どのレベルを初心者と呼ぶのか人それぞれ違うが、
今回の記事ではゴールド未満を初心者とする。
残酷な言い方になるが、
ゴールド未満の人とARAMやノーマルゲームを一緒に遊んでも、
その人が死ぬほど足引っ張ってゲームにならない。
ゴールド以上は知識面に差があるだけで、
操作自体はあまり変わりがない。
スターガーディアンやオデッセイのようなPvEモードでは、
ゴールド4のプレイヤーでもキレ目なくAAやスキルを入れるので、
非常に頼りになる。
最大DPSを常に出せるのは、
他のゲームだと本当に一部の人だけなので、
LOLの敷居はかなり高い。
今回の記事では
- LOLという敷居の高いゲームで中級者になるには、どのレーンから始めるのが速いか?
という話をしていく。
この記事はパッチ11.5の時に執筆されました。
私が2週間で中級者になった練習方法
LOLではなく、
HON(DotaとDota2の間のゲーム)というMOBAの話になる。
今から書くのは、
私をそのゲームに誘った友人に教わった練習方法だ。
手順
- カスタムゲームでmid 1on1の部屋を建てる
- 当時はカスタムでもレートが変動したから人がきた
- ランダム、もしくは先出しでピックをする
- 試合を始める
- サレンダーできる時間になった瞬間にサレンダーを押す
この練習方法は物凄く、
あっという間に上達した。
LOLで言えば、
それまでずっとシルバーだったのに、
2週間でダイヤに上がったほどの効果があった。
何故そんなに上達したのか?
私が考えるに、原因は
- やることがシンプル
- 味方がいないので集中しやすい
- プレイ時間が短い
MOBAは非常に複雑なゲームに感じるが、
実はレーン戦だけしっかり出来ていれば、
あとはほとんど問題がない。
問題がないというか、
レーン戦でコケるとまともな試合ができないし、
レーン戦をしっかり覚えた人は、
その後のゲーム展開も覚えられるからだ。
LOLでいうと、
レーンに勝たないのに中盤戦は覚えられない。
敵と戦闘できないからである。
操作だけなら3分で覚えられるのに何故同じチャンピオンを使うのか?
LOLにも操作が難しいチャンピオンがいるが、
そういったチャンピオンを除けば操作は簡単だ。
ギルティギアシリーズのエディの操作難易度を1万とするなら、
ガレンは5か4。
それなのに同じチャンピオンを何度も使うのは
- 単純に思考が安定して集中しやすい=面白いから
- 格闘ゲームと勘違いしているから
集中しやすいのは非常に大事なので、
同じチャンピオンを頻繁に使うのは
悪い選択肢ではない。
上達方法を考えると
- 同じチャンピオンを使って、試合全体を覚える
- 慣れていないチャンピオンを使って、レーン戦だけ覚える
- 同じチャンピオンを使って、レーン戦だけ覚える
- 慣れていないチャンピオンを使って、試合全体を覚える
4以外ならOK。
ただし3は少し退屈かもしれない。
初心者は集中しやすいロールを選ぶべき
ジャングラーは最も集中しにくい
最も初心者が集中しにくいロールはジャングラーだ。
その理由は
- ゲームでの負担がミッドと並んで大きい
- 味方のピンがうるさい
- レーンの味方がソロキルされるなど集中が乱されやすい
- 単純にできる人が少ないので覚えるまでが難しい
味方をピンを無視しつつ、
何も考えずに最速でファームできるようになるまで、
難易度が高い。
ビルドや操作は他のロールに比べて簡単なのだが、
EQ(心の知能指数)や、
非認知能力が求められるロールであり、
普通の人はそういった能力が低い傾向がある。
というわけで、
初心者のメインロールでジャングルは除外。
サブで少しプレイする分には推奨したい。
デュオレーンも集中しにくい
初心者がサポートをしても
時間の無駄なので、除外。
プラチナやゴールド5人で遊ぶのであれば、
1番下手な人がサポートをすると良いかもしれない。
ただし初心者がサポートをしても
学べるものは何もない。
敵味方4人いるのでレーン戦の難易度が高く、
CSを伸ばす方法を覚えることができないので、
他のレーンに応用が効かないからだ。
例えばADCで10分70取れる人が、
トップやミッドで30しか取らないことはない。
なのでまともにファームができるようになってから、
サポートをしたほうが良い。
最初にサポートを選んで上手になった人は、
私は見たことがない。
※ 存在はすると思うが、ほとんどの人は辞める。相当やる気がない限り、サポートを最初に選べば、ずっと仲間内で1番下手なままだからだ。
ADC
というわけでADCの話をしていくが、
ADCで最も重要な能力を知っているだろうか?
- 味方、特に隣のサポートに対するおおらかさ
である。
よくLOL配信者は味方に怒ってるから面白くない。
みたいなことを言う人がいるが、
実際のプレイヤー視点から見てみると、
ダイヤの人はそんなに怒っていない。
ダイヤの人でも怒るのは全く珍しくないのだけど、
イラッと来た瞬間に反射的に
味方にハテナピンは鳴らさない。
LOLプレイヤーは戦いに来ているので、
味方に堂々と喧嘩を売る行為をしたら、AFKされる。
ADCは隣のサポートがどんなにクソでも、
簡単にイライラしない人が求められる。
そうじゃないと、
集中してプレイできないからだ。
LOLがイライラしやすいゲームなのは、他のプレイヤーがいるからである。
ソロキューでADCをすると、常に自分より下手な人が隣にいるわけなので、高いEQが必要。
ミッド・トップレーンが集中しやすい
1対1なので因果関係がわかりやすいからだ。
もちろんジャングラーのガンクを喰らえば、
その時点で負けてしまうが、
幸いにも敗因がハッキリしている。
他の理由としては、
やはりソロレーンだから。
他のプレイヤーに悪意があろうとなかろうと、
デュオレーンよりソロレーンのほうが集中しやすい。
目標レベルは低いほうが良い
チャレンジャーを目指して練習すれば、
簡単にゴールドに上がりそうな気がする。
100点を目指して勉強すれば、
40点は取れそうであるからだ。
しかしLOLは暗記科目ではなく、
数学のように体系付けられた知識が必要とされる。
穴の空いた知識はあんまり役に立たない。
LOLの試合は一応 最後までプレイするけれど、
序盤から1つずつしっかり覚えていったほうが
結果的に早く覚える。
結局最初から学ぶ範囲が広いと、
何から覚えていけば良いのかわからず、
集中できないのが原因だ。
また難しいチャンピオンと簡単なチャンピオン、
どちらを選ぶか迷っているならば、
迷わず簡単なほうから選ぶべきである。
終わりに
- サポート・ジャングラーはメインロールにしない
- トップ・ミッドがオススメ
- ADCはEQもしくはEQスキルが高い人が向け
- 集中が乱されやすいロールは初心者向けじゃない
- 簡単なことからしていったほうが成果が出やすい
1対1の練習方法はLOLではしにくい。
なのでソロキューのトップやミッドで
同じような心境でプレイすればいい。
やはりチャンピオンを知らないといけないので、
トップならダリウス、
ミッドならカタリナ・ゼドなどCSが取りやすく、
使用率が高めのチャンピオンがオススメだ。