ケネンは典型的にカウンターを当ててボコりやすいタイプのチャンピオンだ。
カウンターを当てて負ける場合は
- まともに操作ができていない
- ガンクを受けた
どちらかだ。
負けても勝っても、因果関係がわかりやすい。
実際にあった話だと、シルバーの人と遊んだ時に、○○には○○を出すといいって教えながらプレイした時がある。
結果は全敗だった。
彼はガレンで一切Wを使わないとか、CSが10分で50とか、そういったレベルだったからだ。
「やっぱりカウンターを当てるっていうのは、それなりにゲームに慣れた人の話なんだな」
と実感した。
この記事はパッチ11.16の時に執筆されました。
ケネンのストーリー
- 対面にハラス
- ガンクが来たらEで逃げる
- 中盤以降は相手のADCにR
ソロプッシュより、集団戦で活躍するタイプ。
ブラッドミアをマイルドにした感じだろうか?
ケネンをボコる側は、言い方は悪いけれど低レート帯のAP対ヤスオみたいな形になる。
途中の1対1で、AP側が一生ボコられるヤツだ。
なぜそうなるのかというと、ダイヤ上位はないとAPミッドでまともにラストヒットを取れないので、単純にヤスオに比べて弱すぎるからである。
ケネンは対面と同じCSだと、そういった形になってしまう。
ケネンの苦手なチャンピオン
- ヨリック
- トランドル
- ナサス
でファームしているだけで勝てる。
しかもマズいことに、ケネンはスケーリングが低いAPチャンピオンなので、ルーンをスケーリングさせなくとも勝ててしまうわけだ。
ケネンはE上げナサスには勝ち目がない。
ヨリック・トランドルの時、征服者を入れる必要がなく、他の選択肢も柔軟に使えてしまう。
ヨリックがフリートフットワークにすれば、タイマンは絶望的。
不死者の握撃ならば握撃は発動しないが、中盤以降打ち壊されまくる。
もっと詳しくこの3チャンピオンでのボコリかたを書いていこう。
ヨリックVSケネン
ヨリック側の準備は
- フラッシュ+テレポート
- キーストーンはなんでもいい
- 息継ぎ、レジェンド:血脈、魔法の靴、疾駆が有効
レーン戦はQで回復しつつCSを取るだけ。
こちらのQを直接相手に当てる機会が少ないので、ミシックはトリニティフォースのほうがいい。
中盤以降はハルブレイカー(初手のほうがいいかも)も買って、プッシュしまくる。
エリート帯(ダイヤ上位)くらいじゃないとわからないのだけど、ヨリックは乙女から倒さないと勝てない。
しかしケネンはAPだと乙女を倒せるくらいの火力がないので、対処できない。
ケネン側はテレポートなどをしてADCにRを撃ちたいのだが、ヨリックがずっとプッシュしているとなると、集団戦がやりにくい。
そうなると結局、ケネン側は味方が強くないとスムーズに試合に負ける。
トランドルVSケネン
トランドル側の準備は
- フラッシュ+ゴースト or イグナイト
- キーストーンはフリートフットワーク or フェイズラッシュ
- 息継ぎ、レジェンド:血脈、魔法の靴、疾駆が有効
ヨリックより攻撃的に動いて、相手のキルを狙っていく。
ミシックはディヴァインサンダラー、ゴアドリンカー、イモータルシールドボウなどサステインがあるタイプが強い。
トランドルの場合、必ずティアマット系を完成させてからハルブレイカーだ。
ナサスVSケネン
ナサス側の準備は
- ゴースト+テレポート
- キーストーンはフェイズラッシュ or 開放の魔導書
- マナフローバンド、息継ぎ、疾駆が有効
こちらのレベルが奇数の時に、相手にEを撃ち込んでいくだけ。
この戦法は相手がレンジかつ、サステインが無い時に使うと有効な戦法だ。
ケネンはティーモやブラッドミアと違ってスケーリングが低いので、サステインを上げて耐えてナサスをボコるという戦法ができない。
ナサスにはウィザーがあるのでADにはできないし、リフトメーカーを買ってもケネンではナサス相手はどうしようもない。
ナサスキーストーンはエアリーや彗星でも良いのだけど、Qスタックが溜まった後を考えるとスケーリングが低すぎるので、私はオススメしない。
流石にE撃ってキル取られるケネンはいないと思う。
終わりに
- ヨリック、ナサス、トランドルを出す
- サステインさえあればどうにでもなる
- 中盤以降はプッシュ力を上げて、ケネンを集団戦に参加させないようにする
ヨリックとナサス相手は自動的に負ける感じが凄い。
トップレーンの鉄則として、ナサスに勝てないチャンピオンを先出ししてはいけないというのがある。
ケネンはソレに見事に当てはまってしまう。
ノーマル専門の人は信じられないかもしれないが、ナサスはルーンの種類が豊富なテクニカルチャンピオンだ。
そういうことがわかってくるとLOLは面白いのだけど、やっぱ冒頭でも書いたとおりCSは10分で最低でも80は取れるようにしないと、何を使っても負ける。
文章に例えると、まず書きあげられるようになること。
そこまでできてから文章力や書くスピードなど考えることができる感じだ。
順番を間違えると、上達が遠くなる。