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エジソンノートとLOL【LOLアイデア発想法4】

あなたが小説家・作曲家・漫画家ならば、日々の思い浮かんだアイデアを、何かに記録していたのではないだろうか?

世の中にはアイデアを常に記録する人は珍しくなく、例えばエジソンは発明家だったので、ダヴィンチの真似をしてノートになんでも記録していた。

思考の整理学という有名な本があるが、その本の内容の3分の1くらいは、この記事のタイトルと似た内容である。

というわけで、今回はノートにアイデアや日々の生活、LOL感想などを記録するメリットを書く。

この記事はパッチ10.25の時に執筆されました。

エジソンノートのやり方

手順
  • あらゆることをノート(見返しやすいもの)に記録する
  • 記録後もノートを読み返す
  • 気づいたことがあれば加筆・修正する

記録媒体は何が良いのかは人それぞれだが、電子書籍を読んだ人はわかると思うが、電子媒体は読み返しにくい。

ページをめくって特定の情報を抜き出すのが難しいのである。かわりに検索できるのだけど、中々の手間だ。Twitterがメモ代わりにならないのは、そういった試みをしたことがない我々でも、なんとなくわかる。

読み返しやすさで考えるなら、やはりノートかなと思う。

自分しか読まないノートであれば、何か書く時も全く気を使わずに済むので、書きやすい。

あなたもLOLのこと、朝の行動手順(ルーチン)、対面とのマッチアップの感想を記録していけば、比較的簡単にダイヤになれるに疑いはないはずだ。

エジソンノートの効果は、深く考えずとも抜群に違いない。しかし私が今執筆しているように、ブログに考えを書く人が少ないのは何故だろう?

自分の文章を他人に見せるのは難しい

小学生でも先生に作文を見せる。少なくとも私は、先生に作文を見せることにためらいはなかった。ただ作文を書くのは今の50倍くらいのエネルギーを使った。

今は書くことは簡単になったが、人に見せるのに小学生の時の50倍のエネルギーを使う。

何故かというと我々が何かを書く時、全く考えていないことを書くのは時間の無駄で、その場合は書かないほうが良いという前提がある。

普段の人間関係で言えば、お世辞以外に思ってもないことを言うのは狂人だけだ。

次に正しいか正しくないか、といった基準がある。文章は会話と同じで、思っていることを書けば良いのであって、正しいことを書く必要はないのだけど、「なんとなく正しいことを書かなければならない」と考えてしまう。

他にも色々理由はあるが、他人に見せる文章を書くのは心理的なハードルが高いのである。

とにかく気が散る要素が多い。

書くだけなら本当に簡単だ。ところが人に見せる文章を書くとなると、一転して一部の人にしかできない難しい作業になる。

私は文章を書き始めて3年くらいは、自分で書いた文章を恥ずかしくて(多分それだけじゃないが)読み返せなかった。

ノートを取るだけなら簡単

自分以外の誰にも見せないのであれば、ほとんど何も考えずにスラスラ書けるだろう。

ノートの書き方もジャグリングと同じ。つまりやり続けるのであれば、何も考えずとも一定のレベルにまでは上達していく。

※ とりあえず何も考えずに素早くファームできるようになれば、それだけで絶対ダイヤになれる。

だからとにかくノートにアイデアを書き留めれば良いだけだ。

楽しむことには遠く及ばない

孔子の言葉に次のような意味合いの名言がある。

「学ぶことは好むことに及ばず、好むことは楽しむことに及ばない」

つまり孔子の中では

  • 楽しむ>好む>学ぶ

と明確にランクが付けられていた。

LOLでは、この3つの以外に「勝つ」という項目が入ってくると思いますが、せいぜい気にするのはゴールドになるかどうかの瀬戸際の人だろうか。

つまりシルバー1、初心者ってわけではないですが、中々にカジュアルな層と言える。しかしランクをプレイする人は、少なくとも実行しているのである。

エジソンノートで言うならば、「書いている」となるので、相当に立派なもの。

あなたも聞いたことがあると思いますが、承認欲求に嫌悪感を示す人は多い。しかし承認欲求は高次の欲求で、マズローの5段階説でいうと上から2番目である。

人間的にかなり満たされたレベルにいる人じゃないと、承認欲求は出ない。

例えば私はステーキを焼くのが物凄く得意で、焼き方だけでなくフライパンや油など様々なことに力を入れている。なので肉を焼く時は全部私が焼くのだが、家族に振る舞った後に褒められたいと思うようになったのは、上手になってからだ。

  • 楽しむ>好む>学ぶ>勝つ>プレイする

となるだろう。

勝利に執着するのも、そんなに悪いことじゃない。少なくとも続けているわけなのだから。

我々がLOLをする理由

思考の整理学に書いたあったのだが、副業で何か文章を書く場合、本業は文章を書かない仕事が良いそうだ。

あなたも次のようなことは聞いたことがあるだろう。

  • Twitter廃人はボッチ
  • 喋る仕事をしている人は家では聞き専

ようは特定の欲求が発散されてしまう場所があると、他の場所では同じ欲求を発散しなくなってしまう。

我々がLOLをやる主な理由は、みんなとワイワイしたいからじゃない。思い切り相手をぶん殴りたいからだ。攻撃性を発揮したいのだけど、一般人は普段の生活で攻撃性を発散する場所がない。

※ もちろんLOLにもワイワイできる要素はあるが、そういうのがしたければAPEXとかそういうゲームをやる。

古来よりスポーツは戦いの代用品であるから、こういった考えは自然なものである。普通の人は日常生活で誰かを殴るどころか、怒鳴りつけることすらない。

LOLで他人と口論をするのは当たり前だけど、私は日常生活で他人と口論は何年もしてない。しかしLOL中は敵だろうが味方だろうが、気にいらないヤツは例外なく様々な方法を使って痛めつける。

色々書いたが簡単に言うと、小さなアイデアを発散する場所をアイデアノート以外に作ると、アイデアノートに記録しなくなる。という話だ。

終わりに

私はこうやって文章を良く書くのにも関わらず、エジソンノートを作っていない。堂々と書いていないと書けるほど、恥ずかしさを感じていないのだけど、正常に考えればフェイスロス(体面が保てないことにより日常生活が送れなくなること)になってもおかしくない。

おそらくあなたはLOLプレイヤーにも関わらず、私と同じようにエジソンノートを書いていないだろう。

何故そう思ったのかというと、長年LOLを熱心にプレイしている自分が書いていないからだ。LOL用のエジソンノートを書いてみるのは全く悪いことじゃなく、むしろ良いことしかない。

しかしあまり気が進まないのは、ただの娯楽に「そこまでの価値があるだろうか?」と考えてしまったからだろう。

結論を言えばエジソンノートは書いたほうが良い。書けば書くほど、重要なことだと意味づけすることができるからだ。

例えば私はLOLの中盤までの手順を、パッと出てくるだけでなく鮮明に言うことができる。それはこのブログを書いているのもあるし、初心者ほど序盤の手順が大事なことがわかっておらず、彼らは腕が良ければレーン戦に勝てると勘違いしていることを知っているのもある。

でも起床後1時間以内にやることは、パッと出てこない。しっかりまとめて、何度も読み直したことがない。おそらく朝は重要だと思うものの、実感が伴っていないのだろう。

  • 目が覚めてから布団から起きる時、大体何分くらいかかるのか?
  • 朝気持ち良く起床するには、何時間寝て、どんな用事があれば良いのか?

こういったことが今でも全然わからないのは、狂っている。LOLで言えばアイアン未満、ウッド4以下であることは間違いない。

朝起きる時と夜眠る時に憂鬱だと病気になる。ならば機嫌が良いほど良いとなるが、その方法がわからない。

これは先出しトップヴェインに対して、ランダムにキャラを選んでピックしているようなものだ。恐ろしいことである。

参考図書

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