どのレベルを初心者と呼ぶのか人それぞれ違うが、今回の記事ではゴールド未満を初心者とする。
残酷な言い方になるが、ゴールド未満の人とARAMやノーマルゲームを一緒に遊んでも、その人が死ぬほど足引っ張ってゲームにならないことが多いからだ。
ゴールド以上は知識面に差があるだけで、操作自体はあまり変わりがない。スターガーディアンやオデッセイのようなPvEモードでは、ゴールド4のプレイヤーでもキレ目なくAAやスキルを入れるので、非常に頼りになる。
最大DPSを常に出せるのは、他のゲームだと本当に一部の人だけなので、LOLの敷居はかなり高い。
今回の記事では、LOLという敷居の高いゲームで中級者になるには、どのレーンから始めるのが速いか? という話をしていく。
私が2週間で中級者になった練習方法
LOLではなく、HON(DotaとDota2の間のゲーム)というMOBAの話になる。
今から書くのは、私をそのゲームに誘った友人に教わった練習方法だ。
この練習方法は物凄く、あっという間に上達した。
LOLで言えば、それまでずっとシルバーだったのに、2週間でダイヤに上がったほどの効果があった。
何故そんなに上達したのか?
私が考えるに、原因は
- やることがシンプル
- 味方がいないので集中しやすい
- プレイ時間が短い
MOBAは非常に複雑なゲームに感じるが、実はレーン戦だけしっかり出来ていれば、あとはほとんど問題がない。
問題がないというか、レーン戦でコケるとまともな試合ができないし、レーン戦をしっかり覚えた人は、その後のゲーム展開も覚えられるからだ。
LOLでいうと、レーンに勝たないのに中盤戦は覚えられない。敵と戦闘できないからである。
操作だけなら3分で覚えられるのに何故同じチャンピオンを使うのか?
LOLにも操作が難しいチャンピオンがいるが、そういったチャンピオンを除けば操作は非常に簡単だ。
ギルティギアシリーズのエディの操作難易度を1万とするならば、ガレンは5。
それなのに同じチャンピオンを何度も使うのは
- 単純に思考が安定して集中しやすい=面白いから
- 格闘ゲームと勘違いしているから
集中しやすいのは非常に大事なので、同じチャンピオンを頻繁に使うのは、悪い選択肢ではない。
上達方法を考えると
- 同じチャンピオンを使って、試合全体を覚える
- 慣れていないチャンピオンを使って、レーン戦だけ覚える
- 同じチャンピオンを使って、レーン戦だけ覚える
- 慣れていないチャンピオンを使って、試合全体を覚える
4以外ならOK。ただし3は少し退屈かもしれない。
初心者は集中しやすいロールを選ぶべき
ジャングラーは最も集中しにくい
最も初心者が集中しにくいロールはジャングラーだ。
その理由は
- ゲームでの負担がミッドと並んで大きい
- 味方のピンがうるさい
- レーンの味方がソロキルされるなど集中が乱されやすい
- 単純にできる人が少ないので覚えるまでが難しい
味方をピンを無視しつつ、何も考えずに最速でファームできるようになるまで、難易度が高い。
ビルドや操作は他のロールに比べて簡単なのだが、EQ(心の知能指数)や、非認知能力が求められるロールであり、普通LOLプレイヤーはそういった能力が低い傾向がある。
というわけで、初心者のメインロールはジャングルは除外。サブで少しプレイする分には推奨したい。
ボットレーンも集中しにくい
初心者がサポートをしても時間の無駄なので、除外。
プラチナやゴールド5人で遊ぶのであれば、1番下手な人がサポートをすると良いかもしれないが、初心者がサポートをしても何も学べるものはない。
敵味方4人いるのでレーン戦の難易度が高く、CSを伸ばす方法を覚えることができないので、他のレーンに応用が効かないからだ。
例えばADCで10分70取れる人が、トップやミッドで30しか取らないことはない。なのでまともにファームができるようになってから、サポートをしたほうが良い。
最初にサポートを選んで上手になった人は、私は見たことがない。
※ 存在はすると思うが、ほとんどの人は辞める。相当やる気がない限り、サポートを最初に選べば、ずっと仲間内で1番下手なままだからだ。
というわけでADCの話をしていくが、ADCで最も重要な能力を知っているだろうか?
- 味方、特に隣のサポートに対するおおらかさ
である。
よくLOL配信者は味方に怒ってるから面白くない。みたいなことを言う人がいるが、実際のプレイヤー視点から見てみると、ダイヤの人はそんなに怒っていない。
ダイヤの人でも怒るのは全く珍しくないのだけど、イラッと来た瞬間に反射的に味方にハテナピンは鳴らさない。
LOLプレイヤーは戦いに来ているので、味方に堂々と喧嘩を売る行為をしたら、AFKされる。
ADCは隣のサポートがどんなにクソでも、簡単にイライラしない人が求められる。そうじゃないと、集中してプレイできないからだ。
ミッド・トップレーンが集中しやすい
1対1なので因果関係がわかりやすいからだ。
もちろんジャングラーのガンクを喰らえば、その時点で負けてしまうが、幸いにも敗因がハッキリしている。
他の理由としては、やはりソロレーンだからだ。
他のプレイヤーに悪意があろうとなかろうと、デュオレーンよりソロレーンのほうが集中しやすい。
目標レベルは低いほうが良い
チャレンジャーを目指して練習すれば、簡単にゴールドに上がりそうな気がする。100点を目指して勉強すれば、40点は取れそうであるからだ。
しかしLOLは暗記科目ではなく、数学のように体系付けられた知識が必要とされる。穴の空いた知識はあんまり役に立たない。
LOLの試合は一応、一日と同じで最後までプレイするけれど、序盤から1つずつしっかり覚えていったほうが結果的に早く覚える。
結局最初から学ぶ範囲が広いと、何から覚えていけば良いのかわからず、集中できないのが原因だ。
また難しいチャンピオンと簡単なチャンピオン、どちらを選ぶか迷っているならば、迷わず簡単なほうから選ぶべきである。
終わりに
1対1の練習方法はLOLではしにくいが、ソロキューのトップやミッドで同じような心境でプレイすればいい。
やはりチャンピオンを知らないといけないので、トップならダリウス、ミッドならカタリナ・ゼドなどCSが取りやすく使用率が高めのチャンピオンがオススメだ。