パッチ10.23では、サンファイアイージスというミシックアイテムと、メイジアイテム全般が強い。コレらのアイテムは、すぐにナーフされると思うのだけど。
前シーズンではトップやジャングルでタンクを使う人、ミッドでメイジを使う人は、ちょっと変わっているプレイヤーだった。それほど弱かった。
強さ以外にも不満点が多く、特にバミシンダーのCCを当てると追加ダメージが発生する効果が不評だった。ムンドは発生させられないし、マルファイトはRでしか発生させられないからだ。
この記事では、サンファイアイージスを持ったジャングラーのルーンや、最初のレジェンダリーアイテムに付いて書いていくことにする。
サンファイアイージスを買うジャングラー達
話をわかりやすくするために、まず最初に購入するチャンピオンを挙げていくことにしよう。
OPGGの上から人気順に挙げてみた。
ジャーヴァンⅣもサンファイアイージスを買うのだが、サンファイアが合っていないのか、2手目のブラッククリーバーがダメなのか勝率が低い。
私も使ってみたが、なんか妙に弱かった。あとトランドルも使われてなかった。なので、この2人は除外している。
大会でも使われた、シェンジャングルがいないのも不思議である。
飛びつくスキルや遠距離CCがないチャンピオンは、大体デッドマンプレートを買うようだ。
デッドマンプレート自体も10.23でかなりバフされたアイテムで、単純な強化部分を挙げると、移動速度が5%上がっている。
悪魔の抱擁もまた、サンファイアイージス同様に「早くナーフされないかな」とみんなが思っているアイテムで、アムムは超スピードでバロンドラゴンを狩る。
人気がないタンクアイテム
- 自然の力
- ランデュインオーメン
- アビサルマスク
- フローズンハート
辺りである。
サンファイアイージスにスキルヘイストが付いているので、フローズンハートは思ったよりもずっと人気がない。
以前のタンクはスキルヘイストが稼ぎづらく、
- スピリットビサージュ
- ワーモグアーマー
- アイオニアブーツ
に、それぞれ10%づつCDR減少が付いていたくらいだった。
なのでCDR20%減少が付いているフローズンハートは、スキルヘイストでいうと30~40%付いているようなものだったのである。
今は単純に魅力がない上に、スキルヘイストはたくさんあるほど効果が減るので、大分買われなくなってしまった。
サンファイアの後には防具を重ねていく
ワーウィックのデスダンスを除くと、全て純粋な防具を重ねている。
私はデスダンス自体がそんなに良いものだと思わないし、ワーウィックはスピリットビサージュやソーンメイルを積むべきだと考えている。
※ ワーウィックの統計自体そんなに多くないし、サンファイアイージスの火力が高すぎるので、こう考えるのは当たり前ではある。
おそらくジャーヴァンⅣは、2手目ブラッククリーバーが良くなかったのだろう。
デスダンスは純粋な防具ではないが、アシストを取るだけでHPが回復していく。そう考えると自分が本当に硬いのであれば、デスダンスは他の防具よりも効果が高いと言える。
ブラッククリーバーはヘルスが付いてるだけで、そういった効果がない。
終わりに
何故デッドマンプレートを買うのか? 自分で考えてみてしっかり納得できない人は、LOLの理解度はかなり厳しいと言わざる得ない。
- テレポートとイグナイトの使い分けはどうなっているのか?
- ジャングラーの青スマイトと赤スマイトの使い分けは?
- 最初にどの靴を履くのか?
私達は基本的に自分自身にしか関心がない。そのせいか、こういった疑問を持たないプレイヤーが多いらしい。
下手なプレイヤーは「レーンに負けたのはどうしてだろう?」と考えた場合、「自分が下手だったから」という抽象的すぎる答えを出し、そのあと深く傷付くのだそうだ。
コレを心理学では、悲観的な説明スタイルと呼ぶ。ようは自分が悪かったと思うのは、希望がない考え方だという話だ。
私もLOL以外だと、下手なプレイヤーのように考えてしまうことが多い。
「試合に負けたのは、相手のトップとジャングラーがサンファイアなのに、脅威ビルドにした味方のグレイブスのせい」
こう考えたほうが建設的。
パッチ10.24でナーフされるまで、サンファイアイージスで気持ち良くなっていくのが、正しい楽しみ方かもしれない。
真面目な話をすると、ヌヌのようなクセのあるタンクを練習するいい機会である。