パッチ13.6でバフされたヴェイン。
バフされた理由はたくさんあって
- インフィニティエッジがバフされたけれど、グインソーレイジブレードは据え置き
- リーサルテンポがナーフされた
- レジェンド:血脈もナーフされた
なのでヴェイン自体は強くなったが、
対面にベイガー、アッシュ、アニー、セナ辺りが来ると
当然きついわけだ。
ヴェイン自体は中盤以降は射程以外最強なので、
無難にファームできれば試合に勝つが、
その無難なファームがきついと厳しい。
しかしトップレーンのガレン相手ならどうだろう?
- モリモリ育つので簡単に試合に勝ってしまう
ソレがトップヴェインであり、
昔から問題になっている。
- ダリウスを見たらヴェインを出す
手練のトップレーナーの間では常識のレベルだ。
今回は生意気にも先出しした
トップヴェインに対する対策を書く。
この記事はパッチ13.6の時に執筆されました。
トップヴェインのストーリー
- 序盤は無難にファーム
- バーサーカーブーツを履く
- ファーストアイテムを作る
- 中盤以降はゴーストを使って容易に2対1を制する
- 集団戦はゴーストを使って全滅させる
1 相手が有利なチャンピオンでも、
序盤からは倒せない。
相手の体力は削りたいが、
ほぼ確実に敵のジャングラーがガンクに来るので、
1週目はソレに対処できるようにする。
2 ガンク耐性も上がり、
AAも当てやすくなる。
3 ここまで順調だと、
試合には勝ったようなもの。
どこかのレーンが大負けしていたり、
AFKがいなければまず勝利する。
4と5 ボットレーンではゴーストは持てない。
理由は単純で、
序盤のヴェインが弱すぎるからだ。
というわけでトップヴェインのスケーリングは、
ボットヴェインより遥かに高い。
フラッシュ+ゴーストは
バトルメイジを見ればわかるとおり、
中盤以降最強の組み合わせだからだ。
トップヴェインの攻撃パターン
- AA単発
- AA>Q>AA
- AA>Q>E
2 コレを食らうと痛い。
3 普段はしないけれど、
青バフが付くと毎回してくる。
トップヴェインへのカウンターピック
2023/04/04 LOLALYTICS PLATINUM+
2023/04/04 LOLALYTICS DIAMOND+
- マルファイト
- ブラッドミア
- パンテオン
- ティーモ
- ヤスオ
この順番で書く。
プラチナのルシアン、
ダイヤモンドのトリスターナ。
この2つは妙手だけど、
今回は無視する。
「ヴェインだからトリスターナ出すわ!!」と、トップレーナーは普通ならない。
マルファイト
マルファイト側が特別にヘタクソとか、
序盤の2対2で負けるとかしない限り、
ほとんど勝てる組み合わせ。
- キーストーンは秘儀の彗星と不死者の握撃どちらでもいい
- サモナースペルはフラッシュ+テレポートが望ましい
- パッシブのシールドが上がったらヴェインにQ
- Q上げをする
- 初手はプレートスチールキャップが望ましい
- 6以降は味方が近くに来たらヴェインにR
1 彗星に決まってると思うのだが、
握撃でも全く問題なく勝ててしまう。
5 何を買っても勝てるが、
ヴェインを追いかけて倒しやすく、
Qを撃った後にAAを受けにくい。
面白いかどうかはともかく、パッチ13.6現在のトップマルファイトはめちゃくちゃ強い。
ブラッドミア
数理モデルといって、
マッチアップは少ないほうが、
信頼性が上がる。
マルファイトよりヴェインに強いことはなさそうだが、
2番手に良いカウンターピックなのは疑いない。
- キーストーンはエアリーか電撃
- サモナースペルはゴースト+イグナイトが望ましい
- AAでラストヒットを取る
- Qは全てヴェインに撃つ
- 初手アイオニアブーツが良いけれど、なんでもいい
- 育ち方が同じならブラッドミアのほうが強い
2 トップブラッドミアは、
イグナイトを持つのが望ましい。
序盤に戦う可能性が高いからだ。
ミッドに比べてレーンが長いので
フラッシュよりゴーストがいい。
3 ミッドもそうだけど、
APメイジはコレが難しい。
毎日練習しないと、
分間CS9以上は無理だ。
5 マルファイトの時と仕組みは同じ。
パンテオン
パンテオンのコンボや操作に詳しければ、
やはり簡単に勝ててしまう組み合わせ。
- キーストーンは征服者
- サモナースペルはテレポートでもイグナイトでもいい
- W>AA>Q>AA>Eを決める
- 終盤はヴェインのほうが強い
3 ヴェインのAA射程は550、
パンテオンのWは600。
タイミングが完璧なら、
ヴェインEで防がれるけれど、
簡単にスタンを決めることができる。
ADダメージでトップヴェインをカウンターするならば、最も望ましいピックである。
ティーモ
- キーストーンはプレスアタックかエアリー
- サモナースペルはフラッシュ+イグナイト
- ドランリングスタート
- Q上げしてQを当て続ける
1 Q上げなので、
マナフローバンドを入れること。
4 ヴェインのAAは550、
ティーモのAAは500。
しかしティーモのQは680である。
チャンピオンターゲットボタンを押してから、
ヴェインにQを当て続けるだけで勝てる。
文脈や仕組み、正確な操作方法を知っていれば、ヴェイン相手は楽勝だ。
LOLはあらかじめ考えておくゲームである。
ヤスオ
- キーストーンはリーサルテンポ
- サモナースペルはテレポートでもイグナイトでも良い
- ドランシールドスタート
- レーンを引いてオールインする
- 初手はバーサーカーブーツが望ましい
- ジャングラーがノックアップを持っているなら、6以降は決め放題
2 ゴーストでもいい。
3 ヤスオらしくないが、
トップレーンなので
ドランブレードがベストではない。
4 ミッドに比べてトップはレーンが長い、
そしてタイマンである。
ボットだとヤスオのほうが不利だが、
トップレーンではヤスオはヴェインに勝つ。
ミッドよりトップはガンクされやすく、
回避しにくいので、
無計画にレーンを押すのは避けよう。
ヤスオはガンク耐性が低い。
5 ヤスオの初手はバーサーカーブーツが基本だが、
トップレーンだと裏目に出ることが多い。
ガングプランクでヤスオやヨネにQしたら
「マジか!?」
ってほど減った記憶がある人は多いだろう。
※ ミッドレネクトンに一瞬で倒されるアレと仕組みは同じ。
ヴェイン相手だとオールイン時と、
被ガンク時に効果が高い。
Eに対してWを合わせられればキルを取れるだろう。
失敗しても仕切り直しになるだけだ。
特定の対策アイテム
- 最初にブーツを完成させること
バーサーカーブーツを履いたヴェインを追いかけたり、
オールインする時に役に立つ。
ヴェインのAA3発も受けにくい。
今回挙げたチャンピオンだと、
パンテオン以外は明確にブーツファーストがいい。
トップレーンなので、ガンクを受けにくくなるメリットも大きい。
終わりに
- パッチ13.6でヴェインがバフされて、トップヴェインが大幅に強化された
- 後出しヴェイン相手にはガンクを待つ
- 先出しヴェイン相手には、特定のチャンピオンを出す
- ヴェインは初手バーサーカーブーツを履くので、こちらもブーツを最初に進化させる
- 序盤にヴェインをキルできれば、ヴェインのファーム速度を大幅に落とせる
マークスマンというのは、
アタックムーブや細かいマウス操作があるけれど、
今回書いたチャンピオンは対象指定ばかりだ。
チャンピオンターゲットをちゃんと押せるレベルだと、
ミスもなくなってしまうので、
ヴェイン側はどうしようもなくなる。
腕関係なく勝ててしまうわけだ。
LOLは対人ゲームではあるが、
私が良く対戦ゲームで言うセリフを書く。
「チャンピオン(キャラクター)は思った通りに動くのではない。操作した通りに動く」
というプログラマーのアレだ。
一定の操作、一定の知識があれば、
簡単にダイヤモンドに慣れてしまう。
カウンターピックを考える時期が、
プラチナからダイヤモンドに上がる時なので、
時期も仕組みも合っている。
もしプラチナ未満がこの記事を見ているのであれば、
先にトップとジャングルのチャンピオンを、
一通り覚えたほうがいい。
次のコメントへの返信
トップ対トップのことを、
何故か書き忘れた経験がある。
他のコメントでも指摘されていたが、
彼のコメントが最も最後で、
ちょっと哲学的だと思った。
つまり
- 「トップ ヴェイン カウンター」で検索してきたのに、他にLOLの記事がなかったのはなんで?
つまり
- 「この記事にミスがあるのは知っているのだけど、なんで他に日本語のコンテンツがねえんだ?」
という問いかけだ。
- 他に書いている人がいないから
そうなっているのだけど、
LOLの腕前がダイヤモンド2以上あれば、
カウンターピックのコンテンツは作れる。
※ 仕組み的にダイヤ2以上のトップメインの脳みそには必ずある。
なのでやはり私も、
不思議だと思う。
トップの人がトップのことを書くのは、文脈的に自然は気はする。
メモを公開するだけなのだから。