私はビルドガイドを執筆することが多い。
ビルドガイドは
自分用のメモで書いているのだけど、
書いているうちに
初心者用コンテンツだと知った。
つまり
- 初心者でも読めるように書く
のが望ましいわけだ。
※ ビルドガイドに難しいことを書くと、読者は怒る。
あなたに得意なことがあれば、
知っていると思うが
- 操作手順を詰めるのは、かなり難しい
- あるいは、人間は操作手順を詰めるのは苦手、な可能性が高い
手順を自分で考えたり
組めるのであれば、
ソレはもう相当な上級者だ。
というわけで今回は
- ケインのコンボおよび操作方法
について執筆する。
まず前提となる知識を2つ書く。
この記事はパッチ13.5の時に執筆されました。
スキルなどの射程
- AA 175
- Q 350
- W 700 or 900
- R 550 or 750
- イグナイト 600
- スマイト 500
- プローラークロウ 500
3 影の暗殺者状態は900。
3 影の暗殺者時は750。
出現地点も伸ばせるようになる。
スキル射程は、大体の長さを覚えているだけで構わない。
コンボ説明時に省略されている操作
- コンテンツ作成側が理解していない
- 理解していてもコンテンツとして面白くなくなる
- 読み手への負担が増える
ということで、LOLコンテンツで
毎回省略されている操作を書く。
なるべく全ての行動(スキル)にAAを挟む
やり方は
- 敵を右クリックで対象指定
- 敵をアタックムーブで対象指定
- 右クリックで移動をした後、敵をアタックムーブで対象指定
- 右クリックで移動をした後、敵を右クリックで対象指定
1 チャンピオンターゲットを押しながら使う。
チャンピオンターゲットしないなら、
この操作方法に優位性はない。
2 アタックムーブでも対象を指定すれば、
その対象にAAをする。
3 モーションキャンセル。
特定のスキルは、この操作じゃないと
AAが素早く出ない。
4 右クリックを2回連続で使うので、
操作方法として劣っている。
普段は使わないが、
フラッシュでタワー内の相手にAAする時に使う。
ケインの場合は
- W、R、プローラークロウを撃った後に使う
実用的な覚え方は、
全てのスキルに対して
- 「右クリックで移動をした後、敵をアタックムーブで対象指定」を使う
ことである。
オートアタックが勝手に出る設定でも出ない設定でも、上のように操作する必要がある。
コンボなど
とりあえずスキルごとに分けて書くことにする。
Q関連
コンボは
- (E)>AA>Q>AA
Qを使う場合の注意点は
- 後ろからガンクする時に、後ろからQを撃たないこと
- なるべくAAを当ててからQを撃つこと
1 コレがわからない人は、
良くてシルバー4だ。
しかし人間こういったことは、
自分では中々気づけない。
2 Qの射程とAAの射程に大きな差がないので、
育ちきった青ケインでもない限り、
なるべくAA後に撃つこと。
Qは壁抜けに使いやすく、抜けれない壁の時はモーションが速くなる。
Qはクールダウンが短いので、今言った2つは試合を何度も繰り返すだけで覚えられるはずだ。
W関連
どちらに変身しても
Wの性能は大きく変わる。
- スマイトでスローを付与>W
- W>プローラークロウ(ダーキンスレイヤーの時)
- W>プローラークロウ(影の暗殺者の時)>AA>Q>AA2発>R
1 主に赤ケインで使うコンボ。
青の時に使っても悪くはない。
リープスキル無しの相手キャリーに使おう。
2 射程700のW先端付近で当てた時のコンボ。
プローラークロウ500、Q350、AA175。
Wで打ち上げたら、
射程に合わせた攻撃をするだけ。
3 ケインのプローラーコンボと言えばコレ。
Wが当たる前にプローラーが敵に当たるので、
パッシブと合わせて物凄いダメージが出る。
レベルや状況にもよるが、
AA2発目後に3秒経過する。
※ 3秒経過=パッシブとプローラーのダメージ増加デバフが終了
Rはパッシブの効果時間が切れた後か、
相手にトドメを刺せるか、
敵のスキルに合わせて撃つ。
E関連
- E>Q
- E>フラッシュ
1 川を渡る時に使う。
ブーツ無しでもEを維持して渡れる。
向こうの壁に入る時にQを撃たないと、
ブーツを進化させてても、
ほとんど間に合わない。
2 Eを使ってからフラッシュすると、
壁の中にもフラッシュできる。
相手を追う時にも使えるが、
CCで固められている時に使うことが多い。
R関連(fizzle)
fizzleとは、
立ち消えという意味。
カードゲームの用語だが、
LOLの場合でも頻繁に起きる現象だ。
まさにフィズの代表的なテクニックである。
名前が似ているので
- 立ち消え
と覚えるのが良いと思う。
立ち消えが一発でわかる例を挙げると
- ベイガーがRしてきたので、フィズのEで避けた
コレ。
ケインの場合は
- 何かしらの攻撃>R
- スマイト(射程500)>R
- イグナイト(射程600)>R
- スマイト or イグナイト>W>R
4 青ケイン時のみ。
Wを全く関係ない敵に当てると、
さらに見た目がカッコ良くなる。
CCで固められてHPが50になった時も、スマイト>Rは良く使うので覚えておこう。
E(影抜き)の黒いインジケーターについて
Eの時に壁に出るインジケーターは、
ケインの出現地点を表しているのではない。
※ 今から襲われる相手にとっては、ほぼ出現地点みたいなもの。
あの黒い点は、
ケインの出現地点ではなく
- こちらの方向に敵がいる
ことを指している。
視界が取れてなくても、
茂みにダミーがいることがわかるはずだ。
視界がなくても敵のいる茂みがわかる
ケインのEで壁に入ると、
敵のいる方向に黒い影が出る。
視界を取っていなくても出る。
近すぎる茂みは何故かわからない
茂みの際だと、敵が潜んでいてもわからない。
茂みの視界が取れていないと、
この位置で下に影は出ない。
かなり離れていても影が出る
距離は1000を超えているように見える。
こちらは500くらいだろうか。
知っていれば、
そこで待ち伏せされても安心なわけだ。
影は1つしか出ない
3体のダミーを配置した。
1番近いダミーにしか影は出ない。
黒い点が出現地帯だと思ってしまうのは、人間は相手からの視点を意識してしまうからだろう。
LOLプレイヤーならば、そういう能力は人よりも敏感になると思われる。
Eが切れたケインはどこに出現するのか?
【壁抜けワード】ワードの設置位置インジケーター実装によって、失敗しなくなった【設定は難しい】
上の記事を見れば、
詳しく理解できるはずだ。
と言っても上の記事自体、
かなり内容が難しいのだけど。
AA方法の本質
- 右クリックで移動をした後、敵をアタックムーブで対象指定
- 右クリックで移動をした後、敵を右クリックで対象指定
- ジャングルモンスターをカイトする時はストップキー(S)を使う
1 スキルの間のAAは、全てこの方法で問題ない。
2 相手タワー下で戦う時は、この方法が望ましい。
3 AAの間に、モンスターに接近しないようにする。
3は長くなるので、また別な記事に書くことにする。
終わりに
- なるべく全ての行動(スキル)にAAを挟む
- ガンク時に後ろからQを撃ってはいけない
- コンボは細かいパーツに分けて練習すること
- 「いつ撃つか?」を考えて練習すること
- ”立ち消え”を上手に使うのは難しい
名のあるプレイヤーは、
リーシンのQ2段目に合わせて、
カミールのRをリーシンに撃つ。
私は最初ソレを見た時、
かなり驚いたのを今でも覚えている。
その時に私はトップで、
対面のカミールはプロの人だったのだけど
「この動きは用意してないと出来ないだろ」
と思った。
つまり
- 特定のスキルが来たら
- 敵をクリックしてRを撃つ
と決めているわけだ。
ケインでリーシンQを受けた場合は
- スマイト>R
- W単発(赤の時)
- W>R(青の時)
格闘ゲーム的な観点からすれば、
当たり前のことだ。
しかしLOLでは
- 素早くファームできる
- ルーンとアイテムとチャンピオンを暗記している
- 味方への対処方法も知っている
全てそれなりに出来て、
やっとプレイヤーとしてのスタート地点に立つ。
なのでここまで考えがたどり着きにくい。
こういったことを自分で組めるようになると、
もっとLOLを楽しめるだろう。