LOLには上手い下手が明確にある。
しかしトップレーンは、
スケーリングの高いチャンピオンで
安全にファームしてるだけで勝てるレーンだ。
裏を返せば、そういったピックやビルドを
対面によって出せるのが、
トップレーナーの上手さとも言える。
トップアカリは、
カミールやグウェンと同じ。
- そこそこのスケーリング
- 安全にファームしやすい
から出すだけで、
ハッキリ言ってソロキュー向けではない。
というのも、それらのチャンピオンは、
相手のファームを妨害する能力が低いからだ。
自分が育ちやすくファームも妨害しやすいとなると
- ダリウス(トップ)
- ゼド(ミッド)
- ケイトリン(ボット)
となるが、
それらのチャンピオンは当然スケーリングが低い。
簡単な対策は
- アカリよりもスケーリングの高いチャンピオンを出す
となる。
それでは具体的に書いていこう。
この記事はパッチ12.4の時に執筆されました。
アカリのビルド2パターン
アカリがAPビルドをするのは、
ラバドンデスキャップがあるからだ。
ADビルドでも中盤までは問題ないが、
レートゲームになった時に
どうしようもない。
MR貫通ビルド
あなたがレンジチャンピオンなら、
アカリはMR貫通ビルドにしてくる。
- ヘクステックロケットベルト
- シャドウフレイム
ソーサラーシューズと合わせて、
MR0計算を狙う。
- 11(ベルト)
- 18(ソーサラー)
- 10~20(シャドウ)
- 6(サドン)
MRを45~55貫通するので、
あなたのMRが55以下だと
ワンコンボで倒される。
MRを55よりも、少し上げておくこと。
ロケットベルトは初手以外なら、ナイトハーベスターのほうが強いのは覚えておこう。
ダイアナなどを使う時に重要。
悪魔の抱擁ビルド
あなたがメレーならば、
アカリは抱擁ビルドにしてくる。
- リフトメーカーなど
- 悪魔の抱擁
抱擁でリフトのパッシブが更新されるので、
相性がとてもいい。
抱擁はバミシンダー系ミシックの後に繋げても強い。
アカリの煙幕(W)中にリフトが更新されるので、
W中は離れること。
そのままオールインすると、負ける可能性が高い。
アカリはメレーなので、抱擁のドットダメージがかなり痛い。
トップアカリのストーリー
- 序盤は大人しくファームする
- スケーリングの低いチャンピオンにスケーリングで勝つ
- 勝利
冒頭にも書いたとおり、
アカリはグウェンやカミールに近い。
安全にファームができて、
それなりにスケーリングがある。
この場合の問題点は明確で、
自分よりもスケーリングの高いチャンピオンを出されると、
ほとんど勝てないことだ。
ただファームしてるだけのトップチャンピオンは多い。
アカリより中盤以降強いチャンピオンを出して勝利するのが基本。
トップアカリへのカウンター
冒頭のコメントから、
ミッドのカウンターも写してみた。
ただしコレは
トップアカリの時 相手チームがこのミッドだと負けることが多い
というものなので、対面時に強いわけではない。
※ 大体強いけれど。正確には違うというヤツだ。
というわけで
- リヴェン
- ガレン
- ティーモ
- ガングプランク
- エイトロックス(12.4でバフを受けた)
で、どうやって戦うのか書く。
- スタートアイテムとサモナースペル
- キーストーン
- 戦術
- 中盤までのアイテムビルド
とりあえずテンプレートはコレ。
リヴェン
- ドランブレード+フラッシュイグナイト
- 征服者
- アグロ戦術
- ゴアドリンカー or マルモティウスの胃袋
- マーキュリーブーツ
- ゴアドリンカー or マルモティウスの胃袋
凄いところは、
最初から最後までリヴェンのほうが強い。
最初からアカリのキルを狙っていくのだが、
別に取れなくても構わない。
リヴェンが使える人なら、
アカリには簡単に勝てる。
ガレン
- ドランシールド+フラッシュイグナイト
- 征服者
- スケーリング戦術
- バーサーカーブーツ
- ストライドブレーカー
- 好きなアイテム
序盤はアカリのほうが強めだが、
Wスタックが溜まってきたら、
あとは最後までガレンのほうが強い。
集団戦もガレンEのおかげで、
アカリWに対して強い。
こういう組み合わせの時は、
ガレンは息継ぎを入れていくのがいい。
ティーモ
- ドランリング+フラッシュイグナイト
- 魂の収穫
- スケーリング戦術
- マーキュリーブーツ
- リフトメーカー
- 悪魔の抱擁
アカリと同じ装備を買うわけだ。
悪魔の抱擁は
- アカリにワンコンされにくい
- アカリW対策(W中はほぼ無敵だが、ドットとリフトが更新される)
アカリ対策として優秀だ。
なのでAPチャンピオンを使った時に
覚えておくと役に立つ。
特にノーマナAPならば、
毎回 抱擁を買うことになるだろう。
ガングプランク
- コラプトポーション+フラッシュテレポート
- 不死者の握撃
- スケーリング戦術
- トリニティフォース
- マーキュリーブーツ
- 好きなアイテム
調子に乗って、
- ファーストストライク+エッセンスリーバー
にするとボコられやすい。
しかしまともなビルドにしていくと、
アカリはガングプランクのファームを
止められないのである。
ブラッドミアやケイルでもない限り、
ガングプランクにファームされると
普通のチャンピオンでは歯が立たない。
エイトロックス
- ドランシールド+フラッシュテレポート(イグナイトでもいい)
- 征服者
- スケーリング戦術
- ゴアドリンカー or マルモティウスの胃袋
- マーキュリーブーツ
- ゴアドリンカー or マルモティウスの胃袋
パッチ12.4で少しバフを受けたエイトロックス。
リヴェンと少し似ているが、
序盤はアカリのほうが少し強い。
やはりマルモティウスが、
APチャンピオンに対して、
強すぎると思う。
実際の高レートの先出しアカリ
勝てるかどうか怪しいところで、
オールインをしてくる。
トップでもミッドでも同じ。
そういう場所でしかけないと、
味方が強くない限り
ゲームに勝てないからだ。
アカリはガングプランクや
マルザハールではないので、
ただファームしてるだけでは勝てない。
消極的なチャンピオンでも、積極的に仕掛けてくる。
終わりに
- ただファームしてるだけで勝つ戦術が存在する
- トップレーンはドラゴンから遠いので、特にそういう傾向がある
- アカリはただファームだけして勝つチャンピオン
- 倒すのは難しいので、スケーリングの高いチャンピオンを当てる
- アカリのW(煙幕)中は、とにかく離れる
教師の友人の話だと、
初心者と上級者はレーンの勝敗基準が
全然違うらしい。
例えばLOLを知っているトップレーナーなら
- ダリウスなら対面に差を付けないとレーンは負け
- ガングプランクなら五分なだけで勝ち
こういう考えになる。
しかし初心者はスケーリングの概念がないから、
そうならないのだそうだ。
先出しカミールに対して、
手練のトップレーナーはどうするのかというと
「そんな消極的なチャンピオンで、ケイル様に勝てると思ってるのかよ」
と言いつつ、
ケイルでカミールに頭下げながらファームする。
なんとも情けない話だが、
トップレーンではコレが通用してしまう。