考察記事

どんなに時間があっても、いつもギリギリになって手を付けてしまうという習性について【パーキンソンの第1法則】

第1法則

  • 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

第2法則

  • 支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

今回は第1法則への対策を考えてみよう。

第2法則は、
とりあえず無視する。

第1法則を簡単に書くと

  • 夏休みは30日ある
  • 夏休みの宿題がある
  • 夏休みの最終日に宿題を終わらせる
  • あるいは宿題を終わらせるのに、もう1日足りなくなる

つまりギリギリになって、
やっと手を付けるわけだ。

得意なことはパーキンソン1が発動せず、
苦手なことはパーキンソン1が発動する。

ということを書く。

ほぼ結論を書いてしまったのだが、
パーキンソン1が発動することは、
普通得意と言わない。

その物事への能力を上げれば良いわけだ。

この記事はパッチ13.5の時に執筆されました。

克服できている領域と克服できてない領域

私はパーキンソンの第一法則を

  • LOLの試合前後
  • LOLの試合中

は99%克服できている。

しかし他の場面では克服できていない。

LOLはイフゼンで処理をしている

if-then プランニングというヤツだ。

格闘ゲームで考えるとわかりやすい。

  • もし相手が飛び込んできたら、そのときは対空技を出す
  • もしAの状況ならば、そのときはBをする

2がポイントで、私の経験から
次のような場合は役に立たない。

if=もし

  • もしレネクトンでAAをした時、そのときはWを撃つ

コレもイフゼンなのだけど、
「もしAA」って言葉がわけわからない。

飛び込んでくるのは相手、
AAをするのは自分。

自分の行動に対して「もし」という言葉は、
普通に考えて使わないだろう。

つまりコレは、
身体に染み付いている行動なわけだ。

次は上手く行っている例を挙げる。

0.3秒でバックピンを撃つ

先日気づいたのだけど、
私はジャングルをしている時、

  • 敵ジャングラーがワードに写った0.3秒以内にバックピンを撃つ

ちなみに人間の反応速度でいうと、
0.3秒は現実的な速さで、
0.2秒となると物凄い速さになる。

バックピンをショートカットに入れるといい。

いつ、どこで、どのように

  • 風呂に入ったら、身体を洗う
  • 21時になったら、風呂に入る

1 イフゼンできる。

2 お風呂嫌いは、イフゼンできない。

お風呂が好きだったり、
やる気があったりしないと、
2の方法では全く機能しない。

「ご飯を食べたら風呂に入る」なら機能しやすい。

イップス(ジストニア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

LOLの負け試合を最後まで楽にプレイするのは、
それなりにプレイした人じゃないと難しい。

しかし物事を始めるのは、
LOLの負け試合を最後までプレイするより、
遥かに難しい。

静止しているものを動かすのが、
どうやら人間は何故か苦手っぽいのである。

  • ブログの執筆を開始するのは大変、執筆後に書き上げるのは楽
  • 時間が来た時に何かを開始するのは大変、開始した後は楽
  • 学校に行くのは憂鬱、行けば楽

こういった経験は誰にでもあるどころか、
毎日体験していることだ。

私は野球をまともにやったことはないが、やはりボールを投げるというのは、それなりにプレッシャーがあると思う。

やる気と能力と慣れ

どうしてかはわからないが、
私は常に自分が思った(予想した)より、
遥かに上手にLOLができる。

いつも自分で驚いている。

おそらく次のような仕組みになっている。

  • 日々情報や手順を整理している
  • 操作やLOL自体には慣れている
  • 試合のやる気がない
  • 動くエネルギーが極めて少ない

おそらく4が最も大きい要素で、
マウスやキーボードを操作するのは、
使うエネルギーが少ない。

指先さえ動けば、LOLのチャンピオンは動く。
なので自分の身体と違って、動かそうと意識しなくても、LOLのチャンピオンは動く。

頽落(Verfallen)

次のコメントに出てくる、

「LOLではサモリフに出るのが怖くて~」

という後半の文章に出てくる人物は、
ハイデガー風に言えば頽落だ。

頽落というのは

  • 死が怖いので、今に留まって生きること

人間として非本来的な生き方と説いた。

サモリフやソロキューが怖いとは、
意味がわからないのだけど、
そういった人もいるのはわかる。

人に話しかけるのを、苦手どころか
凄く嫌がる人がいる。

コレも止まっているものを動かすのが、
嫌なのだと思う。

人間は好きなことと得意なこと以外、全て頽落的。

自信が全て

物事を成し遂げるのに最も大事なのは、
自信である。

能力よりも遥かに相関性が高いそうだ。

自信がなければ能力は伸ばせない。

先程のサモリフ怖い勢も、
サモリフの能力が身についてないから
怖いのだろう。

パーキンソンの第一法則を克服する気概

LOLでパーキンソン1が発動しないのは、
単純に

  • そんなプレイヤーは話にならないから

である。

毎試合最初の1分動かないヤツは、
プレイヤーとしては、
どうしようもないヤツだ。

彼を表す表現は、
ウォークオンとか、
箸にも棒にもかからないとか、
ここらへんが適切である。

毎回ギリギリの時間にドラゴンに来る、
あるいは遅刻してくるヤツ、
ウンコすぎるからARAMに行けと思う。

しかし私生活ではどうだろう?

よっぽど立派な人じゃなければ、
毎朝ギリギリだし、
寝る時間もギリギリだし、
食生活もギリギリ。

ドラゴンに遅刻しないのに、他の出来事はギリギリか遅刻する。
LOLプレイヤーらしいと言えばらしいが、不思議である。

AIから8つの提案

ChatGPTの文章を
ブログに貼るのは良くないらしいので、
画像を貼っていく。

10個提案してもらったのだけど、
8の途中で止まったので、
画像的にそのまま貼ってみた。

私のLOL観、
あるいはLOL論だと
1、5、7、8が有効だ。

※ 時間=行動。タイムマネジメント界隈ではこうなっている

2と6は長期的には、
うまくいかない。

デッドライン戦略は、短期的には有効に機能する。

終わりに

  • パーキンソンの第1法則とは「ギリギリになって初めて手を付ける」人間のクセのこと
  • 人間は何故か、止まっているものを動かすのが苦手
  • ギリギリになって手を付けるのは、頽落である
  • パーキンソンの第1法則が常に当てはまる人間が、カッコよくない

よくファンタジーで、
ヒューマン(人間)は寿命が短いから、
成長が速いみたいな設定がある。

逆に寿命が何千年もある種族だと、
成長も遅く怠惰みたいな設定だ。

そういえばLOLは10年続いているゲームで、
これからも続いていきそうだが、
格闘ゲームはそうじゃなかった。

流行り廃りというものがあって、
格闘ゲームは必死にプレイしないと、
まともに動かせる前に流行りが終わっていた。

私は格闘ゲームでは
名のあるプレイヤーだったのだけど、
現代人らしく「自分は死なない」と考えていたが、
「ゲームは死ぬ」と考えていたわけだ。

だから短期間で覚えることができた。

記事を書いた動機

  • 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

仕事どころか、
全てこうだったなと思って、
ウンザリしてしまったのである。

しかし冒頭でも書いた通り、
得意なことはパーキンソン1をしない。

つまり

  • パーキンソン1をしているかどうか

という観点を得た。

しかしまさか、
ハイデガーまで行くとは思わなかった。

関連図書

誰が読んでも絶賛する本ではあるが、
できるかどうかは別。

哲学書は入門書から読むと、
比較的理解しやすい。

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