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ARAM最強のルーンのかけらと、実際の耐久力の話【知らないと困る知識】

アサシン・メイジ・タンクを使わない人は、耐久力のルールを全く知らないことに気づいたので、書く。

タイトルこそARAM最強となっているが、基本的な話なので、知らない人は目を通しておくことをオススメする。

普通LOLプレイヤーは、知らないことが多い。

逆にアサシン・メイジ・タンクを使っているのに知らないと、困ることになるだろう。

反対に今回の記事の知識を知っていれば、知らない人に比べてLOLを楽しめるチャンスが多いので、読むだけで有利だ。

※ 楽しめるチャンス=相手をボコボコにしやすい。

この記事はパッチ11.12の時に執筆されました。

ルーンのかけら(シャード)とは

ルーンのかけら1(AP)1(AD)23
攻撃アダプティブフォース+9AD+5.4攻撃速度+10%スキルヘイスト+8
フレックスアダプティブフォース+9AD+5.4物理防御+6魔法防御+8
防御体力+15~140(レベルに応じて)物理防御+6魔法防御+8

ゲーム内でも組んでいるので、書かなくてもわかるのだけど、一箇所だけわかりづらいところがある。

初期アダプティブがADのチャンピオンの場合、AD+9ではなくAD+5.4なところだ。

APはちゃんとAP+9。

基本的に、どのチャンピオンも初期アダプティブはADが望ましいとされている。

例えばマオカイやマルファイトが攻撃速度を入れるのは、初期アダプティブがAPだからだ。

殴り合いもラストヒットも攻撃速度(AS)を入れたほうが強いので、ASを入れる。

どのルーンのかけらを入れるか?

考えられる指標は

  • 自分のチャンピオンに合うもの
  • 対面に合わせたもの
  • ゴールド効率が高いもの

大体ココらへん。

ゴールド効率から見てみよう。

ゴールド効率

画像はLOL英語wiki Gold_efficiency(ゴールド効率)のページより引用

「1ADは35ゴールド分の価値があります」

ということが、ひと目でわかる画像だ。

素のステータスがあり、攻撃速度や回復効果などはステータスを元に計算されるので、ゴールド効率といっても怪しいのだが、今は無視する。

では実際に、ルーンのかけらに当てはめてみよう。

ルーンのかけら、ゴールド効率

ゴールド換算1(AP)1(AD)23
攻撃195.75189250213.36
フレックス195.75189120144
防御最低40.5 最大373.8120144

意外とルーンによって値段効率が違う。

では具体的にゲームモードごとに、どのルーンを入れたら良いのか、書くことにする。

サモナーズリフト編

基本は

  • 攻撃はチャンピオンに合ったものが望ましい
  • フレックスはアダプティブが望ましい
  • 防御は体力を避けたほうがいい

こうなる。

実際には少し変わって、

  • ジャングラーは最も速く周回できる攻撃ルーン
  • レーナーでもアダプティブがAPなら攻撃速度にすることが多い
  • 対面と敵ジャングラーが両方同じダメージならフレックスも防御
  • レベル1から始まるので防御ルーンは対面がAP以外なら物理防御

レーナーはダメージトレードがあるので、やはり防御を体力にするのは、ジャングラーじゃないと辛い。

体力自動回復分と、ポーションがあるから、減る量は少ないほど良いからだ。

レーナーとジャングラーがAP同士の組み合わせは、ルーンの値段効率が良いので、中々辛い。

相性が互角ならば、タイマン・ジャングラー含めての2対2も苦戦が予想される上に、ガンクも刺さりにくい。

ARAM編

ARAMの場合、射程の短いチャンピオンで、フレックスをアダプティブにしてもどうしようもない。

長射程、ポーク、アーティラリー(全部同じ意味)といったチャンピオンじゃない限り、フレックスをアダプティブにはARAM初心者以外しないだろう。

とりあえず

  • 攻撃ルーンはチャンピオン、ビルドに合ったもの
  • フレックスはアーティラリー以外防御ルーン

ここまでは、あなたも納得だろう。

残る問題は、防御ルーンは何を入れるのが1番良いのか?

ARAMで防御ルーンは何が正解か

相手チームのチャンピオンが全くわからないので、厳密な正解はないのだけど、明確に最強ルーンが存在する。

何も見ず、何も考えず、次の問題に答えて欲しい。

問題 レベル18時のARとMR、チャンピオン平均はどれくらいの数値?

というわけで、正解は物理防御以外のルーンを入れる。

実際の耐久力、実質ヘルス

レベル18時のチャンピオンの耐久力を大雑把に書く。

  • 体力2000
  • AR100(物理防御ルーン込み)
  • MR50

もちろんチャンピオンによって違うが、耐久力が上がる装備を全く積んでいなければ、こんなもんである。

※ レンジのMRはもう少し低い。40前後

  • AR100の時は物理50%軽減
  • MR50の時は33%軽減

それぞれ耐えられるダメージは実質

  • 物理なら4000
  • 魔法なら3000

低いほど1ポイントごとの効率が良いので、魔法防御が良いという話。

しかし、実はもう1つ理由がある。

体力×(防御+100)÷100

この式で実際の耐久力を計算できるけど、あまり使わない。

アサシンとメイジ(アサシン)

上の記事を見て貰えればすぐにわかる。

ARとMRは上げすぎても効果が薄くなるのだけど、低すぎるとアサシン・メイジに防御0で計算されてしまうのだ。

0だとARAMでもサモリフでも、ゼラスのRだけで倒される可能性が高い。

しかしペネトレーション計算後に10残っているだけで、9%軽減できる。

数値を丸めると、魔法防御ルーンの+8MRで実質8%ヘルスアップ。

なのでARAMでは

  • 防御ルーンは魔法+魔法
  • もしくは体力+魔法
  • なるべく心身調整を入れる

こうなる。

0計算を避ける。

しかし物凄く育ったアサシンだと、AR100以上積んでも0で計算してくるので、サモリフでは対処できない試合も多い。

MR貫通は脅威ほど多く詰めないので、まだ行けるけれど、結局アサシン・メイジにスノーボールされてしまうと、やっぱり対処できない。

終わりに

書いたこと
  • 単純なゴールド効率ならAS>ヘイスト>アダプティブ
  • サモリフならフレックスはアダプティブが望ましい
  • サモリフなら体力ルーンは基本的に避ける
  • レベル18時はMRのほうが圧倒的に低い
  • ARとMRは低い時ほど効果が高い
  • 実際の耐久力の話
  • アサシンメイジからの0計算を避ける

相手がALLADということもあるので、完璧とは言えないのだけど、ARAMで物理防御ルーンを入れる人は基本的なルールを知らない。

とりあえずアサシン・メイジに詳しければ、

「よっしゃ!! 物理防御ルーン入れるか!!」

とは絶対ならない。

サモリフノーマル(ARAM同様ブラインドピック)では逆に、

  • レベル1から始まる
  • メイジのラストヒットは難しい

となるので、全ロール物理防御ルーンを入れていくのが無難だ。

おまけ

ARAMで物理防御ルーンを入れる人の思考は

  • サモリフでは基本物理防御を入れるから

しかし

  • ARAMはサモリフではない
  • 値段効率の点では魔法防御ルーンが優秀
  • 物理防御のほうが基本ステータスが高い

むしろ

「何故サモリフでは物理防御を入れるのだろう?」

というのが、疑問の出発点になると思うのだけど、普通のプレイヤーはそんなこと考えない。

しかしある程度(シルバーくらい)ゲームに慣れたら、今回の記事に書いたような、基本的なルールを覚えていったほうが上達する。

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