書評

ダイヤになりたいのであれば、努力するよりもポジティブな状態を維持したほうが賢明。【幸福優位論とLOL】

あなたは

ショーン・エイカー「幸福と成功の意外な関係」

というTED動画を知っているだろうか?

この動画は私にとって天啓で、100回くらい見たし、作者の本も持っている。

身に染み付いているせいか、まだ一度も幸福優位論を書いていないことに気づいたので書く。

この記事はパッチ11.18の時に執筆されました。

努力するからではなく、幸せだから成功する

この見出しの言葉が、幸福優位論だ。

イライラしたり落ち込んでいるよりも、楽しいほうが脳みその性能は高い。

言われて見れば誰でも体感的に知っていることだ。

「歯を食いしばるよりポジティブな状態を維持するほうが、楽に良い結果が出る」

これが幸福優位論

LOLに幸福優位論を当てはめてみよう。

  • 努力するからではなく、幸せだからダイヤになる

あなたも知ってのとおり、楽しくLOLをするのは一般人にとっては至難の業だ。

単純に腕が良くないと楽しくプレイできないし、EQ(心の知能指数)的な問題もある。

ここまで書いて私は思った。

「冷静に考えてLOL幸福優位状態になるのは、ちょっと難易度が高いんじゃねーか?」

ってね。

毎日3つ良いことを書く

毎日3つ良いことを書けば、良いことを探すのが得意になる。

この仕組みは、誰でもなんとなくわかるだろう。

親しい友人に次の質問をしてみよう。

「今日あった良いこと3つ挙げてみて」

とね。

すぐに3つ挙げてくる人は、幸福優位な人だ。

反対に「何もない」とすぐ返す人は、不幸優位な人となるだろう。

この違いは何かというと、自分にとってのメリットを探すのが得意か苦手かである。

3つのポジティブで、1つのネガティブを打ち消せる。
なのでLOLは、たくさんポジティブな要素を出せる人が上手。

アサシンは幸福優位でないといけない

アサシンに限らず、あなたがゴールド以上になりたいのであれば、次のことが得意でなければいけない。

本当に重要なことだ。

「今フラッシュすれば目の前の敵を倒せる」

コレに気づけないといけない。

もちろん手練のプレイヤーほど、他の人では気づけないチャンスに気づくだろう。

逆に下手なプレイヤーは、自分がワンコン射程圏内であることに気づかず、目の前のミニオンのラストヒットを取ろうとするだろう。

判断基準が勝ち負けしかないと不幸優位になる

ロサダラインと言って、かなり適当な数字なのだけどポジティブ3:ネガティブ1以上の割合じゃないと、幸福を維持できないという説がある。

実際には多ければ多いほどよく、7:1とかソレくらいが良いらしい。

対戦ゲーム全般で、勝った負けただけを基準にする人がいる。

典型的な初心者パターンの1つであり、ソレだとポジティビティ比が1:1だ。

最低3:1なので、1:1は話にならない。

というわけで、初心者なのは勝ち負けでしか判断できないマインドセットに原因があるわけだ。

第一印象を信じるのは良くないという哲学が必要

自分の感情は真実であると思うことを、感情的決めつけという。

認知バイアスどころか、心の歪みの1つだ。

楽しければ良い、不快なら悪い。

その判断で問題ないのは”なろう小説”くらいである。

良いか悪いかは自分の感情の話かもしれないが、感情と良いことはある程度切り離さないといけない。

快・不快だけで物事を決めるのは、知的じゃないという哲学がどうしても必要。

終わりに

  • 歯を食いしばって努力するより、ポジティビティ比を増やすほうが簡単
  • 毎日3つ良いことを書く
  • LOLの試合でも毎試合良いことを3つ書く
  • ポジティブを見つけるのが得意なほどチャンスに気づきやすい
  • 勝敗しか判断基準がないと不幸になる
  • 第一印象(最初の感情)だけで良し悪しを決めない

インナーゲーム的に言えば、常に自分を反証する思考は、ネガティブなものを見つけているだけだ。

冷静ならば「その思考方法で上手にならないなら、別な思考方法を試せば良い」となるが、そんな賢い人はなかなかいない。

毎日3つ良い点、あるいは試合ごとに3つ良い点を挙げるだけで勝てる。

逆のことをしているのが下手な人だ。

コレはLOLに限らない。

単純に楽しくないので、辞めたら良いじゃないかと思うのだけど、反すう思考は癖になるそうだ。

さあ、やれよ。それでお前は強くなれるんだ……簡単なことじゃないか。

"Go ahead. Take it. You'll be so very powerful . . . and what harm can it do?"

ショークーの工作員/Agent of Shauku

関連図書など

マーティン・セリグマンのほうはキンドル・アンリミテッドで読める。

オリンピック選手くらいになると、歯を食いしばる努力が必要になってくるそうだ。

しかし平均よりずっと上手くらいのレベルなら、そんな努力は必要ない。

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