オブジェクト賞金が付くようになってから、
試合時間が伸びた。
正確には中盤強いチャンピオンが
活躍しやすくなった。
というわけで、
最近はADCが活躍しがち。
スケーリングルーンの、
切り崩しについて書く。
ARAMはルーンもアイテムも少し違うので、
サモナーズリフトの話になる。
基本的には
- 初期HPは低いほうがいい
- レベル18時のHPは低いほうがいい
- レーン戦の射程は長いほうがいい
- HPが上がるアイテムとは相性が悪い
もっと乱暴に言うと
- ドランブレードスタートじゃないなら切り崩しが強い
となる。
この記事はパッチ12.5の時に執筆されました。
切り崩しの効果
レーンで発動するならば、
序盤から試合終了まで強い。
つまり
- 対面の最大HPが自分よりも10%多ければ最強
条件が合うならば、
入れていくべきだ。
ただし
- いつ使うのか?
これがわかるには
- 自分のチャンピオンのレベル1時のHP
- 対面のチャンピオンのレベル1時のHP
- 自分のチャンピオンのレベル18時のHP
- 対面のチャンピオンのレベル18時のHP
- 自分のチャンピオンのビルド
- 対面のチャンピオンのビルド
普通のプレイヤーにとって、
現実的じゃない。
もう少し記憶のコストを抑える方法、考えていきたい。
スタートアイテムと体力と切り崩しの関係
切り崩しはレーン戦が強いチャンピオン向け、
という話をする。
ADCは一般的に
- ドランブレード
- ロングソード
- ブーツ
これに加えて
- 体力ポーション1~4個
- 詰め替えポーション
どちらかを持っていく。
HPが低いほどポーションは使いにくい
HPが100しか減ってないのに、
オールイン時以外で、
体力ポーションを飲みたい人はいない。
- レベル1ケイトリンのHPは510
- 体力ポーションの回復量は150
- 510から150を引くと360
- HPが360切ってからポーションを飲む
- しかしHP360ではレオナのEを受けられない
HPが高いほどポーションが飲みやすい
- 360に80を足すと440
- HP360時に比べて安全にポーションが使える
レーンの厳しいチャンピオン、
あるいは組み合わせの時は、
切り崩しを避けたほうが良さそうだ。
切り崩しを入れていくなら、ドランブレードは買えない。
レベル1のHPと射程
- ケイトリン 射程650 HP510
- ヴェイン 射程550 HP515
ケイトリンは切り崩しを入れやすいが、
ヴェインは相手がメレーじゃないと、
入れられない。
逆にトップの場合、
選択肢に入れておいたほうがいい。
というわけで
- ケイトリン 相手のHP561
あれば発動する
レベル18時のHPと射程
レベル18になるとAA射程よりも、
スキルのほうが重要かもしれない。
- 1番低いのはセナ HP1795
- 1番高いのはカリスタ HP2234
- 実際はセナだけ低い HP2010~2096までが多い
セナは考える必要が薄いので、
他の2つを見ると
- HP2049のアッシュ 相手のHP2254
- HP2234のカリスタ 相手のHP2457
カリスタでは機能しにくい。
具体的に入れていったほうがいいチャンピオン
まずHPが低いチャンピオンの選択肢は2つ。
- なるべくHP(耐久力)を上げる
- 切り崩しを入れて火力を上げる
ハラスが強いチャンピオンは、
切り崩しがいい。
初期HPが低く、レーンでの射程が長いチャンピオン
- ゼリ
- ケイトリン
- セナ(ADC時のみ)
- アフェリオス
- エズリアル
- ヴァルス
手練のプレイヤーならば、
切り崩しが選択肢に入るチャンピオンばかりだ。
- 対面を見て考えることが1つ多い
とも言える。
カリスタはレベル1時は悪くないが、レベル1ごとにHP100ずつ増えるので抜いている。
本当に1~5の時だけ強いのであれば、背水の陣を入れたほうが強い。
レベル18時のHPが低く、集団戦での射程が長いチャンピオン
長いので図を見てほしい。
- アッシュ
- ジンクス
- トゥイッチ
辺りは、それなりに採用率が高く
実際かなり強い。
両方を満たしているチャンピオン
- ゼリ
- セナ
- アフェリオス
- エズリアル
- ヴァルス
- ケイトリン
レベル1適正と同じ。
ミス・フォーチュンとジンは切り崩しを避けたほうがいい
2人ともレーン戦が強く、
中盤以降の射程も悪くない。
しかし単純にHPが多い。
HP2150だと、切り崩すのに
敵のHP2365必要になってしまう。
これではHPの上がる装備を避けても、
ADC、サポート、ミッド辺りに
発動しにくくなる。
ノーマルゲームで切り崩しは避ける
ノーマルゲームで、
あなたはヴァルスをピックした。
ヴァルスはレベル1HP530、
レベル18HP2077、
AAもQも射程が長い。
なのでルーンの1番下に物理防御を入れて、
切り崩しをセットしていった。
対面は
- スウェイン&ザイラ
- ベイガー&セナ
- カシオペア&レル
何かCCスキルに1個でも当たれば、
そのまま倒されるので、
仕方なくドランブレードを買っていく。
ルーンが1枠無駄になった上に、
物理防御ルーンは役に立たない。
相手の組み合わせも凶悪なので、20分待つことになる。
ブラインドピック時、安易にADCで物理防御を入れるのは気をつけよう。
ノーマルゲームのルーンはどうする?
ルーンのかけらは
- 攻撃速度 or アダプティブ
- アダプティブ
- 体力
こうなる。
切り崩しの話なので、
メイン栄華の話をしよう。
体力が高く試合が長引きやすいので、
- オーバーヒール
- 強まる嵐
が強いのではないかと思う。
ダイヤ3以下が数人混ざっているのであれば、AFKが出ない限り試合時間は長い。
理由はシンプルで、20分のバロンを倒せないからだ。
終わりに
- 切り崩し時はドランブレードスタートを避ける
- 体力の上がるルーン・装備は全て避ける
- ジンでの切り崩しは避ける
- ノーマルゲームでの切り崩しは避ける
- ノーマルでは体力ルーン+オーバーヒール+強まる嵐が強そう
- スタートアイテムがドランブレード以外なら切り崩しにするのが簡単
ブランドを相手にする時、
ブーツスタートのジンを出す人は多い。
私もそういったピックを用意してあるのだが、
なぜかいつも切り崩しのダメージが低い。
おかしいなと思ったので、
記事を書いて整理してみた。
- HPの上がる装備・ルーンがゼロの場合、レベル18時 HP2100越えないなら、切り崩しが強い
少し長いけれど、
脳みそに覚えさせるなら、
この文章になる。