考察記事

コーチングをして効果が高かったのは、ボイスチャットでの話し方がしっかりしている人【友情空間】

何十人もコーチングをしていて気づいたのだけど

  • ボイスチャットでの話し方がしっかりしている人ほど伸びる

今回はそういう記事を書く。

コーチングした人も見ていると思うので、
誤解のないように書いておくが

「配信者でもないのに味方がやられた時に、イチイチ変な声を出すな」

みたいなことは、
単純にLOLが下手って話なので、
話し方にクセがあるのとは違う。

※ 序盤に味方のボットがやられて動揺するプレイヤー使い物にならない。
しかし難しいとは思う。

では続きを書いていこう。

この記事はパッチ13.9の時に執筆されました。

会話に練習は必要ないが、機会は必要である

まず

  • 会話はプレイ時間が多ければ上達していく

という話を書く。

  • 会話は生得的にできる
  • LOLは生得的にできない
  • 文字を読むのは生得的にできない
  • 文章を書くのは生得的にできない
  • 漫画や動画を見るのは生得的にできる
  • 漫画や動画を作成するのは生得的にできない

1 人間は人の会話を聴いてるだけで、
言語を習得する。

生まれつきそういう能力があるからだ。

こういったものは、
ただやっていれば上手になる。

2 初めてLOLをした人は、
1:30秒でバフを殴ったり、
1ウェーブ目のミニオンが消滅する前にレーンに出たり、
そういったことすらできない。

その後も全ての行動において、
特別な練習が必要だ。

※ 4万年前のサバンナには、LOLもパソコンもなかったから。

3と4 日本人だと3人に1人は読解力がないそうだ。

私ですら遊戯王カードのテキストは、
最初から読む気すらしない。

5 遊戯王の漫画なら、
認知的負荷なく読める。

6 パソコンで何か仕事ができるのは、
10人に1人らしい。

漫画となると、
1000人に1人もいないだろう。

私はパソコンを使って、今書いているような記事を書くまで大変だった。
「漫画は練習してもできるようにはならないだろう」と諦めている。

三層の空間

無理ゲー社会 橘玲 より画像引用

さきほどの読解力やPCでの仕事の人数割合も、
無理ゲー社会に書いてあったことだ。

  • 愛情空間
  • 友情空間
  • 貨幣空間

1 家族や恋人。

2 親友から顔見知りまで。

150人くらいらしい。

ダンバー数というヤツで、
ソレを超えると覚えられないそうだ。

3 世の中にあるサービス全般のこと。

橘玲が言うには、
近年は友情空間が狭くなっているらしい。

代わりに愛情空間と貨幣空間が
増大しているそうだ。

LOLのチャンピオン数、ダンバー数を越えている。と私は思った。

オススメからしかアイテムを買わない人とは

ルーンやアイテムを自分で組まなければ、
仕組み的にスノーボールできないので、
エリート帯(ダイヤモンド2以上)にそんな人はいない。

つまり自分でビルドを組まない(組めない)のは

  • ダイヤモンド2以上のトップレーナーなら珍しい
  • シルバー4なら当たり前

というわけだ。

その違いは何か?

コーチング中に毎回聞いたのだけど、
原因は簡単で

  • 自分のLOL観を気持ちよく語れる相手がいない
  • あるいはヘタクソ過ぎて語れない

1 単純に相手がいない。

自分がやってるゲームを母親に語るのは
小学生までだ。

「LOLってゲームでも、できないヤツはふてくされるね」

くらいは話しても良いけれど

「ガレンでセトと戦う時は不死者の握撃を入れていく、
征服者だとオールイン時にW食らって負ける可能性が高い」

みたいなことはダメだ。

2 実力差がありすぎると、
心理的安全性のために語れない。

1対1なら会話しやすいけれど、
4人でDiscordで会話する場合は語りにくい。

この気持ちは誰でもわかるだろう。

話せば理解が深まるのは知っているが、
自信のないことは話しにくい。

友人同士は最近あったことや、自分の持っている知識を教えあったりするのが普通。

コーチングは友情空間を貨幣空間に置き換えている

「友人同士のカスタムで活躍したい」

という動機でコーチングを受けた人がいた。

期間は2ヶ月なので、大体8時間。

彼の実力はAI中級に負けるレベルだったので、
かなり驚いたのを覚えている。

彼に教えたのは

  • 時系列でLOL試合中のイベント
  • 彼のメインチャンピオンの性能
  • 彼のメインチャンピオンのアイテムビルドを教えた
  • 10分で80CS以上のラストヒット精度にする操作と練習方法
  • ジャングル1周目
  • 他のLOL要素は後回しにすること

LOLの内容だけなら、
多分コレだけ。

※ 上の1~5はピシッと把握してないと、シルバー帯ですら安定して活躍できないのがLOL。

彼には友人がたくさんいたのだけど、
どうしてコーチングを頼んできたのか?

簡単に言えば、うまくいく方法を教えて一点集中させた。
コーチングとは言うが、流石にLOLを何もわからない人だったので、叩き込んだわけだ。

友情空間は政治空間でもある

ナポレオン・ヒルの本には

  • 誰と友達になるかを慎重に決める

と書いてある。

少し恐ろしい考えではあるが、
確かに人間は打算的な生き物だ。

私はコーチング中に

「相手に教われば、教わっている自分をできないヤツだと思うんじゃないか?」

というドラマツルギー理論を言うことが多い。

つまり友人に教わると

  • 教えた人は、自分がLOLできる人という考えを強める
  • 教わった人は、自分がLOLできない人という考えを強める

となってしまうだろう。

彼は友人とのパワーバランスを気にしたわけだ。

おそらく彼は、
軽口を叩かれる立場じゃなかったのだろう。

彼は2ヶ月でプラチナ4くらいになった。

ダイヤモンド4は完凸ゼーレ以下の価値

ソーシャルゲームのキャラクターを極限まで鍛えると、
とりあえずそのゲームでは頼りにされる。

崩壊スターレイルだと

  • ゼーレを完凸させるには15万
  • モチーフ武器(ゼーレの武器)を完凸させるには10万

かかるそうだ。

私のコーチングは3~4時間で1万だが、
完全体ゼーレと同じ金額を使うなら、
25ヶ月も受けられる。

次の条件を満たす人なら、
6ヶ月あればレベル30からでもダイヤモンド4になる。

  • 友人がたくさんいる
  • 借金が300万あるなど、重大な悩みが1つもない
  • 昼間の仕事が激務じゃない

LOLは娯楽なので、
プロ以外は少し飽きたら辞める。

続けるのは簡単だ。

大人の男性が「LOLのランクが高いと偉い」って言わないのは、こういうことだ。
他のことに比べれば、簡単なのである(LOLが嫌いじゃなければ)。

チャンピオンのスキンを買うな

私は良く高級スキンがあるアカウントを持つ人に対して

「そんなアカウントは捨てろ」

という。

理由は簡単で

  • AFKしにくいから
  • 真面目なプレイヤーでもレーン負けたらレポートされるから

スキンが1個もないアカウントならば、
そんなことになっても

「大変申し訳ございません。私は漫画を読んでいますので、後は頑張ってください。応援しております」

となるが、
スキンを300個持ってるアカウントならば

「コイツらムカつくし、AFKもしにくい」

と思うはずだ。

たくさんのスキンはLOLするのに邪魔なのだけど、
私はもっと重要なことに気づいた。

普通の人はスキンを集めない

我々が突然誰かに10万円渡されて

  • その10万円は全てLOLに課金しなければいけない

というイベントが始まったとする。

正常な人間関係というか、
LOL関係(LOLでの人間関係)のある人は間違いなく

  • その10万円を自分のためだけに使わない

だろう。

つまり

  • 10万円分を全て自分のために使う人とは、友人が1人もいない人だけ

となる。

「友人が1人もいなくても、野良でよく見るヤツに送るんじゃねーか?
さっきのクソヤスオに送ったら、少しはトロールも収まるだろ」

みたいな発想をする人は、
既に人気者になっているに決まっている。

スキンは自分で買わず、誰かに送ったほうがいい。

終わりに

  • ボイスチャットでの話し方がしっかりしている人ほど上達しやすい
  • 話し方がしっかりしているのは、友人と会話する時間が多いから
  • 話し方がしっかりしているとは、友情空間の資産が多いことを意味する
  • LOLが好きならダイヤモンド4になるのは仕組み的に簡単
  • お金は友人のために使ったほうがいい

吃音とか、耳が聞こえない人を除けば、
話し方が優れている人ほど人間関係の資産が多い。

私はイデオロギー(偏った思想)は持ち合わせていないが

「LOLの腕前はソシャゲのキャラクターより価値が高いだろ」

とは思う。

しかし世間では怪しいところだ。

コーチングは

私のFANBOX

から受けられる。

正当な理由、
あるいはお金に余裕がなければ、
受けるのはオススメしない。

FANBOXはコーチング依頼を受けるために作ったのだけど、
思ったよりサブスクしてくれる人が多いので、
1週間に1回は更新したい。

ちなみに

「結構ブログ読んでるから話ききにきたわ、LOLはあんまりやる気ない」

くらいのテンションの人が最も伸びる。

「堂々と寄付しにきたって言う人、そりゃ平均より裕福で能力も高いだろ」

と、あなたも考えたに違いない。

書いていて思い浮かんだ本

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