LOLと記憶術【レーン上達とコンボ精度上達は練習方法が違う】

考察記事
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私はある程度記憶術を知っているし、Ankiというアプリケーションも日常的に使っている。

LOLは普通のゲームと比べると覚えることが多く、そのため初心者にとってハードルが高いゲームになっている。

記憶術を覚えるとLOLが上達するなんてことはない。

何故ならば、いつでも情報が見れるからだ。

しかしある程度知っておくと、「なるほど、こうなっていたのか」と感じる場面が多いので、この記事では記憶の仕組みについて書いておきたい。

きっと役に立つと思う。

この記事はパッチ10.18の時に執筆されました。

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記憶の基本的な仕組み

3つの段階
  1. 記銘(符号化)
  2. 保持(貯蔵)
  3. 想起(検索)

記憶はこの3つの段階を得ると、記憶できる。

あなたがトップレーナーだったとしよう。

相手の先出しトリンダメアを見たら、BANされてなければナサスを出そうと考えるはずだ。

「トリンダメアはナサスに弱い」と想起できたことになる。

※ マルファイトだとトリンに握撃を持ってこられると勝てないことが多い

このように上手に想起できればLOLは有利で、想起できないとLOLは不利。

長期記憶から特定の情報を引き出すことを想起というのだが、何度も想起をするとスムーズに引き出せるようになる。

そしてどんどん忘れにくくなる。

ノーマルゲームをしても上手にならない理由

ノーマルゲームの場合、相手のトリンダメアはこちらのチャンピオンやルーンを決めた後にわかる。

自分はヨリックを先出しして、相手がトリンダメア後出しの時、不死者の握撃で抵抗していこうとかそういった戦術が取れない。

それはつまり、想起するタイミングがないということだ。

ローディング画面や、試合中に「トリンダメアはどんなチャンピオンが得意で、どんなチャンピオンが苦手なんだろう」とOPGGを開く人がいるだろうか?

試合中に開く人がいるならば、それは4キルされてやることがない、味方が大幅に負けているなど、試合自体が終わっている時だ。

ノーマルゲームは有効な情報を想起するタイミングがない。

ルーンやチャンピオンがめちゃくちゃな状態で戦うことになるので、率直に言ってブロンズと変わらない。

メタ外や不利なチャンピオンをピックして、味方に迷惑をかけているトロールと同じだ。

トロールをした人を覚えていないのは何故か

上位になると人が少なくなる、見出しと違い覚えていることが多いので、これは一般的なレート帯の話になる。

  • 味方が生意気だったので、あなたはトロールをかました
  • 味方にチャットやピンを打ったので、あなたはトロールをかまされた

こういったことは今まで何度もあったし、これからも頻繁に起こることだろう。

しかし私もあなたも相手の名前は覚えていない。

試合中にムカついた相手のことを覚えていないのである。

あまりに健康的だ。あなたを見たら誰もが「人間こうありたいものだ」と思う。

何故そう思うのかと言うと、日常生活や現実世界では尾を引く場合が多いからだ。

日常生活では特定の個人名を想起してしまう。

LOLの世界だと

「またヤスオがAFKしやがった」

「またイレリアが味方に連ピンしてる」

「毎回毎回ジャングルマスター・イー下手くそすぎる」

となる。

LOLプレイヤーにとってAFKするのはヤスオであって、ヤスオを使っているプレイヤーではない。

プレイヤーの名前を想起しない。

一般的なレートのマスター・イーは特別下手なのだけど、それはマスター・イーがレートの低い部屋だと勝ちやすいからだ。

ジャングラー自体の数も少ないので、どうしても仕組み的にそうなってしまう。

マスター・イーを使う人自体に問題があるわけではない。

どのロールでも試合前に統計サイトを見ること

初めて使うチャンピオンならば、自分のチャンピオンの情報を見るだろう。

ノーマルゲームならそれが良い。

ランクゲームなら、対面の情報を見ること。

あなたは自分のチャンピオンには詳しいが、対面のチャンピオンには詳しくない場合が多いはずだからだ。

対面チャンピオンの見るべき情報
  • ビルド
  • スキル
  • 苦手なチャンピオン
  • 得意なチャンピオン

私はビルドやスキルを見ることはないが、知らないなら先に見るべきだろう。

上級者は苦手なチャンピオンや得意なチャンピオンを見る。

例えば先程書いたように、トリンダメアを見てからナサスをピックできているなら、トリンダメアが得意なチャンピオンを想起するべきではないだろうか?

何故ならば、それはあなたがトリンダメアを使う時に役に立つからだ。

コンボを覚えるのは手続き記憶

ゼドにはガレンかマルファイトを出す。

これを100回連続で唱えても、初心者はゼドを見てガレンマルファイトを出さないだろう。

ある程度ミッドが出来る人は、ホクホク顔でその2体を出す。

トップレーナーが先出しガレンを見て、ヨダレ垂らしながらヴェインをピックするのと同じだ。

気持ちよくなれる可能性が非常に高いので、強いポジティビティを感じるのである。

これを100回連続で唱えても覚えないのは、想起は長期記憶から引き出すからだ。

だから時間を置いて思い出さなければならない。

フィオラやアーゴットを見るたびに、「ブランブルベストを買わないと!!」って想起するからこそ、誰でも身についているのだ。

一方コンボは手続き記憶といって、長期記憶から引き出さない。

自転車に乗るのと同じで、数をたくさんこなせばこなすほど上手になる。

フラッシュコンボを練習するならプラクティスで練習する

シェンのEフラッシュの精度を高めるには、プラクティスで練習するべきだ。

何故ならばフラッシュのCDは300秒もあるから。

「シェンのEフラッシュを練習したいから、シェンを試合で使うわ」と言っている人がいたら、相当アレな人だろう。

もちろんCrashに向けてシェンを練習したいだとか、Eフラッシュのタイミングというのもあるだろう。

私も先日アーゴットのEフラッシュを撃つ時、壁を超えてフラッシュをするという発見があった。

アーゴットのEは待機中にフラッシュをする、そしてE単体では壁を抜けれないので、中々Eフラッシュで壁を抜ける発想はできなかった。

とりあえずコンボは手続き記憶なので、100回連続で練習しても大丈夫だ。

むしろそうやって練習するべきだろう。

LOLが上達しにくいのは手続き記憶が重要じゃないから

ここまで読んだ人は納得すると思うが、LOLがやればやるほど上手になるゲームじゃないのは当たり前だろう。

コンボ精度が重要じゃないからだ。

もちろん凄く下手では困るのだけど、コンボ精度よりも「いつ撃つのか?」という仕掛けるタイミングのほうが100倍重要。

ADCで相手のアサシンにやられないようにするには、ADCの操作精度ではなく相手のアサシンへの知識に依存する。

LOLが上手になるには腰を落ち着けて、有効な情報を想起する必要がある。

身も蓋もない話だが、上手な人と親しい人は上手だ。

有効な情報を想起しやすいからだ。

終わりに

上達に関係すること
  • 試合前に統計サイトを見る
  • コンボ練習はプラクティスですること
  • 嫌なことを想起するのは避ける

トロール行為をした人やされた人のことを全く覚えてないのは、自分でも書いていて大きな発見だった。

「罪を憎んで人を憎まず」とは、元気に生きていく知恵なのかもしれない。

LOL風に言えば「ヤスオを憎んでヤスオ使いを憎まず」になる。

これならばLOLをするたびに、プレイヤーを嫌いにならないで済むからだ。

この本が本当に面白く、これほど実践的な記憶力の本は見たことがない。

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