広告 考察記事

どうしてダイヤモンド4で止まるプレイヤーが多いのか【LOLの起動時間は短いほどいい】

レートが低いほど試合時間が長く、
集団戦が下手なので、
ルーンはなるべく後半強いものがいい。

上は

マナムネ・ムラマナはどれくらい強いのか?【完成すれば最強のアイテム】

の記事のコメント。

本当に上手な人は何をプレイしても勝てるが、
レート相応の実力ならば、
こういったルーンのほうが勝ちやすい。

このように公式でも、
ダイヤ4と3までは高スキル。

ここらへんが特別に上手な人とそうじゃない人の差、
みたいになっている。

実際のゲームだと、
ダイヤ4は本当に当てにならない。

運が良ければ試合には勝ててしまうゲームなので、
3ではなく2以上がエリート帯となっているのだろう。

何故4と3以上で大きな開きがあるのか、
テーマが難しいので

「おそらくこういった理由じゃないか?」

といった仮説を書く。

日本サーバーはプラチナ1くらいから、
マッチ時間が大幅に上がるのだけど、
ダイヤ4と3以上の差は世界的な傾向らしいので、
この記事ではマッチング問題は無視する。

では、

  • どうしてダイヤ4で止まるプレイヤーが多いのか?

初めていこう。

この記事はパッチ11.13の時に執筆されました。
2022/07/12に修正と追記。

仮説1 LOLが続けられなくなった

ダイヤ4は
一般的な人と比べて凄く上手だ。

  • ルーン
  • アイテム
  • チャンピオン
  • 操作
  • コミュニケーション能力
  • 怒りやストレスへの対処方法

こういったことが、
ある程度ちゃんと出来ている。

言い方は悪いのだけど、
私が接してきたプレイヤーの中に、
ダイヤ4以上で頭がアレな人はいなかった。

ただ同じダイヤ4でも、
すぐに上がった人と、
何年もやって上がった人がいる。

人間は才能のある人が好きで、
数ヶ月でダイヤになった人に対して好感を持つが、
よく考えてみよう。

人によって毎日のプレイ時間は違う。

スポーツの世界に天才はいない

RPGを買ってその日にクリアした人は、
才能があるのだろうか?

おそらく寝ないでずっとプレイしていただけだ。


数ヶ月でダイヤになるとは、
別なMOBA(今だとほぼDota2)をしていない限り、
毎日何時間もプレイしていたことを意味する。


スポーツや音楽の歴史では、
短時間で上手になった人は1人もいない。

その方法は持続可能か

「24時からコーチングをして欲しい」

と言ってきた人がいた。

彼は丁寧な口調で文章も長かったが、
私は

「やると思ってるんだろうか……」

とビックリしてしまった。

彼の話を聞くと、
どうやら彼は毎晩朝までLOLやってるから、

「LOLやっている人はみんな同じ」

だと思っていたそうだ。

他者と自分をすぐ同格に並べてしまう人がいるが、
彼もそのタイプだったのだろう。

私は彼に対して

「論理的に考えて、普通の人は上手な人に対してそう思わない。
ソレは暴言だし、あなたにとっても良くない。
なにより自虐的だ」

みたいに説教した。

毎日10時間のプレイ、
毎日 明け方までプレイ、
こういった方法は全くサステインがない。

逆ワーモグアーマーなわけだ。

カードゲーム風に言えば、スーサイド(Suicide)

たまに夜更かしして朝まで遊ぶのは良いかもしれない。
毎日は特別に体が丈夫な人じゃないと、まともな日常生活を送れないだろう。

仮説2 収穫逓減(しゅうかくていげん)の法則

初心者がプラクティスで、
AAのみでラストヒット練習をする。

チャンピオンはスウェイン。

LOL開始1週間だったので、
10分間で50CSだった。

実際にやってみればわかるが、
練習を続ければ、
90CSまでは簡単に上がる。

しかしそこからは、
中々 上がらなくなっていく。

もっと簡単に言うと、

  • つまらなくなる

あなたが名のあるプレイヤーならば、

「ダイヤ4とか、まだまだ知らないことばかりだろ」

と考えるはずだが、
基本的な操作に関しては、
収穫逓減の法則が当てはまるくらいのレベルになる。

自分から自分自身のダメな部分を探さないと、見つからない。

突然別なロール始める人

次のレートに上がった後、
急に別なロールを始める人がいる。

  • ゴールド4
  • プラチナ4
  • ダイヤ4
  • チャレンジャー

ソレ自体は普通の行為だが、
メインアカウントで練習を始めて、
味方の足を引っ張りまくるプレイヤーの存在は多い。

気持ちはわかるし、
上達意欲も歓迎する。

※ 同じチームになった4人以外は。

何故そんなことをするのかというと、
ずっと同じレーンで同じプレイばかりしても、
学ぶことが少ないからだ。

知識の「幅」が最強の武器になるという本は、
あなたも聞いたことがあるだろう。

ダイヤ4になったら、

  • サブアカウントでやったことがないロールをする
  • ARAMをする
  • LOL以外のことをする

ナサスでQをし続ければ、
スタックしていくので、
どんどん強くなる。

しかし知識をスタックするには、
別なことをしたほうがいい。

StackとStuck

  • Stack 積み重ね的な意味
  • Stuck 動かない的な意味

私の感覚だとスタックプレイヤーって聞いたら、
フルスタックエンジニアみたいに、
全ロールできるプレイヤーのことだと思う。

LOLだとレートの上がらない相手に対する
侮蔑ぶべつ表現らしい。

スタックってなんだか言葉の響きが良いので、
人間なんとなく使いたくなるのだろう。

ちなみに人の名前は全世界共通で、
呼びやすい(発音しやすい)ほうが有利らしい。

仮説3 完了したと思うから

脳にとって「できた」は
「もう考えなくてよい」という意味になる

脳に悪い7つの習慣 40ページ
  • ゴールド4になったので辞める
  • ダイヤ4になったので辞める

こういう人は珍しくないし、
全然悪いことじゃない。

何事もほどほどが良いという中庸理論。

人間は極端を好むので、
その考えは大半の人にウケないけれど、
そちらのほうが幸せになれる。

コレがわからない人は、
エミール・デュルケームのページ見ること。

足るを知る、中庸理論。

実際の仕組みは、
目標が達成されたと感じたので飽きただけ。

今回コメントをくれた人には、当てはまらないと思う。

終わりに

  • ダイヤ4から上がらない理由
    1. サステインが足りないから
    2. 知識の幅を広げたいから
    3. 飽きたから

私自身も最高レートがダイヤ4で停滞していたのでダイヤ4以上を目指すにあたって重要なことなどが知れたらおもしろいなと思いました。

冒頭のコメントに具体的に答えよう。

練習の専門家アンダース・エリクソンよると、
練習時間は短いほど良いそうだ。

ソレは集中しやすいからであり、
よほどの達人でも、
難しい練習は1日5時間くらいが限度らしい。

※ 脳はずっと集中出来るし疲れないそうだが、限度がある。

なので毎日長時間LOLをプレイするのは、
配信でお金を稼いでいる人以外はするべきではない。

大半のLOLプレイヤーにとって良いことは

  • LOLの起動(プレイ)時間を減らす
  • LOL以外のことをする

結果的に長くLOLをプレイすることができ、
時間あたりの練習効率も高くなる。

かなり真面目な話をすると、
サステインが足りないからゲームを続けられない人は、
色んなゲームで見てきた。

「自分はLOLを継続可能なのだろうか?」

時間、心理、肉体など、
様々な面から考えてみて欲しい。

最後にもう一度、
ダイヤ3以上を目指すにあたって重要なことを書く。

  • LOLの起動時間を減らす

職業LOLでないのであれば、
LOLと上手に付き合っていく方法を考えない限り、
エリート帯にはなりにくいしオススメしない。

関連図書など

超一流になるのは才能か努力か? (文春e-book) Kindle版

本の内容はオリンピック選手レベルの話なので、
一般人には真似できない。

ただ上達の仕組みは知れるし、
知っておいたほうがいい。

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