難しいチャンピオンは使わないほうがいいんじゃないか? という話をする。
LOLに限らず、知識を整理できない人が上達するのは厳しい。
チャンピオンやアイテムの種類が多く、2週間ごとにパッチが当てられて性能が変わる。
なので
- 全体を大雑把に覚える
- 種類を分ける
- パッチノートを見る
- バフされたものを使う
- ナーフされたものを避ける
たまに仕様が変わることもあるが、チャンピオン、ルーン、アイテムならこの方法は上手に機能する。
このうちの2、種類は人によっていろいろ分け方が違う。
個人の知識の組み方はそれぞれ違っていて、LOLの楽しさやプレイヤーの個性はココに出る。
1をある程度知らないとゲームを楽しめない。
3、4、5をしない人は「ランク来るな」と言われるくらい出来て当然なので、それなりにLOLをプレイする人にとっては2が重要。
このコメントを見た時。
「他のプレイヤーに洗脳されている」
と思ってしまった。
この記事はパッチ11.17の時に執筆されました。
難しいチャンピオンの定義
私はこう整理している(考えている)という意味なので、いつもどおり「私と意見をすり合わせようとしないで欲しい」と書いておく。
例えばあなたが脅威や魔法防御貫通の仕様を知らなければ、アサシンやメイジは確実に難しいと言える。
次の3つのうち、1つでも当てはまるチャンピオンは難しい。
- ラストヒット(ファーム)が難しい
- 柔らかい
- 普段と違う操作が必要
3つ全て当てはまるチャンピオンも当然いる。
1と3に当てはまるチャンピオンは、あなたがプロじゃない限り避けたほうが懸命だ。
ラストヒット(ファーム)が難しいチャンピオンは避ける
このブログでよく言うことだけど、9割のプレイヤーは満足にラストヒットが取れない。
単純にCS数が多いほどレートが高いゲームなのである。
明確に統計に出ているし何年も変わらない風潮なので、細かいことは気にせず、そういうものなんだと思って欲しい。
なので特別LOLの情熱が高くない人は、ラストヒットが簡単なチャンピオンを使うべきだ。
ジャングラーならフィドルスティックスは避ける
一度動画を見ればわかるのだけど、ちょっと自分も使ってみようと思わないほどファームが難しい。
難しい理由は簡単で、複数のキャンプを同時に狩るので反復練習がしにくいからだ。
例えばグレイブスで、クルーグペア同時にAAを当てる。
コレは難しいのだけど、グレイブスを良く使う人は簡単だと言うはずだ。
試合中に試せるので、何千回も繰り返しているから。
リー・シンは簡単でニダリーやレンガーは難しいが、結局はどちらも単体キャンプを狩るだけなので、すぐに慣れてしまう。
コレもレーンのラストヒットと同じで、9割のプレイヤーはジャングルでのファームが遅い。
ゲームに参加できるまでの敷居があまりにも高すぎるので、ファームが難しいチャンピオンは本当に避けたほうがいい。
柔らかいチャンピオンは難しい
タンクやファイターは硬いので、相手のスキルを知らなくてもゲームに参加しやすい。
メイジやADCのような柔らかいチャンピオンは、相手のスキルを知らないとゲームにならない。
コケたアサシンに倒されるADCは、クソADCとチャットで言われる。
クソADCを翻訳すると
「なんでお前チャンピオンのスキル全部覚えてねえのにランク来てんだよ」
である。
しかしLOLは150体以上のチャンピオンがいるので、エリート帯(ダイヤ2以上)でもない限り知らないチャンピオンはたくさんいそうではないか?
実際にそのとおりで、スキルを知らないチャンピオンがいるのは当たり前。
硬いチャンピオンはスキルをかわさなくてもゲームに参加できる
- ヤスオのQ
- アーゴットのパッシブ
- グウェンのQ
ミッドとボットの人は、これらのスキルを避けながら戦おうとする。
トップとジャングルの人は避けない。
- 相手のスキルを把握する
- スキルを避ける努力をする
柔らかいチャンピオンは、2つやることが増える。
トップレーナーだったら、まずトップチャンピオンを全て覚えて、次に自分との関連性が高いジャングルというロールを少しづつ覚えていくのがいい。
ところがADCは、ミッドやジャングラーのスキルも把握していないと、集団戦に支障が出まくる。
見る専門の人は信じられないかもしれないが、ダイヤくらいでも避けない人は避けない。グウェンのQを3回連続ぼったちのまま真芯で受ける。
普段と違う操作が必要なチャンピオンは避ける
- ヤスオ
- リヴェン
は簡単。
普段と操作が同じだからである。
「この2人を難しいとか言っているヤツ、まず基本的な操作ができてねえ」
こんなことをTwitterで言うヤツは、なかなかいないだろう。
98%の人は基本的な操作を自分で考えたことがないので、ヤスオもリヴェンも上手に操作できない。
しかし普通の人はイチイチ余計なことを言わない。
- ブラッドミア
- カシオペア
- オレリオン・ソル
- ドレイヴン
- ガングプランク
- カリスタ
ここらへんは難しい。
他のチャンピオンで覚えた操作と全然違うからだ。
アドバイスから人間関係入るのは不自然なので、「アレは実際に簡単」みたいな話は、やはり気心の知れた友人同士で少し話すくらいのなると思う。
なんでも難しいと言っておいたほうが人間関係がスムーズ
- 簡単なことができない=バカ
と考えて、ショックを受ける人が多いからだ。
仕組み的には次のようになる。
- 相手の言葉に動揺する
- なぜ自分が動揺したのか?
- 相手に自分を動揺させる意思があったからだ
- と、瞬間的に頭で判断してしまう
- 結果、怒る
簡単と言えば怒る人がいるけれど、難しいと言って怒る人はなかなかいない。
実際に自分ができないこと、やったことがないことは、なんでも難しい。
冒頭のコメントに
「他のプレイヤーに洗脳されている」
と書いたのは、人間関係を円滑にするための建前を信じているからである。
酒の席で怒られる友人の話
日本だと職人みたいな、1つの技術が高い人をカッコいいと思う風潮がある。
友人は酒の席でそういう話をする人に対して
「あんまりカッコ良くないだろ」
みたいなことを、たくさん理由を挙げて説明するらしい。
そうすると相手は納得するのだけど、お酒の席でする会話じゃないと周りに怒られるそうだ。
ARAMのフィドルスティックスは簡単
ARAMはファームしないので、難しさが取り除かれている。
反対にレーンでファームしやすいからこそ簡単なゼドは、なかなか難しい。
サモリフのゼドはミッドで1番簡単なチャンピオンのはずなのだけど、ARAMだとADCやカジックスより圧倒的に難しい。
「お前そんなヤツだったっけ?」
と使うたび思ってしまう。
- ラストヒットが取りやすい
- 安全にファームできる
- ハラスが簡単
- 少人数戦が強い
- 機動力が高い
こういったメリットがほとんど潰れているので、
- Wでスキルをかわす
- Rを相手スキルに合わせる
こういったフィズみたいなことをする必要がある。
私がゼドでARAM活躍できるようになったのは、5回くらい使ってからだった。
ARAMでもカシオペアとブラッドミアは難しい。
勝つのが難しいのがガレンやレネクトン、勝ち試合以外はやることがない。
終わりに
- 難しいチャンピオン
- ラストヒット(ファーム)が難しい
- 柔らかい
- 普段と違う操作が必要
- 次のチャンピオンは避ける
- ラストヒット(ファーム)が難しい
- 普段と違う操作が必要
ドレイヴン自体は
- ラストヒットが取りやすい
- 目的が明確
- 火力が高いので逆転の可能性も高い
なので初心者にオススメ説があったりするのだけど、操作の応用が効かない。
楽しいし良いチャンピオンだと思うのだけど、結局LOLは全レーン浅く広く理解しないと、一定以上のレベルにならないので私はオススメしない。
※ 初心者がいきなりドレイヴン使ったら強い説は自体は正しい。他のプレイヤーを見ても納得できる部分が多い。
他に流用できる知識や技術に触ったほうが、LOLが上達しやすいからだ。
私は普段と違う操作が必要なチャンピオンをサモナーズリフトで使うのは避けているが、初心者の人ならば、難しいチャンピオン3つ全て避けたほうが無難。
最後に重要なことを言うと、どんなに簡単なチャンピオンでもLOL自体が複雑なので難しい。
- フィドルスティックスよりジャングルを覚えるほうが難しい
- ブラッドミアよりLOLを覚えるほうが難しい
こういった感覚が大事である。
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結局ほぼ全チャンピオン使えて、全ロールできる人の意見は、あんまり参考にならないはずだからだ。