全てのレーンでそうだが、
ミッドはトップの次くらいに、
チャンピオン相性が重要だ。
カサディンはアンチメイジというポジション。
マンガやゲームに良く出てくる、
魔法が効かない系のキャラクターである。
一般的なLOL観としては
- 先出しカサディンに負けるのは罪
- 基本カサディンは後出し
1 カサディンは先出し出来ないチャンピオンで、
ボコるチャンス。
しかしどんな組み合わせでも、
完全なタイマンじゃない以上、
負けることはある。
しかし負けるにしても、
負け方があるでしょう?
2 あまりにも相性が悪いければ
BANするべきだが、
ちょっとだけ不利なら、
チャンピオン対策でなんとかしよう。
では最初は1から書く。
この記事はパッチ12.7の時に執筆されました。
カサディンのストーリー
- レベル6まで耐える
- Rでダメージ交換する
- HP差が付いたらイグナイトを付けて倒す
- 装備3つ揃ったら、Rスタックを溜めてADCを倒す
- ドラゴン4つ取って勝利
1 レベル6まではケイルみたいなもので、
めちゃくちゃ弱い。
3 カサディンはフラッシュ+テレポートが基本。
余裕がある組み合わせの時はイグナイト。
つまり序盤から攻める姿勢が大事だ。
4 ここまで来ると、
スケーリングの高いチャンピオン以外で
勝つのは難しい。
カサディンの攻撃パターン
カウンターピックの記事だけど、
一応出し方も書いておく。
- Q単発
- E>AA>W>Q
- R>(モーションキャンセル)AA>W>E>Q
- R>フラッシュ>(モーションキャンセル)AA>W>E>Q
1 ケイルのE単発と同じなのだけど、
たまにコレだけで負けるヤツがいる。
2 レベル6前のダメージトレード。
少しマルファイトと似てる。
3 Rの後は、右クリック>アタックムーブをしないと
1秒後にAAが出る。
リヴェンと同じテクニック。
4 Rは遠くの敵に向かって撃ち、
その後にフラッシュ。
- 近くにR>射程外の敵にフラッシュ
だと何故か上手くいかない。
トップのナサスのような、
誰でも使えるミッド後出し要員と言われているが、
言うほどコンボは簡単じゃない。
上級者からすれば簡単だが、
コンボの仕組みを知っていたら
LOLに詳しいと言っていい。
レベル6以降の3を使って、メイジをボコるのがカサディン。
カサディンへのカウンターピック
- 序盤のハラスが強力
- カサディンのRトレードで負けない
- ADチャンピオン
この条件に当てはまるチャンピオンが強い。
いくつか例を挙げてみよう。
カサディンのRはスタックで威力が上がるので、右クリックでカサディンのスタック数を確認しておこう。
ニーコ
レベル6前のカサディンは、
ニーコに全く歯が立たない。
- ダメージトレードで勝てない
- 押し込まれた後にタワー下でQを受け続ける
ジャングラーのガンクがニーコに刺さらなければ、
他のレーンが圧勝しない限り、
カサディンは勝てない。
ダイヤモンドのほうが勝率が高いのは、
単純に試合時間の関係だろう。
ガングプランク
ファーストストライクにして、
ひたすらQとEのダブルハラス。
※ Eをモーションの速いAAで破壊して、その後スロー状態の相手にQを当てる。
欲しがるなら
- エッセンスリーバー>プローラークロウ
序盤を強くしたいなら
- トリニティフォース>コレクター
ダイヤモンドのほうが勝率が高いのは、
ガングプランク自体が
難しいからかもしれない。
アジール
レベル1からレベル18まで、
アジールのほうが強い。
WにASバフが付いており、
アジール自体
射程が短い相手に強い。
カサディンがRトレードしてきても、
アジールはADC寄りのチャンピオンなので
負けにくい。
難点はアジール自体が、
ミッドチャンピオンで
トップクラスの難易度という点だ。
アクシャン
挙げたチャンピオンの中では、
ダントツで簡単だ。
ADなのでラストヒットが取りやすく、
クラーケン+ウィッツエンドで、
レートゲームにならない限り負けない。
カサディンを後出しされた場合
カサディンがAPに対して強いので、
あなたがAPメイジを出して、
その後カサディンが出てきたとする。
その場合はレベル6になるまえに、
有利を付けるしかない。
※ 味方が強ければファームだけしててもいい。
有効なのは
- 電撃・エアリー
- イグナイト
- コラプトポーション
- ドランブレード
辺りだ。
ウェーブコントロール
かなり難しい話になる。
- ウェーブを自軍タワー前で止める
- スロープッシュ(2~3ウェーブ溜めて押すこと)する
どちらかが有効というか、
レーン有利の状況とは、
具体的に言えばこういう状況のこと。
2に付いて説明しよう。
- カサディンを殴る
- 相手ミニオンが自分を殴ってくる
- するとレーンがプッシュウェーブになる
- スロープッシュする
- タワー下のカサディンにイグナイトしてキル
レベル2~3スロープッシュ、
みたいに呼ばれる戦術だ。
序盤弱い相手に取れる、
トップとミッドの戦術である。
おそらく95%の人は知らないと思う。しかしマッチアップ時には考えておくべき項目の1つ。
アスリートがアイマスクと耳栓して眠るようなもの、と思えばいい。
特定の対策アイテム
- ウィッツエンド
コレを無理なく持てるチャンピオンは、
全員初手に持っていいかもしれない。
特に相手ジャングルもAPだった場合、
必ず持とう。
終わりに
- 先出しカサディンに、タイマンでアッサリ負けるのは罪
- ミッドメイジを先出しするなら、カサディン対策をしておこう
- こちらがどんなチャンピオンでも、レベル6前に差を付けたい
- ウィッツエンドを持てるチャンピオンは、初手に持とう
- レベル2~3スロープッシュは、どの組み合わせでも考えておくこと
トップとミッドは、
自分が先出し時はごまかして、
後出し時は気持ちよくなる。
こういったレーンである。
後出し時に出すチャンピオンは、
ある程度の慣れや練度が必要だ。
簡単にわかる目安としては、
自分が100万ゴールド持ってた時に、
チームを勝利に導けるかどうか。
「フルビルドでも全然活躍する自信がない」
というチャンピオンは、
ランクで出さないように。
私はたまに全く使えないシンジドを出すが、
毎試合味方に怒られる。
人間新しいことに挑戦するのが大事だが、
練習もしてないのにバク宙するような真似は、
流石に危険なので避けたほうがいい。
パッチ12.7現在だと、
バフされたニーコとガングプランク、
この二人を当てるのが良いと思う。