Ankiに登録する

たくさん覚えるには、
どうしても記録して置かなければいけない。

記録すること自体のコストが高い上に、
忘却曲線に合わせて本を読み返すとなると、かなり骨が折れる。

Ankiというフラッシュカードアプリがあって、
これは自分の忘却曲線を把握して問題を出してくれる。

問題ではなく本を登録すれば、
本をいつ読み返せばいいのかわかるはずだ。

本を一冊登録してしまうと、
一冊まるごと読む必要が出てくるので、
難しい本は章ごとに登録するのが賢明だろう。

終わりに

  • 復習には最適なタイミングがある
  • LOL初心者はチャンピオンを絞ったほうがいい
  • それ以外の人は最近使っていないチャンピオンを使えば上達する
  • LOL以外のものは、どうしても記録を取る必要がある
  • Ankiに登録するのがコストが低い

LOLはチャンピオン以外の知識も重要だが、
そういった知識も今回書いた方法でカバーできる。

むしろ色々なチャンピオンを使えるより、
LOL全体の知識を一つ一つ覚えていったほうが
上手なプレイヤーと言えるだろう。

  • 知識の種類を整理する
  • 記録して管理する
  • 復習する

コレだけでLOLに限らず何事も劇的に上達するはずなのだが、
我々は内面の不安や、
他のことに気を取られたりするせいで、
何故か全然うまくいかない。

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