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目標が達成できないのは適切な仮面を付けてないからかもしれない【日常生活における自己呈示】

今年も12月なので、
”信念の目標”みたいなのが近くなってきた。

人間良い習慣を確立させたいと思っても、
できないのが当たり前である。

今回の記事では、
こういったものは全て

  • 適切な仮面を付けてないからではないか?

という論を展開していく。

この記事はパッチ14.24の時に執筆されました。

日常生活における自己呈示

アーヴィング・ゴッフマンの著書「日常生活における自己呈示」は、社会学の古典的名著であり、人が日常生活でどのように自己を表現し、他者にどのような印象を与えようとしているのかを分析した本です。

ゴッフマンは、ドラマツルギーと呼ばれる演劇論的な分析手法を用いて、社会生活を舞台に見立て、人々を役者と捉えています。

主なポイント

  • 人は常に他者の前で役割を演じ、仮面を被ってパフォーマンスをしている。
  • 人は他者に理想化された自己呈示しようとする。
  • 舞台裏では、人は仮面を外し、本当の自己を露わにする。
  • 人は印象操作を通じて、他者に与える印象を管理しようとする。
  • 情報統制は、印象管理のための重要な戦略である。
  • パフォーマンスの破綻は、失墜をもたらす。

本の内容は漫画や小説と同じだ。

  • 軍師キャラはこんな感じで、農民キャラはこんな感じ

みたいなことを説明していく流れである。

難しい単語が多すぎて読みにくいが、内容は簡単だ。

ドラマツルギーの主要な概念

今回の記事では、
主にパフォーマンスについて書く。

パフォーマンスの側面と機能

※ internalize=内面化

役割期待

すみれちゃんは根っこがマジメだから

やると決めたら一生懸命頑張れる子だけど

挫折した”今”は――

負けた人をマジメにやってしまってない?

平成敗残兵☆すみれちゃん【第9話】

これはどういうことかというと

私たちは、常に何らかの役割期待に応えて行為している。これど社会学的なものの見方の出発点なのだが……。

ただし、ここにいう「役割期待」は人々が常に意識していると考えてはならない。

むしろ逆に。自らを主体的に行為していると思い込んでいても、実は誰とはなしの隠れた期待に応えて行為している。

この点を暴露してみせるところに社会学の本領がある。

というぐらいに思ってもいいのである。

新自殺論 134P

どの仮面を付けているのかは、
自分が選んだというよりも、
周りの人の影響による可能性が高い。

つまり環境の要因が大きい。

次はパフォーマンスの例について書く。

ウイングガンダムゼロ(EW)

https://x.com/GundamTribe/status/1868868725757428212

アイテムやルーンを自分で選ばないでランクに行く人は、
好きな女のいるオフ会に、
ボロボロのダウンジャケットを着ていった男と似ている。

羽を撒き散らしながら歩くオフ会での彼は、
まるで劇場版ウイングガンダムゼロのようであったと
言い伝えられている。

彼の状況は

  • 人狼ゲームのオフ会
  • 男女混合複数人のオフ会
  • その中には彼の好きな女性がいた
  • 彼はボロボロのダウンジャケットを着ていった

彼にも悪いところはあったかもしれないが、
誰が見ても

「周りの人間に悪意があんだろ」

という推理になるだろう。

長年人狼ゲームをしているにも関わらず、彼には”パフォーマンス”の概念がなかった。

おまけ プレイヤーのレベル

  • LOLがインストールしたことあるだけの人
  • アイテムやルーンを自分で選ばない人
  • ゴールド1の人
  • プラチナ4以上の人

1 こういう人がLOLプレイヤーづらしてたらどうだろう。

おそらく脳みそのどこかが壊れているはずだ。

日本でLOLができるのは主流ではないし、
権威性もないからである。

彼にはLOLの属性を誇張する必要はないし、
LOLをプレイする環境もないので、
文脈的におかしい。

2 クイックプレイだけするなら自然だ。

しかしランクで勝ちたいと考えてこんなことしてるなら、
自分の周りの人間の質を疑ったほうがいい。

3 大半のプレイヤーにとって、
ここが一番LOLが面白い時期である。

4 「プラチナダイヤってクソ下手だよな~」

という論調はうまぶりたいだけで、
真っ当な生活をしてる人の場合、
かなり真剣にプレイしないと到達できない。

どうして自分の部屋は汚いのか?

日本では学校の掃除は子ども達がする。

学校でクソ舐めた掃除をする人は、
少なかったはずだ。

みんなちゃんとしてた。

なので全員部屋も綺麗な気がするのだけど、
実際はそうではない。

舞台裏だからだ。

  • 頻繁に部屋に人が遊びに来る人
  • その上で知的や綺麗好きなどポジティブな印象を与えたい人

じゃなければ、
親の躾が厳しくない限り汚いのが当たり前である。

※ とんでもなく汚い部屋は別だし、そういう例外は無視する。

理想化のために掃除をするわけだ。

普通に掃除するくらいなら、難度は高くないので、やろうと思えば誰でもできる。

放出する表出(ギヴズ・オフ)

コミュニケーションには2種類ある。

  • 人が発信する表現(ギヴズ)
  • 人が放出する表出(ギヴズ・オフ)

LOLで例えてみよう。

「俺マークスマン上手いよ!!」

という人がいたとします。

1 上手いよという宣言。

2 AAの後の移動の速さ(など)。

人は2のほうに関心を示すし、
それが意図的か非意図的かに関わらず、
非意図的と認識する。

こういった点を見て、
人間はインチキ臭いヤツを見抜く。

LOLに限らず、物事にはこういったポイントがたくさんある。

放出する表出 ドーパミン中毒

学校で舐められる男性とは、

  • 「コイツは夏休みとかに身体鍛えてこなさそう」

みたいな雰囲気で決めていたはずだ。

つまり舐められない男性とは、

  • 「みんなが嫌がることでも毎日できそうなヤツ」

ということになる。

最近の言葉で言えば、
ドーパミン中毒かどうかで決めてたわけだ。

これもまた、
放出する表出である。

「俺はドーパミン中毒じゃないぞ!!」という

  • パフォーマンス
  • 印象操作

が人間を作るわけである。

しかし

  • ホウシュツスルヒョウシュツ

なんともカッコいい響きだ。

「俺はドーパミン中毒じゃないぞ!!」と周りにアピールし続ける必要があるわけだ。

終わりに

  • 人は社会生活において、常に他者に理想化された自己を呈示しようとする。
    • これは、まるで舞台で役者が仮面を被って演じるように、日常生活でも人は役割を演じていることを意味します。
  • 人は他者に与える印象を管理するために、印象操作という戦略を用いる。
    • 具体的には、情報統制などを行い、自分がどのように見られるかをコントロールしようとします。
  • パフォーマンスの破綻は、恥や失墜をもたらす可能性がある。
    • 役割を演じている際に、その役割にふさわしくない行動や言動をしてしまうと、社会的な評価を落とす可能性があります。
  • 人は周りの環境の影響を受けて、自分が演じるべき役割を無意識に選択している場合が多い。
    • 成長過程や所属する集団など、周りの環境が人の行動や考え方に大きな影響を与えます。
  • LOLプレイヤーは、自分のレベルに応じて適切な行動をとる必要がある。
    • 例えば、初心者が上級者のような振る舞いをするのは不自然であり、周囲から違和感を持たれる可能性があります。
  • 人は、他者の行動や言動から、その人の真意や能力を見抜こうとする。
    • 表面的な言葉だけでなく、行動や態度など、無意識に表出される情報から相手を判断します。
  • ドーパミン中毒の人は、周囲から舐められる可能性が高い。
    • 常に快楽を求める行動は、周囲から見て自己中心的で、責任感がないと判断される可能性があります。
  • 「ドーパミン中毒ではない」という印象を与えることは、社会生活において重要である。
    • これは、自己中心的ではなく、周りの人と協力して物事を成し遂げることができるという信頼を得るために必要です。
  • 人は、自分の部屋の cleanliness を通して、他者に理想化された自己を呈示しようとする。
    • 部屋を clean に保つことは、自己管理能力や責任感があるという印象を与える効果があります。
  • コミュニケーションには、人が発信する表現(ギヴズ)と人が放出する表出(ギヴズ・オフ)の2種類がある。
    • 人は言葉だけでなく、行動や態度など、無意識に表出される情報からも相手の意図や感情を読み取ります。

この記事では、「日常生活における自己呈示」という社会学の古典的名著を参考に、人が社会生活においてどのように振る舞い、他者にどのような印象を与えているのかについて考察しました。

人は常に「仮面」を被り、理想化された自己を演じているという考え方は、一見すると衝撃的かもしれません。しかし、改めて自分の行動や言動を振り返ってみると、確かに私たちは意識的・無意識的に関わらず、周りの状況や期待に応じた役割を演じているのではないでしょうか。

今回の記事では特に、「パフォーマンス」という概念に焦点を当て、様々な例を通してその重要性を解説しました。LOLプレイヤーのレベル、部屋の掃除、ドーパミン中毒など、一見するとバラバラなテーマに見えるかもしれませんが、これら全てに共通するのは、「他者にどのような印象を与えたいか」という意識が人の行動を大きく左右するということです。

そして、もう一つ重要なポイントとして、「自分の役割に心から信じているかどうか」という点があります。

例えば、ある人が「自分は優秀なビジネスマンだ」という役割を演じているとします。この時、本人が心からその役割を信じている場合は、自信に満ち溢れた態度や言動で周囲を魅了し、自然と周囲からの信頼も厚くなるでしょう。

しかし、もし本人がその役割に懐疑的であったり、自信を持てないでいる場合は、どこかぎこちない印象を与えてしまい、周囲からの信頼を得ることは難しいかもしれません。

人は、言葉だけでなく、行動や態度、表情など、様々な形で情報を発信しています。そして、周囲の人はそれらの情報を総合的に判断し、その人の真意や能力を見抜こうとします。

だからこそ、社会生活において成功するためには、

  • 自分がどのような役割を演じているのかを自覚すること
  • その役割を心から信じ、自信を持って演じること
  • 言葉だけでなく、行動や態度、表情など、あらゆる面でその役割を表現すること

が重要になります。

この記事が、読者の皆さんが自分自身の「パフォーマンス」について見つめ直し、より充実した社会生活を送るためのヒントになれば幸いです。

上の出力を見て、
プロンプトうまくなったなと思った。

  • 他人に対してカッコつけることで能力が付く

という論だ。

「素人が思うカッコよさと、プロが思うカッコよさは違う」

みたいなことは良く言われるし、
ある程度LOLができる人なら、
その意味も理解できるはずだ。

なのでたまにカッコ悪くなっても、
あまり気にしないようにしよう。

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