LOLは世界一民度が低いゲームだ。
これを誇りにしているプレイヤーは元気だが、
知らないプレイヤーは不健康である。
今回紹介する
は人間関係のバイブルであり、
世界的名著だ。
今回この本を読んで思いついた考えを書く。
世界一民度が低いゲームである理由は、
LOLのゲームデザインではなく(LOL内)、
- LOLで自尊心を得ようとする人がいるからではないか(LOL外)?
という仮説だ。
この記事はパッチ12.18の時に執筆されました。
コミュニケーションの3パターン
- 求めているものを相手から奪い取る
- 求めているものを与えてもらうために媚びへつらう
- ギブアンドテイクの精神で公平な交換をおこなう
1 小学生と犯罪者は、
こういった方法を取る。
2 こういった方法は、
卑屈とか、迎合と言ったりする。
3 相手が求めているものを与えることで、
自分が求めているものを手に入れる方法。
3以外は、うまくいかない。
本には書いていないが、
おそらく高校生くらいにならないと、
3の接し方はわからないだろう。
- 女性にモテたいと思って、初めて人との接し方を考える
それが男性というものだ。
人間関係の4つのルール
- すべての人は程度の差こそあれ自分本位である
- すべての人は自分に最も強い関心を抱いている
- すべての人は自分が重要だと感じたがっている
- すべての人は他人に認められたいと思っている
1~4 ブログの書き方とか文章術の本には、
- あまり自分のことを書いてはいけない
と書いてあることが多い。
自分は自分に関心があるけれど、
相手は自分に関心がないからだ。
なので
「あなたがアイドルじゃなければ、自分の日常を書いてはいけない」
となる。
このブログのコメント欄には、今日食べたもの、見た漫画、SNSと同じように好きなだけ書いてかまわない。
相手に重要感を持たせる3つのルール
- 相手を重要な存在だとみなす
- 相手に注目する
- 相手に対して威張らない
3 相手に感銘を与える最も効果的な方法は、
自分が相手に感銘を受けたことを伝えること。
他人に対して批判的な人は自尊心が低すぎる
- 自己中心的な人は自尊心が高すぎるのではなく低すぎる
- 自分との関係がうまくいっているなら、他人との関係もうまくいく
- 自分とも他人ともうまくいっていない人は、自尊心を取り戻すのが唯一の解決方法
このツイートを思い出した。
自尊心を取り戻すとはいっても、
- 自分で決めたことをきちんとやる
- 毎日身体を鍛える
- 毎朝元気に出かける
なかなか難しいだろう。
というわけで世の中は、
自尊心が低い人ばかりと言っていい。
自尊心を満たすのが難しいからこそ、相手の自尊心を満たす方法が機能するわけだ。
LOLと自尊心
ここから私の意見を書く。
- LOLをしても自尊心は上がらない
- 一般的に、LOLプレイヤーは敬われない
- LOLプレイヤーは、LOLプレイヤーを敬わない
- 特にゲーム中は、重要な存在だとみなしてくれることはない
1 一般的にゲームをして、
自尊心が上がることはない。
周りの人はプレイを歓迎してくれないし、
LOLは身体を動かさないので、
頭も良くならない。
2 割れた腹筋と違って、
LOLの腕前はなんの自慢にもならない。
プロとか配信者でお金を得ている人じゃないと、
かなり厳しい。
3 LOLプレイヤーですら、
LOLのランクが高い=偉いとは思っていない。
彼らが自分のことをなんて思っているか、
私は知っている。
ゲーム中毒者。
4 対面の相手に お世辞を言う人は、
なかなかいない。
トップレーナーとか、
1対1のゲームじゃないと、
対戦後にやりとりしようと思わないものだ。
LOLで自尊心を得ようとする気持ちはわかるが
「ネットゲームで活躍して、味方から褒められたい」
ネットゲームをする前は、
私も思ったことがある。
※ そう思う時とは、やはり人間関係が不調な時だ。
しかし今そういう人を見かけたら
「受診しなさい」
というだろう。
生得的に持っている攻撃衝動を発散させるためでしか、LOLは上手に機能しない。
これは私がLOLプレイヤーを見てきた経験だけの話。
LOLで自尊心を得たいとは
いろいろな方法があるけれど、
最も単純なもの、
- LOL内の試合で活躍する
ということにしよう。
その場合
- たくさんLOLをプレイする
- たくさんLOLについて考える
となる。
外発的動機づけになるので、
努力は長く続かない。
そして当然ゲーム中毒者には歯が立たない。
典型的なパターンとして、
- LOLのプレイ時間は長いが、LOLについては考えない人
こういう人は、
LOLや相手に危害を加えたりするのが
好きじゃない人だ。
知らないのは本人だけで、他人から見れば一瞬でわかる。
とにかくLOLで自尊心を得たり回復させるのは難しい。
このブログの閲覧数が多い理由
- LOLについて自分の言葉で何かを書く人が少ないから
- 心理的安全性が低い人が多いから
- 自尊心が低い人が多いから
一言で言えば、
「長時間LOLをして健康になるわけがないから」
だ。
例えばブログやYoutubeをすると考えた場合、
必ず悪意あるコメントが来るのは誰でもわかる。
やる前からわからない人は、
ちょっと性格が良すぎる。
しかしそういった人達のおかげで、
閲覧数が多いわけだ。
- 悪意のあるコメントをする人は何か始めたりしない
- 悪意のあるコメントをする人のおかげで、始める人が少ない
資本主義のせいか、
インターネットでは
不快な人は一瞬で排除される。
SNSで不平不満を言う人の人望の無さは凄い。
その人が金持ちの家に生まれてきたら、
そんなことはしていないだろう。
自分は何か発信してるのに、他人のコンテンツで悪意あるコメントする人がいたら、恐ろしいと思う。
LOL以外のことじゃないと褒めるのは難しい
LOLの質問に対しては
- 無視
- 身体を鍛えろ
- LOL辞めろ
といった反応をする。
明らかに体面が傷付いていたり、
精神的な問題に対しては
- わりと長い文章で返信する
※ 容赦なく消したり無視したりする時もあります。
共通するのは
- もう少し別なことをしたほうがいい
ということだ。
結局LOLをしている人の自尊心を満たすのは、LOL以外のことで褒めるしかない気がする。
終わりに
- ギブアンドテイクの精神で公平な交換をおこなう
- 相手の自尊心を満たす
- LOLは身体を動かさないのでプレイしても元気にならない
相手の自尊心を満たすとあるが、
- 相手に対して、なろう小説の主人公のように接する
- そのためには、自分の自尊心が満たされていなければいけない
そうなると物語のMOBは、
ずいぶん立派なヤツで、
読者よりずっと自尊心が満たされている。
人間関係や人生で躓いた10代の人が、
ゲームで自尊心を得ようとする行為。
これは周りの人が止めてあげるべきだと思う。
- 受診する
- 身体を鍛える
- Vtuberを見る
本当にLOLを楽しみたいのであれば、
こっちのほうがいい。
今回の記事では詳しく書かないが、ゲームを外発的動機づけでプレイするのは時間の無駄だ。
ティミー
カードゲーム用語に、
ティミーというのがある。
- デカくて強いカードを出して勝つ
コレを好むプレイヤーのことだ。
LOLを頑張るのではなく、
自分が健康なら相手が特別上手じゃない限り、
好きなだけボコボコにできる。
私はこの方法を好む。