という本を読んだ。
意外にも厚い本格的な本で、
読んでいる最中はずっと
「これはLOLをしている時の自分であるし、年を取るほどサイコパス的な傾向が増えてきたな」
と感じていた。
色々なことが書いてあるが今回は、
- 怒りを抑える
という内容を書く。
まずサイコパス的な特徴を挙げていこう。
この記事はパッチ14.21の時に執筆されました。
サイコパス的な特徴10個
- 冷酷さ: 他人の感情や苦痛に無関心で、共感することが難しい。
- 恐怖心の欠如: 危険な状況でも恐怖を感じにくく、冷静さを保てる。
- 衝動性: 後先考えずに衝動的に行動し、リスクを冒す傾向がある。
- 自信: 自分自身に強い自信を持ち、自己中心的で自己顕示欲が強い。
- 高い集中力: 目標に集中すると、周囲の状況が見えなくなるほど集中する。
- 重圧下での冷静さ: ストレスやプレッシャーに強く、冷静さを保てる。
- 精神的な強さ: 困難な状況でも諦めず、精神的に強い。
- 魅力: 表面的には魅力的で、人を惹きつける能力がある。
- カリスマ性: 人々を魅了し、影響を与えるカリスマ性がある。
- 共感性の低さ: 他人の感情を理解したり、共感することが難しい。
これらの特徴は、サイコパスと呼ばれる人々に共通して見られる傾向です。ただし、これらの特徴をすべて持っている人が必ずしもサイコパスであるとは限りません。
サイコパスは、これらの特徴が組み合わさって、社会的な規範やルールを無視した行動をとる傾向がある人を指します。
どれもLOLでは必要なことだ。
私がコーチングした時に気づいたことを書く。
レベル3桁未満で何故かコーチングを受けに来た人がいた。
彼は私のブログをいつも読んでいると言っていたが、
彼のルシアンは、
敵のザヤにAAを一発受けたら反撃せずに逃げていた。
私がその時に思ったことは
「コイツ何しに来たんだ?」
と
「そういえばシルバー4でも、ちゃんと反撃してくるよな」
である。
私の経験上、
プラチナ4未満のプレイヤーと一緒に遊ぶのは厳しい。
腕前だけでなく、
今回の内容のような
LOL的な気質やマナーが足りないからだ。
しかしシルバー4であっても、
手練れのMMOプレイヤーのように、
戦闘中でも切れ目なく最大ダメージを出そうとするわけだ。
シルバーあったら初心者じゃない
先日友人に教えている時に
「LOLでシルバーあったら、もう初心者じゃない」
と言った。
例えばクイックプレイだと、
- トップでソロキルされてジャングルに文句を言う
- トップでガンクを受けてジャングルに文句を言う
そういう人が珍しくない。
しかしランクでは大半の人が、
最後までおとなしくプレイできる。
私としては
「集中力が切れたら1分おきに動くだけでいい」
と思うのだけど、
大半の人は最後までちゃんと動こうとするわけだ。
なかなか見上げた心がけだと思う。
しかしLOLは上手になるほど
- 「重圧下での冷静さ」
- 「精神的な強さ」
が鍛えられなくなる。
上手になれば集団戦で緊張することなんかないし、
試合に勝っても負けてもどうでもいい。
なのでシルバーやゴールドの人のほうが、
EQの高さが求められるだろう。
逆にそれなりのランクで「メンタルの強さ」とか語っていたら、「お前は遊んでるだけだバカが」と説教される。
不快な事件を個人的な屈辱として受け止めないこと
LOLで次のような感情を得たことがあるだろうか?
- 恨む
- 憤る
- 自分を憐れむ
- 怒る
- 誰かが自分に嫌がらせしていると思う
- ふてくされる
- イライラする
- 何かを気にしすぎる
- 仕返しをする
- 犠牲者のふりをする
- 自分が不愉快に思うことを人のせいにする
初心者の頃はたくさんあったというか、
むしろ毎試合あっただろう。
あなたが何年もLOLをしてるチャレンジャーならば、
「今年あったかな?」
と思うはずだ。
始めた時は私も
「これほど怒りが沸くゲームは他にないな」
と考えていたのだけど、
ここ数年の不快な経験は覚えてない。
無礼な人間と、そうでない人間
世の中には
- 無礼な人間
- 礼儀正しい人間
の2種類がいて、
無礼な人間はさらに
- 自分と関係がある人間
- 自分と関係がない人間
にわかれる。
上の画像みたいな考えは
- 課題の分離
という。
嫌われる勇気、
マズロー心理学である。
あなたが「故意に怪我をさせた」とか極端な例を除けば、相手が不快なのは相手の問題だ。
帰属スタイル
- 原因の所在
- 一般性
1 内的(自分の努力や能力など)か、外的(状況や運)か。
2 一般的(よくあること)か、特殊(1回限り)か。
ソロキューでボットレーンでプレイしていて、隣がAFKをした
AFKは基本的に無礼な態度で、
一緒にやっている味方4人に無礼である。
ちなみにピック画面でのドッジは、
9人に対して迷惑である。
- 1 私のプレイが気に入らない(特殊+内的な要因)
私は昔から他人のLOLの話は聞かないことにしている。
LOL以外も似たようなもので、
どうして人の話を聞かないのかと指摘されると、
そのたびに
「今まで生きていて、人の話を聞いてよかったことがないから」
と答えている。
このブログを読んでいる人は、
私が他人のLOL観が嫌いで、
それを隠さないことを知っているのだけど、
LOLプレイヤーを嫌っているわけじゃない
とも知っているはずだ。
- 2 何か特殊な事情があった(特殊+外的な要因)
地震、停電、ゴキブリが出る。
あるいは大切な約束があり、
それを思い出してチャットを打つ暇すらなかった。
- 3 私自身を気にいらない(一般的+内的な要因)
繊細な人、
落ち込んだりする人、
LOLを覚える前からチャットをミュートにしている人。
一般的で内的な帰属スタイルだ。
この場合は、
拒絶を個人的な屈辱として受け止める可能性が高い。
- 4 ご飯や風呂の時間(一般的+外的な要因)
私が最初にMOBA(HON)をした時、
味方のミッドがいきなりチャットで
「Dinner」
と言って動かなくなった。
しばらくしたら彼が戻ってきて、
その時になって私はようやく意味を理解した。
Dinnerは本当に
夕食という意味でのDinnerだったのだ。
他にも
- お腹が痛い
は一般的で外的な帰属になりそうではある。
「お腹が痛いからAFK」は、誰でもやったことがあるだろう。
相手の言動の真意を理解しようと努め、状況を客観的に見れるように意識する
- 「もし自分が相手の立場だったらどうするか」
- 「もし自分が冷静だったらどう感じるか?」
しかしいずれの場合でも、
LOL中ならば味方に対して
- 絶対にAFKするな
- 絶対にドッジするな
- お腹が痛くても漏らしながらプレイしろ
- 大地震はチャンス(自分の地域じゃなければ)
と思うはずだ。
相手は匿名だし、
匿名じゃなくても所詮ゲームだから、
苛烈な態度を取るのである。
大事なのはLOL内での報酬を得ることなのだから、
相手の部屋が💩まみれになろうと知ったこっちゃない。
スノーボールしてるヤスオは好きで、
フィードしてるヤスオは嫌い。
LOLでの試合中の人間関係は、
その試合限りだと考えよう。
LOL内で勝利は報酬の1つの要素でしかない。バロンやドラゴンやタワーやキャノンも含まれる。
終わりに
- 冷静さを保つ: 敵の行動に感情的に反応せず、常に冷静に状況を判断する。
- 恐怖心を克服する: デスを恐れず、積極的にプレイする。
- 衝動性を抑える: 後先考えずに突っ込んだりせず、戦略的に行動する。
- 自信を持つ: 自分のプレイに自信を持ち、積極的に行動する。
- 集中力を維持する: 味方のミスなどに気を取られず、自分のプレイに集中する。
- プレッシャーに負けない: ピンチな状況でも冷静さを失わず、最善を尽くす。
- 精神的な強さを保つ: 劣勢になっても諦めず、最後まで戦い抜く。
- 課題の分離: 相手の行動を個人的な攻撃と捉えず、冷静に受け流す。
- 帰属スタイル: 状況を客観的に分析し、感情的な反応を抑える。
- LOL内での報酬: 勝利だけでなく、バロンやドラゴン、タワー、キャノンなども目標にする。
- LOLでの不快な事件を個人的な屈辱として受け止めないこと
- 一般的+内的な帰属スタイルを取らないこと
- 特殊+内的な帰属スタイルを取るのが望ましい
1 これができないと、
ランクに行けないと考えていい。
実際にはLOLをプレイすることで、
かなり簡単に学べる。
LOLプレイヤーは試合中
日常生活では考えられないほど、
接近したコミュニケーションを取ってくる。
2 匿名チャットと同じで、
相手はあなたがどんな人かわからない。
相手が
「クソみたいなヤツだな」
とあなたに言えば、
その試合のあなたのプレイがクソに見えただけだ。
3 私はLOL中、
あまりにも味方から褒められる。
それは自分のプレイが良いからで、
私自身が好きなわけではない。
アカウント名から個人を特定できないからだ。
つまりLOLで自分のプレイが褒められて嬉しい人は、
一般的な帰属スタイルである可能性が高い。
関連図書など
かなりLOL的な本だ。
タイトルはカジュアルなのに、
ずいぶん厚い本だった。
全員読んだほうがいい。