考察記事

他人に親切にすると不幸になる話

基本的なルールを知らない場合、他人に親切にすると自分が不幸になる、という話をする。

一応ルールさえ知っていれば親切な人のほうが得なことが多い。

あなたは親切な人だろうか?

親切な人は次の3つに悩まされることが多いそうだ。

  • 信用しすぎること
  • 相手に共感しすぎること
  • 臆病になりすぎること

こういった悩みがあるならば、あなたは親切な人である可能性が高い。

LOLはゴッドフィールド真剣タイマンと違って人間関係があるゲームなので、この記事の内容は役に立つし一生使える。

本当にLOLで使えるのはこういったテクニックなのだが、「味方に文句言われて悔しくって眠れないからまともにプレイできない」という事実から人は目をそらすというか、体面を気にして悩みとして言わないのでなかなか浸透しない。

※ APレンジで「自分は全然ラストヒットが取れない」って主張する人がほとんどいないのと同じ理由だ。恥ずかしいから言わない。

まず初めに、よくある Give&Take 3つのタイプについて書く。

この記事はパッチ11.14の時に執筆されました。

3つのタイプ

  • ギバー:人に与えるのが好きな人、いわゆる親切な人
  • マッチャー:受け取ることと与えることのバランスを取ろうとする人
  • テイカー:ズルい人、ただ乗り野郎

割合はそれぞれ

  • ギバー:2割
  • マッチャー:6割
  • テイカー:2割

人と接するには、まずこの2割のテイカーを見抜くことが大事だ。

その前に返報性の法則について先に説明する。

それが終わった後に、それぞれのタイプを書く。

返報性の法則

  • 何か良いことをされたら、良いことを返さないといけない
  • 良いことをしたら、良いことを返されないといけない

これが返報性の法則で、ロバート・チャルディーニが言うには、全世界共通で3歳くらいから適応されるそうだ。

不思議なことに、なぜか人間同士以外にも適応される。

このブログのコメントに、「自分のリプレイを見たが効果を感じなかった」といったコメントをした人がいて、私は彼に「一回やっただけで劇的な効果が実感できると思っている姿勢自体に問題がある」みたいなことを書いたことがある。

※ 当たり前だが実際はお互いもう少し柔らかい口調だ。かなりマズい考え方なので親切心からコメントを返したのだけど、知らない人に厳しいことは言わないほうがいいので、正直無視したほうが良かったかもしれない。

普通の人はLOLの練習を一度もしないので、彼は初めてリプレイを見た自分の努力を重くみた。

彼はリプレイを見返す行為を大変な努力だと考えたわけだが、大半の人からすると、「そっかw」くらいのできごとだ。

おそらく心理的な問題から、彼にとっては実際に大変だったのだろう。

信念形成バイアスとかもそうなのだけど、こういった専門用語は、大抵いい意味で使われない。

コメントが書いてある記事 ピック画面で毎回ルーンを組みなおさない人は上達しない

ギバーはこういう人

  • 人に惜しみなく与える人
  • 他人からお返しがなくとも、全然気にしない。
  • メリットは自分から他人に親切にできる
  • デメリットはテイカー相手に親切にすると高く付く

テイカーを見分けることさえできれば、1番強いタイプ。

マッチャーはこういう人

  • 損得のバランスを考える人
  • 義理堅い性格
  • メリットは搾取されにくい
  • デメリットは自分から親切にしにくい

一般的な人。

テイカーはこういう人

  • 真っ先に自分の利益を優先させる人
  • 他人からのお返しがないと不満を持つ
  • メリットは搾取されにくい
  • デメリットは長期的な人間関係を築くことができない
  • 努力するのが難しい

俺が俺が、っていう感じのタイプの人はテイカーだ。

あなたは周りの人間を見て、誰がギバー・マッチャー・テイカーかすぐにわかっただろうか?

多分ハッキリこうだと断言できないのでは?

初対面の人がどのタイプか、すぐに見抜けたほうがいいのだが、一般的な人間は人を見る目がない。

われわれはどうして2割のテイカーを見抜けないのか?

結論を言うと、愛想の良さに騙されてしまうから。

  • 人当たりがいい=ギバー

そう思ってしまうのはわかるが、よく考えると全く論理的な繋がりはない。

「すいません、人当たりの良さと、ギバーであることは関連性がありますか?」

と質問されれば、たしかに納得の行く答えは見当たらない。

もっと言えば1つの判断基準しかないのは、危険な上にバカな考えだ。

例えばLOLで頻繁にあることだが、ジャングルがフラッシュ以外を持っていたり、ADCがイグゾーストを持っていることに強くネガティブな反応をする人がいる。

※ 流石にエリート帯ではいない。

LOLプレイヤーは、こういった人間を見た場合かなり頭がアレな人だと思うのだが、人当たりがいい=ギバーはソレと同じじゃないだろうか?

信用してはいけない人を信用するのは、リスクを考えるともっとずっと酷い。

トップがナサス、ミッドがカサディンなのに、1周目のトップスカトルで敵ジャングラーと殴り合うことより遥かにヤバい。

テイカーを信用してはいけない。テイカーの見分け方さえわかれば、人付き合いで臆病になる必要もないだろう。
これはダメージトレードと一緒だ、知っていれば怖くない。

共感の罠

他人の感情を自分も同じように感じることを共感と呼ぶ。

相手に共感することのデメリットは、ズルい人に操作されやすくなることだ。

相手に共感すると、人間は共感した相手に与えようとしてしまう。

「SNSやブログでは共感を呼び起こす文章が大事!!」と言われるのはこのためだ。

私は他人に共感することがないのだが、それは共感以外の方法を取っているからである。

相手の視点でものを見ること

つまり人と接する方法は大きく分けて2つあって

  • 相手に共感する
  • 相手の視点でものを見る

LOL内で1の方法をとって他人と接している人がいたら、人としては優しいのだろうが、LOLは間違いなくヘタ。

正直な話、「どうかしている」と思うレベルだ。

2で接するのが正解。

双方の利益が対立する短期間の交渉においては、相手の心ではなく頭の中に注目することで、大いにギバーの有利になる。

Give&Take アダム・グラント 306Pより引用

他人にどのくらい親切にすれば良いのか?

  • 親切にするのは年間100時間以内
  • テイカーにはマッチャーとなって接する
  • ギバーとマッチャーにはギバーとなって接する
  • 親切は意識的にするのがいい

基本はギバーがよく、テイカー相手にはマッチャー。

4は説明が必要だろう。

自分をかえりみずに与え続ければ、肉体的・精神的に健康リスクが高まる。

自分自身のことも思いやるには、親切心をデフォルトにするのではなく、意識的にしたほうが良いわけだ。

夜ふかししてLOLをしないほうがいいのと、理由は全く同じ。

サステインは大事。

  • ギバーはマッチャーに強くテイカーに弱い
  • マッチャーはテイカーに強くギバーに弱い
  • テイカーはギバーに強くマッチャーに弱い

ギバーに弱くって損することはないが、テイカーに弱いと甚大な被害をこうむる。

LOL中はどうすればいいのか?

ルールを抑えていれば、LOL中にどうやって動けば良いのか迷う必要がない。

かなり簡単かつ明確。

  • 基本的に無意識な親切を避ける(ギバーになりすぎない)
  • トロール or 暴言には部屋の掃除で対抗する(マッチャーになる)

親切にするのは年間100時間以内と考えると、LOL内で他人に親切にする時間は0時間未満がいいだろう。

キッチンタイマーを用意して2分置きにファームさせるだけでOKだ。

これであなたの消耗もないし、部屋も片付く。

正直なことを言うと、LOL中は相手が特に何もしなくとも嫌がらせ(攻撃)をしたくってたまらないのだが、私は自分から仕掛けるのは避けている。

他人に対して攻撃性を発揮したいからLOLを起動するわけなのだが、いきなり味方に攻撃を仕掛けるのは、流石に違うかなと思っているからだ。

対戦ゲームは攻撃性を発揮したいから起動する。楽しさは非常に大事なのだが、楽しくLOLをプレイしようというのは、まともな動機じゃない。

私が記事のリクエストに応える仕組み

あれは親切心ではなく、単純にキーワードを埋めていかないといけないからだ。

例えば

  • LOL チャンピオン名 カウンター

ビルドガイドは別にシルバーでもゴールドでも誰でも書けるのだが、カウンターピックに関することは、最低でもエリート帯(ダイヤ2)であることが求められる。

どうやらカウンターピックについて書いている人が、日本で私しかいないようなのである。

※ エリート帯で文章も執筆できるとなると、条件が厳しい。

カウンターピックは今29記事なのだが、全チャンピオン分書かないといけない。

本来は毎日1つずつ、あるいは2つずつ埋めていくべきなのだが

  • 今回のような記事(メイン)
  • ビルドガイド(内容が簡単すぎるから好きじゃない)
  • カウンターピック(もっと書くべき記事)

こういったことを順番に書いている。

リクエスト記事だと、ダイヤ4のプレイヤーからリクエストされたこの記事が印象に残っている。

検索ワード的に全く貢献しない(ダイヤ4以上は3%しかいないから)ムダな記事だと今でも思っているけれど、よく書けたとも思った。

というわけで、基本的には書く予定のことを書いているだけ。

なので消耗がない。

私はレーンも全レーンできるのでピック画面でお願いされれば交代するが、ソレもコストが0なのでしているだけ。

記事は検索ワードで埋めていくのが正解な動きなのだけど、それだけだと善いLOLのやり方を伝えられない。

終わりに

  • 3つのタイプを把握すること
  • 返報性の法則
  • 人当たりの良さに騙されないこと
  • 共感するより相手の視点でものを見る
  • テイカー相手にはマッチャーで接する
  • LOL中は無意識な親切を避ける
  • LOL中はテイカー相手と同じマッチャーで接する

この記事を書いたのは

上の記事の評判が良かったからだ。

友人同士に関わらず競争心の強い人間は、テイカーである可能性が高いことを、感想をくれた人(コメント欄ではなく直接)はなんとなく知っていたのだろう。

そういったテイカーが1人ならともかく、たくさんいるコミュニティーは地獄に近い。

先出しゼドに対処できなければミッドができないのと同じで、われわれがLOLや普段の生活で元気に過ごすためには、テイカーへの対処方法を知っていなければいけない。

  • テイカーにはマッチャーで接すること
  • LOLの試合中も他人にはマッチャーで接すること

次回は”言葉の柔道”について書こうと思う。

LOLプレイヤーに分かりやすく言うと、”言葉のダメージトレード”になるだろうか。

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