広告 考察記事

経験への開放性は、言語運用能力が決めている【口が達者な人はゲームもスポーツも強い】

LOLプレイヤーは、
言語運用能力が大切。

という話をする。

ビッグファイブという言葉を
聞いたことがあるはずだ

ビッグファイブとは、
性格を5つの要素に分類した理論。

ビッグファイブの5つの要素は

  • 開放性(Openness)
  • 誠実性(Conscientiousness)
  • 外向性(Extraversion)
  • 協調性(Agreeableness)
  • 神経症傾向(Neuroticism)

なぜこの5つかというと、
人格(パーソナリティ)は
身近な他人の評価で決まるからだ。

言語運用能力は何にかかっているかというと、
開放性にかかっている。

ビッグエイトはビッグファイブに

  • 「協調性」を「同調性」と「共感力」に分けた
  • 「外見」と「知能」を加えた

ものがビッグエイト。

  • 明るいか暗いか(外向的/内向的)
  • 精神的に安定しているか、神経質か(楽観的/悲観的)
  • みんなといっしょにやっていけるか、自分勝手か(同調性)
  • 相手に共感できるか、冷淡か(共感力)
  • 信頼できるか、あてにならないか(堅実生)
  • 面白いか、つまらないか(経験への開放性)
  • 賢いか、そうでないか(知能)
  • 魅力的か、そうでないか(外見)

初対面の人に対して気にするのは、
この8つだけなんだそうだ。

この記事はパッチ13.15の時に執筆されました。

経験への開放性は、言語運用能力が決めている

  • 言語運用能力が低いと、世界を脅威と感じる
  • 言語運用能力が高いと、ほとんどのことは脅威にならない

男性でIQが低いと、
見知らぬ人の顔の認知が困難らしい。

  • IQが低い男性は、人に話しかけられる時、相手だけ自分のことを知っている
  • さらに言語的知能も低ければ、相手だけ一般的に好ましい喋り方をする

こういう状況は恐ろしいので、
橘玲は

こうして言語的知能の低い男性は、新しい出会いや馴染みのない環境を忌避するようになるのではなかろうか?

スピリチュアルズ 「わたし」の謎 (幻冬舎文庫)

と予想している。

今までの人生を振り返れば

  • 話し方がしっかりしている人は、経験への開放性も高い
  • 話さない人がしっかりしてない人は、経験への開放性が低い

今のところ例外はないように思える。

人と話すのが嫌だとは、社会学ではフェイス・ロスと言って、「他人に合わせる顔がない」というヤツだ。
一応フェイス・ロスは深刻な状況という扱いになる。

補足および前提知識

  • 言語的知能は男性より女性のほうが高め
  • 論理・数学的知能は女性より男性のほうが高め
  • IQを大雑把に言えば、1と2を合わせたもの
  • 男性のパラメーターは極端

3 例えば一般的な男性なら

「言語的知能40:論理・数学的知能60」

みたいに思えばいい。

4 極端に頭の良い人は男性に多い、
極端に身体の弱い人も男性に多い。

大昔は男の子の身体が弱いことが問題で、
大きくなるまで女性の格好をさせるなど、
そういった話は聞いたことがあるはずだ。

染色体の関係なのだけど、
この話は難しいので避ける。

男性のパラメーターが極端なのは、この本でも大前提で語られている。

ステレオタイプ

  • 保守 旧来の風習・伝統を重んじる人
  • リベラル 個人の自由、個性を重んじる人
  • 陰謀論者 頭にアルミホイルを巻いた人

一般的なステレオタイプは

  • リベラル
  • 保守

の2パターン。

しかし

「実際は4パターンになるだろう」

という話。

保守的な考えの人はLOLが弱い傾向がある。
対戦ゲームは待ってれば勝てるデザインじゃないからだ。

アーティストとアスリートは似てる

開放性の本質は、
イマジネーション(想像力)。

思考の逸脱は、
スキゾ(統合失調症)タイプの指標。

※ スキゾイド=人が嫌いな人みたいなヤツ。

職業によるスキゾ度は

  • 社会の平均 5%
  • 芸術的な仕事 7%
  • その他の専門職 3%
  • 詩人 17% 
  • 小説家 7~8%
  • 演劇 6%
  • 作曲家 10%
  • アスリート 11%

LOLプレイヤーも、
11%くらいが向いてそうだ。

小説家より高いのは驚く。
確かに著名なアスリートは、イメージより喋る人ばかりだ。

言語運用能力が低ければ、日々の戦いに勝てない

「アスリートの言語運用能力が高いのは、当たり前じゃないか?」

と思ったので書く。

コレは本には書いておらず、
私の推論だ。

ある程度のコミュニケーション能力がなければ、
日々接する男性(試合相手じゃない男性)に勝てない。

言い争いに負けて目的を果たせなくなる。

もっと直接的な表現をすれば、
アスリートとして潰されてしまう。

男性は基本的に攻撃性が高いので、
ボコれるヤツはボコる。

  • 身体が丈夫
  • 言語運用能力が高い

両方満たしていないと、
アスリートとして大成できるわけがない。

周りの男性に

「コイツに舐めた真似してはいけない」

と思わせる必要がある。

身体も言語的知能も、
平均より高くないと厳しい。

何かをしようとすれば、妨害するヤツが出てくるのは当たり前の話。

ベンチプレス

  • 成人男性のベンチプレスの平均は40kg

つまり80kg上がれば、
他の男性を脅威に思わなくなる。

減量を考えずにトレーニングすれば、
1年以内に上がる重さだ。

※ 1年筋トレが続く人が数%らしいので、実際数%しか上げられない。

コレは日々の生活で物凄く有利だ。

しかし同じ競技をしている選手なら、
同じくらい筋力があるわけで、
そうなると言語運用能力が大切になってくる。

野球やサッカーなど、身体も言語運用能力も高い男性に囲まれて生活する。
大半の人にとって、その時点で厳しそうだ。

終わりに

  • 経験への開放性は、言語運用能力が決めている
  • 知能は言語的知能と、論理・数学的知能を合わせたもの(大雑把に言えば)
  • 男性のパラメーターは極端
  • アスリートは身体能力も言語運用能力も高くなければいけない
  • 言語運用能力が低いと、周りの男性に潰されやすい
  • LOLプレイヤーはアスリートの分類になる

体面が傷付くと、
人と接するのが難しくなる。

人生は舞台、人は役者。

ゴフマンのドラマツルギーだ。

人生の大半は運で決まり、
その中で代表的なものが知能である。

ただそれでも

  • 自分のパラメーターに向いていることを選択する

ことはできるだろう。

私も運動したほうが有利なのはピンと来ていたが、
言語運用能力がゲームの上手さと関連性が高いなんて、
この本を読むまで全くわからなかった。

格闘ゲームの世界では

  • 相手の昇竜には説教
  • しかし自分は昇竜を撃つ

※ 昇竜=無敵技のこと。ガードされるとフルコンボを食らう。

こういうプレイヤーが強いと、
昔から言われているというか

強いヤツそういう人」

となっている。

その謎が解けた。

ただ口が達者なだけで、
達者なヤツはアスリート気質がある。

だから強い。

続きをFANBOXに書いてみた

人生に堅実生は大事だが、ゲーマーに堅実生はない。どうやって鍛えればいいのか?

上の博物館クラウドファンディング問題を見て、
私も毎月500円寄付している人へ、
特別なサービスを提供してみようと思った。

というわけで、
この記事の続きである。

ゲーマーは能力は高いと思うのだけど、
堅実生は低いなと昔から考えていた。

「お前はブログを更新しているので、高そうだな」

と思った人もいるかもしれないが、
私はとんでもなく低い。

そういうテーマの記事。

人生に堅実生は大事だが、ゲーマーに堅実生はない。どうやって鍛えればいいのか?

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話し方がしっかりしているプラチナ(現在だとエメラルド)の人は、
コーチングしたらすぐダイヤモンドやマスターになった。

活躍している配信者も、
話し方や人との接し方に優れているに決まっている。

低い人はどうすれば良いのか、
そのうち考えてみたい。

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