次のようなコメントが来た。
![](https://lolgaren.com/wp-content/uploads/2023/02/image-17.png)
最初に結論を書くと
- 彼らが怒るのはゲームを理解していないから
となる。
まだLOLの価値観を持ち合わせていないのである。
アンガーマネジメントというのは、
病的に怒りっぽい人じゃない限り
- 俺はしないけど、お前は(アンガーマネジメント)しろよ
というものだ。
人間怒りたい時に怒ればいいし、
全く怒らないよりは怒ったほうがいい。
そんなわけで、
怒る理由だけを書く。
怒るのは別に構わない。
この記事はパッチ13.3の時に執筆されました。
The Emotion Machine
次のうちどちらが人間に近いか、
考えてみてほしい。
- 感情能力がある思考マシーン
- 思考能力がある感情マシーン
1 漫画やアニメに出てくる高性能なロボット。
そういうイメージが沸くと思う。
2 思考能力はおまけで、
感情がメイン。
人間はこういった生物だ。
ブログ記事の見出しを英語で書くのは、基本的にNG行為だけど書いた。
冷淡
アニメ、漫画、小説には魅力的なキャラクターが描かれる。
普段は冷淡、合理的、計算高いキャラクターが、
物語後半に味方をかばって退場するシーン。
テンプレである。
しかしそういったキャラクターが魅力的なのは
- 人間は思考能力の弱い感情マシーン
という共通了解を持っているからだ。
プレイヤーは自分の価値観を機械に寄せている
ジャングルを自分のモノだと言うジャングラーの問題点
こういう考えを持っている人は
- 物凄い下手
- 初心者
どちらか。
というのも、
そう思っていた場合
- 相手のジャングル
- 味方のレーン
「上の2つは誰のものなんですか?」
となってしまう。
そうなるとLOLをプレイする上で、
問題がたくさん出てくる。
ゲームのルールを理解していないので、
そういうことを考えるわけだ。
「自軍のジャングルを味方に取られるのが嫌だ」
全く合理的な考えじゃないので、ゲーム知らないヤツと判断される。
他人から良く思われたい
人間はこういった本能を強く持っているのは、
誰にでもわかることだろう。
2つくらい論理を飛ばすと、
それだけ孤独に弱いわけだ。
なので人間は
- 他人からの視点を強く意識する(嫌われないように)
のだけど、
手練のプレイヤーは他のプレイヤーを
- CPU(LOLマシーン)
だと思っている。
ゲームなのに人間に寄せるという行為は、他人に嫌われたくないから。
話にならないけれど、配信者とかなら良いと思う。
大人になるにつれて合理的になる
養老孟司が
「数学にxやyが出てくると、そこでつまずく子供が多い」
というようなことを、
言っていた。
つまずく子供が言うには
「xって文字でしょ? 数字じゃないじゃん?」
となって、
納得できないらしい。
私は数学は出来たのだが、
英語で似たような経験がある。
「なんでローマ字読みで読めない英語がたくさんあるんだ?」
って。
ムラマナ オレリオン・ソル
![](https://lolgaren.com/wp-content/uploads/2023/02/image-18.png)
コメントをくれた彼は、
大人なのである。
ミッドオレリオン・ソルのビルドガイド【今夜勝ちたいムラマナビルドと普通のAPビルド】
このブログをいつも読んでいる人ならば
「コイツなら平気でマクロの設定も書くと思ってたわ」
と予想していたはずだ。
しかし中学生が上の記事を見たら
「コイツなんて卑怯な野郎なんだ、許せないんだわ」
と思う可能性が高い。
高いというか
「オレリオン・ソルでマクロ使って勝つわ」
と思う中学生がいたら、
可愛げがないし嫌すぎる。
卑怯な点は、
他にもたくさんある。
- オレリオン・ソルを使っている
- マクロ機能が付いたマウスを使っている
- マクロを組んでいる
- 人の設定を見てマクロを組む卑怯な奴ら
しかし大前提が1つあって
- 戦いというのは、もともと卑怯なもの
人間は、すぐに武器を持つ。
大人が卑怯なのは合理的だから。
ちゃんと素手で戦え。
鉄拳
むかし少しだけ、鉄拳という格闘ゲームを
プレイしていたことがある。
やったことない人は
信じられないかもしれないが、
- ゲームセンターでプレイする時に、投げを使ってはいけない
投げは卑怯という価値観があるわけだ。
なので
- 相手が投げを使ってきて、初めてこちらも投げることを許される
となる。
こんなくだらないことに本気で怒るのが、
一般人の感覚だ。
※ あまりにくだらないせいか、他人に話しても中々信じてもらえない。
コレがLOLであれば、
ヤスオ相手にアニーを出すだけで、
アニー側は物理的に殴られてしまうだろう。
ネットゲームだと、やられる側の抵抗する手段が皆無なので、投げに対処できないヤツが問題となる。
絵を描く人はLOLが下手
数年前くらいから
- 全くわからないが、そういう傾向がある
と考えていた。
絵はまともに描けないのでわからないが、
歌は結構わかる。
歌はLOLと同じ。
- 人間ではなく機械に合わせる
KICK BACK
あなたと私が、
2人でカラオケに行くとしよう。
あなたは米津玄師のKICK BACKを歌うとする。
その時にあなたは、
歌を聴いている私ではなく、
機械から流れる音に合わせて歌うはずだ。
機械もあなたに合わせない。
それに比べて絵というのは、
人に合わせることが多いように思える。
カラオケならば、
せいぜい自分の歌いたい曲ではなく、
みんなが知ってそうな曲を歌うくらいだ。
終わりに
- 人間は思考能力がある感情マシーン
- 価値観を機械に寄せ終わっている人と、そうじゃない人
- 人間には他人から良く思われたいという強い本能がある
- 人間は大人になるにつれて合理的になる
大まかにプレイヤーを2種類に分けると
- 周りの人間に合わせるプレイヤー
- LOLに合わせるプレイヤー
になる。
人間関係こそ最も大事ではあるものの、
対戦ゲームで1のプレイヤーが
中長期的に良い結果になったことを、
私は見たことがない。
理想的なのは
- 自分のやりたいことと、ゲームのルールが一致している
場合だ。
冒頭の彼に対するアドバイス
物事には、
- やってはいけないこと
というのがあって、
今回のケースだと
- 相手に迎合する
というのがソレ。
- 味方に怒る
- 味方に怒られる
- 味方に従いたくないけど従う
1と2は全く問題ないけれど、
3をすると大変なことになる。