「上位5%の行動習慣を真似て
結果を出すと良いんじゃないか?」
というコンセプトの本だ。
本人の思想、人生観、哲学を変えるには
10年以上かかる。
しかし上辺の行動を真似するだけなら、
誰でも簡単にできるし、
そのうち考え方も変わるだろうという考え。
この記事はパッチ11.19の時に執筆されました。
上位5%リーダーの意外な特徴
- 59%は歩くのが遅い
- 58%は話が短い
- 48%はメンバーには
かなわないと思っている - 65%は思いきった決断をしない
- 67%は感情を共有する
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)の
本の内容を、細かく書くのもおかしいので
少しだけピックアップしていく。
58%は話が短い
気軽に話しかけるのだけど、話が短いそうだ。
われわれは話を聴くよりも、
話をしたほうが気持ちよくなれる。
男同士だとなおさらだ。
最初に会話を仕掛けて、相手に話させるのが基本らしい。
65%は思い切った決断をしない
成功確率を上げるのではなく、
失敗確率を下げようとするそうだ。
失敗を避けるというと、
何もしなくなるのが一般人だが、
リーダーなのでそんなことはない。
- 95%のリーダーは、成功例を真似する。
- 5%のリーダーは、失敗確率を下げる。
LOLでいうと、1は確かに初心者っぽい。
挑戦回数を増やした場合、
LOLで勝てるのは1より2、
あなたも知っているはずだ。
このブログも1より2に近い。
無理のない執筆方法と、字数で書いている。
本には書いていないが、
「そのうち上達していく」
という哲学があるのだと思う。
95%リーダーの行動習慣
つまり凡人の行動習慣。
凡人と言っても、
それなりの会社でリーダーをしているので、
能力が低いわけではない。
良かれと思ってやっているのだけど、
良くない行動習慣である。
- 部下に答えを教える
- なんでも「見える化」しようとする
- タスク管理がメイン業務
- 週報の作成にエネルギーを費やす
- 定例会議で自分が7割話す
- 感情で人を動かそうとする
なんでも「見える化」しようとする
なんでも見える化しようとして、
メンバーからの報告を増やすそうだ。
5%のリーダーは、
メンバーに自由と責任を与える。
簡単に言えば口うるさくないリーダーは、
目標を定量的に言う。
「10分80CSを目指そう」
みたいな。
なんでも記録するとなると、
相当やる気のある人じゃないと厳しい。
上位5%が実戦する8つの行動ルール
コレを真似すればOK。
- やる気をあてにしない
- チームで解決する
- 異質を歓迎する
- ストイックにならない
- 根回しを構造化する
- 伝えるではなく伝わるを目指す
- 先にやめることを決める
- 心と身体で聴く
やる気を当てにしない
やる気がないと成立しないことは、
リスクが大きすぎて計画に組み込めない。
なので やる気がなくても実行されるようにする。
- 作業を45分刻みする
- 達成可能ギリギリの目標
- 進捗20%のチェックポイント
1 会社なので45分刻みなのだろう、
ポモドーロはもう少し短い25分刻みだ。
2 LOLの勝敗は頑張っても達成できないが、
レーン戦ならコントロールしやすい。
ずっと同じチャンピオンを使うメリットは、
記録を取りやすいところにあると思う。
3 LOLで言えば、高レートだと25分、
一般レートだと30分以上なので、
開幕5~6分のチェックポイントは大事。
6分までならトロールがいても、
やる気を維持することはできるだろう。
6分までピシッとプレイできたのであれば、
その試合は実際に勝利した気分でいい。
レーン戦に勝利した後、負けて落ち込む人がいるが、よくわからない。
ストイックにならない
ストイックとは、
コントロールできないものは諦めるのだけど、
反対にコントロールできるものは抑え込もうとする
マッチョ思考のことだ。
がむしゃらに頑張るのではなく
- 時間制限を設けて、
その中で最大限の成果を出す
ブログにいつも
- 最初の数分だけ集中する
- LOLのプレイ時間を減らす
と書いているのに近い。
この本には書いていないが、
あまり頑張りすぎるとイライラが募ってくる。
先にやめることを決める
次の2つを辞める。
- 実現可能性もインパクトも低いもの
- 実現可能性は高いがインパクトの低いもの
インパクトっていうのは、
効果や成長と考えればいい。
上位5%はッターン! する
パソコンで文字入力するとき、トップ 5% リーダーは、一般リーダーよりもキーボードを叩く音が大きい傾向にあります。キーボードを打ち 続け、 最後にエンターをさらに強く叩き、少し微笑む5%リーダーが多かったです。なぜそのようにキーボードを強く叩くのか。5%リーダー 本人たちに聞いても、明確な答えは返ってこなく、無意識で強めにキーボードを打っているようです。
越川慎司. AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣 (Kindle の位置No.1317-1321). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.
この本を読んで最も良かった部分だ。
テレワークの時には、さらに激しく叩くらしい。
なぜか不思議と、
ッターン! する傾向があるそうだ。
終わりに
- やる気をあてにしない
- チームで解決する
- 異質を歓迎する
- ストイックにならない
- 根回しを構造化する
- 伝えるではなく伝わるを目指す
- 先にやめることを決める
- 心と身体で聴く
1と7と8以外は、いまいちピンと来ない。
ここは人によって違うだろう。
- 95%のリーダーは、成功例を真似する。
- 5%のリーダーは、失敗確率を下げる。
よく考えて時間をかけて詰めないと、
人間は当たり前のことを
当たり前にできるようにならない。
やはり1はワナビー的な感じだ。
経済学のミクロマクロの話だと、
ミクロの部分で悪いことをしても、
マクロになると良い結果になったりするそうだ。
全然よくわからなくても、
真似するだけで上位5%。
おまけ
買った本に限って、アンリミテッドになる。
LOLプレイヤーに
読書猿さんの本はオススメだ。
最後に前回の記事をもう一度貼っておく。