先日プラチナの人にコーチングをした時、
「ドッジ(スキルではなく意図的な対戦回避のこと)についての記事を書かないですよね?」
と言われたことがあった。
私はなんと答えたかというと、
「ソレは迷惑行為だから書くわけないだろう。意図的な回避がまともな行動だと思っているのは、人との接し方もLOLも知らないヤツだぞ」
と、あまりに辛辣に返してしまった。
よく話を聴いてみると、どうやら彼は外部ツールを入れているせいでピック画面でティルトしているらしかった。
何故かLOLの外部ツールを入れると、全然うまくならない。
普通のLOLプレイヤー(素人)はネガティブな情報に強く反応する。
ラストヒットや視界スコアをオーバーレイで表示させていた人がいたが、私は「ソレはヤバい、消したほうがいい」と言ったことがあった。
常に真っ赤な文字でCS数が低いと表示されていて、まともにプレイできる人は少ないからである。
この記事はパッチ11.15の時に執筆されました。
なぜ対戦回避してはいけないのか?
プラチナの人が知らかったということは、知らない人のほうが多いのかもしれない。
一応LOL公式の見解を貼っておく。
- 対戦回避はプレイしたい全員が試合に入るまでの時間を長くなる
- 試合の質も悪くなるから
- ワントリック(同じのだけ使うこと)を推奨していない
LOLは敵だけでなく味方も殴り続けるゲームなので、まともなコミュニケーション能力を身に着けて欲しいと思う気持ちはわかる。
仮にLOLが普段の私生活と全く反対のことばかり有効だとすると、落ちこぼれ製造機だ。
ゲーム会社の人も、われわれも、LOLを続けるのであれば胸を張れる方法でプレイしなければならない。
相手の同意がないまま回避してはいけない
友人と遊ぶ時、帰る時には正当な理由を述べて帰らなければいけない。
勝手に帰ると友人はどう思うのかというと
- 相手の機嫌を損ねたのか?
- 相手はつまらないから帰ったのでは?
友人の気を散らすことになるからである。
単純に不親切すぎる行為だから、してはいけない。
LOLは暴言が多いゲームだが、これも自分から仕掛けてはいけない。
相手の同意がないからだ。
トロールが湧いたらAFKをするのが最も良い対処法であるのだけど、何も起きていないのにAFKをするとゲームがおかしくなる。
知らない人、嫌いではない人に、故意に迷惑をかけないのは人として当たり前だ。
試合が始まれば味方にはムカつくのが普通だが、まだ始まっていないので、親切にする必要がある。
プラチナの人はなぜドッジしていたのか?
- 外部ツールを入れている
- ピック画面で戦績が見える
- ティルトする
- ドッジする
こうやって改めて書くと、ただの病気の人だ。
対処法を書くと
- 外部ツールを入れない or 設定を変える
- ティルトしないようにする
- ドッジしない
ただし1と3は その場しのぎすぎる。
これからするソロキューの回数を考えると
「朝起きるのも、出かけるのも嫌だ」
と言っているのに近い。
休んでも頑張って出かけても、次の日にはまた同じ問題が浮かび上がる。
ドッジしてもドッジせずに対戦しても、問題は解決しない。
朝起きるのが嫌なことに比べたら、くだらない悩みと言って怒られなさそうであるが、仕組みは一緒だ。
ティルトしないようにするには?
- 感情的決めつけを避ける
人間は上昇していると思えば元気なのだけど、下降していると思うと元気がなくなる。
元気がなくなるというか、うろたえてしまう。
あまり賢くない脳みそが勝手に判断するせいで、「勝手な判断を辞めろ」と言っているのがインナーゲームだ。
さっき言った朝の話も同じで、「今日1日が良くない」と勝手に判断するからである。
気持ちが落ち込む人っていうのは、なんだか繊細で知的なイメージがあるが、こういった仕組みを考えたことも調べたこともないのだと思うと、ちょっと悲しくなる。
- 自分がそう思ったから正しい
感情的決めつけだ。
周りの人からすると、「なんでそう思ったの?w」というヤツである。
こういった仕組みは自分で気づいてしまえば、全然大したことはない。
しかし問題はまだ残っている。
今日1日がつまらなくって何か問題がありますか?
LOLの試合に負けて何か問題があるだろうか?
われわれはプロの選手じゃないので、試合に負けた場合のデメリットは全く無い。
何か論理的な理由があれば教えて欲しい。
同じように1日は面白いほうがいいけれど、つまらなくっても問題はないだろう。
つまらないのが普通だし、毎日面白くなければダメだというのは、ちょっと考え方として不健全だ。
LOLの試合に負けて、大きな問題があると思っているのは、相当何かしら厄介な問題を抱えている。
人がショックを受けるのはフェイス(体面)的な問題なのだけど、LOLでフェイスが傷付く気持ちは私には全く理解できない。
欲望を解消したい時は、その考えが真っ当なのか考えてみる
レートを上げたいと言って練習をしない人がいる。
※ 大半のプレイヤーが当てはまるだろう。情熱みたいなものがなければ、いたって普通の考え。
対戦するのは同じ人間なので、何もせずに相手に勝てるようになると思うのは、単純に対戦相手を舐めている。
加藤諦三風に言えば、
「神経症者は、山に登りたくないのに頂上にいたいと思う」
となる。
1日が面白くないから起きたくという人は、自分が何に面白さを感じるのか、考えたことがないだろう。
冬にあまりにも部屋が寒いと起きれないので、気温のせいかもしれないけれど。
LOLプレイヤーの精神
LOLでティルトする人は、次の倫理が身についていない。
- 取れるラストヒットを落とすのはゴールドを捨てている
- 操作方法を詰めないのはダメージを捨てている
- 同意がない相手を殴るのはルール違反である
- LOLから受けるストレスを避けない
LOLを熱心にプレイしていない層から見ると、
「バカなんじゃないかコイツ?」
と思われる事柄ばかりだが、上手なプレイヤーは近い、もしくは同じ考えが身に染み付いている。
起きている時間ずっと働いている働き者も、働ける時間に寝ているのはお金を捨てている行為だと考えるそうだ。
倫理的に間違っていると感じるらしい。
こういった精神はLOLでは有効だけど、他のジャンルでは足を引っ張る可能性もある。
大昔のネトゲ廃人の倫理は、起きている最中MMOをしないと損するってヤツだ。
もちろんそんな倫理はないほうがいい。
終わりに
- 意図的な対戦回避は迷惑行為である
- 知らない人には親切にする必要がある
- ティルトを防ぐには?
- 感情的決めつけを避ける
- インナーゲームを知る
- 負けて問題があると思う価値観を疑う
幸せは主観的なものなので、味方の勝率KDAを見て不幸だと感じるのは当たり前の心の動きだろう。
ただLOLオタクはそんなこと全く気にしない。
とりあえず私は、ドッジしたほうがレートが上がる云々なんて書いてるヤツがいたら、運営に通報されても仕方ないと思っている。
※ 確実に世の中に存在するだろうけど、ドッジしたほうが云々なんて言う人とは付き合い方を考えたほうがいい。私が知っている中でもかなりアレな人が多かった。テイカーというヤツだ。
LOLは社会ではないので、反LOL的行為と呼ぶべきだろうか?
朝起きれない問題は自分で解決は難しそうだが、LOLのティルト問題は解決が簡単だ。
くだらない問題なので、客観的な視点で考えやすいので、感情的にならずに済むからである。
LOLが上手な人は、LOL以外の問題もくだらないと思って分析してみて欲しい。
いつもより問題について考えやすくなるはずだ。
LOLが下手な人はLOLをする時間をもっと減らして、落ち着いてゆっくりLOLを考えれば上達する。
ゲームは現実に比べて簡単かというと必ずしもそうではないが、感情的になりにくいので問題解決の難易度はかなり低い。
問題解決・論理的思考の練習としては、かなり最適であると考えている。
ピック画面でティルトする問題の仕組みがわかれば、朝 元気に起きられる可能性は高い。
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