次のようなコメントが来た。
要約すると
- 初心者が1人でLOLを楽しめるレベルまで続ける方法は?
- その初心者はヴォーソスである
普通に説明するならば
スモールステップの後に、
習慣化の手法を取り入れる。
となるのだけど、
今回は違う視点からの記事を書こう。
- LOLはメカニズムに関心がなければプレイできるようにならない
という話だ。
とりあえず結論を書いておくと、
- 彼には別な趣味を探させたほうがいい
この記事はパッチ13.24の時に執筆されました。
ヴォーソスとメルヴィン
ヴォーソスとメルヴィンとは、
カードゲームの美学的分類だ。
- ヴォーソス ストーリーやフレーバーが好き
- メルヴィン メカニズムやシステムが好き
1 簡単に言えば、
RPGでストーリーを飛ばさない人のこと。
2 RPGのストーリーをボタン連打でスキップする人。
その代わりヴォーソスより、
戦闘方法や装備やキャラクターの組み合わせに関心がある。
LOLではどちらが主流だろう?
その前に最近友人からすすめられて、
15時間ほどプレイしたゲームについて話す。
Path of Exile
ハック&スラッシュという、
狩りをして装備を集めて楽しむジャンルのゲームだ。
Actというストーリーモードみたいなのはクリアしたが、
楽しめなかった。
というのも基本的に
- なぜ戦っているのか、どんなストーリーなのかわからない
なのでゲームに入り込めなかった。
アイテムに価値を感じて
集めるようになるまでいかなかったわけだ。
しかしLOLも似たようなものである。
- どうして戦っているのか
- どうして5対5なのか
- どうして最初に500ゴールド持っているのか
私はLOLのバイオグラフィーも読むのだけど、
細かい部分はわからない。
というわけでLOLはメルヴィンが主流である。
LOLのチャンピオン達が5対5で戦っている理由はわからない。
おそらく気にする人はLOLに向いてない。
内臓的嫌悪(吐き気)
特定の物事が上達すると、
特定のモノをどんどん嫌悪するようになる。
嫌悪が先らしいのだけど、
とりあえずそういうもんだと言うことにして、
先に進んでいこう。
- LOLでの主流派はメルヴィンである
- LOL上級者(高手、通人、達人、上位層)はメルヴィンである
というわけで彼らは、
次のようなLOLプレイヤーを嫌悪する。
- チャンピオンを見た目で選ぶ行為
- 使わないチャンピオンのスキンを買う行為
- 誰でもわかる簡単なことがわからない人が嫌い
LOLプレイヤーというのがポイントで、
別にLOLじゃなければ
全く気にならない。
チャンピオンを見た目で選ぶ行為
見た目、ストーリー、セリフ、
コレらが気に入っているから使うのは良いのだけど、
表面的に言うのはNGである。
なぜかというとメルヴィン的観点から見た場合、
チャンピオンをピックする動機に含まれないからだ。
ピック画面で
「どうしてそのチャンピオンをピックしたんですか?」
と聞かれた場合
- 「見た目」
- 「可愛いから」
- 「なんかピンと来た」
許されるのは3だけだ。
私がこの事実に気づいたのは、「このチャンピオン可愛くないから使いたくない」とVCで男性が私に言った時である。
他のゲームでは当たり前の意見なのだけど、LOLだとダメらしい。
スキンを集める行為
メルヴィンの観点に含まれないからだ。
LOLは対戦ゲームなので、
友人にプレゼントせずに1人でスキンを集めていたら、
説教対象となる。
ヴォーソスの人からすれば、
使いもしないスキンを買うのは不自然な行為じゃない(はず)。
しかしメルヴィンの人は、
そういった人になんと言うだろう?
「その行為が、君の孤独とリンクしている」
誰でもわかる簡単なことがわからない人が嫌い
- ドランブレード
- ドランブレードより弱いけど、見た目が格好良いドランブレード
LOL(対戦ゲーム)で2を買うと怒られる。
LOLじゃなければ
「見た目って大事ですよね。僕もソシャゲで男キャラは引きません」
というはずだ。
喫煙者の人はステータスが下がるアイテムを買っていると言えるが、
ゲームでそんなことはしない。
※ 私が喫煙者だった時、そういうことを思っていたし言っていた。
しかしゲーム内では
- 誰が見ても第一印象で弱い
- その後一週間おきに考えても弱い
そういう行為を嫌う。
パッとした第一印象と、実際の物事は違う。
対戦ゲームの基本である。
アカウンタビリティ(説明責任)
- 童◯でパイプカットをした人
- 道端で知らない通行人を斬りつけた人
※ 1の人は私の友人で、上に貼った記事に乗っています。
1と2の共通点はなんだろうか?
どちらもアカウンタビリティ(説明責任)を果たせないことである。
簡単に言えば
「どうしてそんなことをしたんですか?」
という質問に対して、
ピシッと返せることだ。
1も2も、相手が納得する説明ができない。
考える時間が短いと飽きて、長いと熱中する
- 考える時間が短いと飽きる
- 考える時間が長いと熱中する
コレはトートロジーじゃない。
※ トートロジー=同じことを表わすことばの無用な繰り返し
ソーシャルゲームに飽きる時を思い出して欲しい。
おそらく考える時間が少なかったはずだ。
ソーシャルゲームは簡単なものだから、
ログインが楽しい時期はすぐに過ぎ去って、
そのうち見るのも嫌になる。
『ゲーム全般に触れてこなかったけれどlolの世界観やキャラデザ、プロモーションに興味を持って始めたい人』を1人で楽しめるレベルまで続けてもらうにはどうしたらいいでしょうか?
冒頭に貼ったコメント
ここまで長かったが、
上の質問に答えてみよう。
やり方がわからなければ、やる気は起きない
件の人に自力で始められない理由を聞くと、lolの民度が終わってるという意見をやたら見る、味方の足を引っ張るのが怖い(ミュートは教えたが晒しが怖いらしい、SNSと紐づいた名前でもないのに不思議)、単純に難しすぎる、ということでした。
- LOLの民度が悪い
- 味方の足を引っ張るのが怖い
- LOLが難しすぎる
心理的な抵抗感というわけだが、
おそらくJohannさん(コメント書いた人)は
こういうことを言う人が嫌いなのだろう。
客観的に見れば理由は全て同じで
- やり方がわからない
という理由だからだ。
だから彼がなぜそんなことを言うのか、
わからないのだろう。
しかしある程度難しいことは、自力で始めるのは難度が高いと思う。
できないのは普通と言える。
ヴォーソスにはヴォーソスの趣味がある
LOLは対戦ゲームなので、
「うおおおおお、このヨネのスキンかっこいい」
っていうヴォーソスは、
一方的にボコられるだけだ。
しかしマインクラフトやDIYとかならどうだろう?
メルヴィンよりずっと向いてそうである。
先程あげた
「LOLの民度が悪い」
彼のヴォーソス感覚が、
そういったことを嫌悪しているのかもしれない。
人間は人よりできることをすると、
元気になるし楽しい。
その逆は元気がなくなる。
終わりに
- ヴォーソスとメルヴィンの2タイプがいる
- ヴォーソスはフレーバーが好きな人
- メルヴィンはメカニズムが好きな人
- 人間は何かを好きになると、そのぶん何かを嫌いになる(実際は嫌いが先)
- 自分にあった趣味を選んだほうがいい
ゲーム全般に触れてこなかった
という時点で、
それなりに立派な人なのだろう。
彼に人と争いたい欲求がないのであれば、
別な趣味を見つけたほうが良いと考えられる。
LOLで初心者に人気のチャンピオンは
- 1位 アーリ
- 2位 アカリ
なのだけど、
そういう感じで入ってきた人には、
正直厳しいゲームだ。
LOLプレイヤーなら誰でも予想が付く。
最後にLOLに向いている人はどんな人か書くと、
- 悪役令嬢漫画が好きな人
である。