LOLの近代的な話

低レートの試合で勝つ方法とダイヤ4までの論理的最強ビルド

物事は色々な視点から考えたほうが理解が深まる。

出来る人の思考を追うのもいいが、出来ない人の思考を追うのもいい。

私は本格的に格闘ゲームをしていた時も、最も人口が多いボリューム層でプレイするのが好きだった。

※ 全然使ったことがないキャラを使うと面白かった。普通に負ける。

人が多いので勢いがあったし、どちらが上手だとか気にする無粋な人もいないからだ。

私が思うに、本当のLOLはプロ同士の試合ではなく、シルバー・ゴールド帯なのではないだろうか?

LOLの試合数はシルバー・ゴールド帯が多く、実際の人間もシルバー・ゴールド帯が多い。

そちらを考えたほうが、LOLも人間も理解しやすいのではないか? という記事だ。

この記事では言葉は悪いけれど、低レート高レートという言い方をする。

この記事はパッチ11.13の時に執筆されました。

上手な人は普通の人と思考がかけ離れている

私が日本サーバーのチャレンジャー帯でジャングルをしていた時の話をする。

※ この話は結構書く。

試合開始10分くらいに、味方のミッドが対面にソロキルされた。

そのミッドの人はどうしたかというと、ミッドタワーのカバーに入ろうとした私に、トップに行けとピンで指示を出した。

敵のトップレーナーが瀕死だったからだ。

彼は私の思考と視点を読んで、敵のトップレーナーが瀕死なことに気づいてないだろうと思ったので、指示を出したわけである。

ハッキリ言ってコイツは賢すぎて、なんの参考にもならない。

彼がLOLをしているのは、日本にとって損失である。

普通はミッドがソロキルされたら、ソロキルされたミッドは「JG GAP」って言って、ジャングラーは風呂掃除を始める。

それが一般的なLOLプレイヤーの姿であり、人間そうあるべきだ。

あまり相手がどう思っているか考えると、疲れてしまう。

他の人間にこのミッドレーナーのような対応を求める人は、依存心が強すぎる精神的未熟児か、心の病のどちらか。
私は患者と口論する医者を見たことがないが、医者は医者、ヤスオはヤスオ。

実際のシルバー・ゴールド

  • 操作方法、アイテムビルド、ルーンが詰められていない
  • ゲーム中の動き方を理解していない
  • すぐ怒る
  • 試合中のコミュニケーション能力が低い
  • CSが少ない

上の要素が組み合わさった結果、試合が長引く。

もっと極端な話をすれば、LOL歴1日の初心者4人とAI中級戦に行った場合、あなた1人で試合を終わらせる必要がある。

逆にあなたが初日からAI中級戦に連れて行かれた、4人の初心者の1人だとしよう。

求めるのはプーチン大統領のような、強いリーダーでは?

実際にソロキューであなたがチームメンバーから求められている役割は、リーダーシップ。

レートが低いほど自信が必要

高レートならば、上手な人の言うことを聞いているだけで勝てる可能性が高い。

しかしシルバー・ゴールド・プラチナ帯で頼りになるのは、自分だけだ。

スマーフの大半は雑魚狩りしに来たわけではなく、ただのサブアカウント。

メインではやらないチャンピオンを使いながら、味方が喧嘩したらAFKしようと思って緩くプレイしている。

というわけで、残念ながらスマーフの人も頼りにならない。

あなたが味方に指示を出さないと、レートは上がらないだろう。

実際LOLの試合に求められる努力・エネルギー・考え・自信といったものは、プラチナよりもシルバーの人たちのほうが多く求められる。

ではそろそろ、ゲーム内ビルドなどの話をしていく。

高レートの試合は30分未満

私がマルザハールが得意なので、マルザハールを例にする。

マルザハールチャレンジャーの試合時間

dumb eboyという人の戦績を見てみよう。

強まる嵐を入れているが、大半の試合でAP+24(20分)で止まり、AP+48(30分)になることはない。

ゾンビワードの列がフルスタックでAP30と考えると、全然強力なルーンでないことがわかる。

コーチングをしたシルバーの人達の試合時間を見たのだが、サレンダーが入らない限り30分越えは当たり前なようだった。

40分以上が珍しくないとなると、

「シルバーなのに強まる嵐入れないのはもったいない」

dumb eboyさんもそう言っている(多分)。

ちなみにこのビルドは、魔法の靴とアイオニアブーツで、ミシックとクリセプをラッシュしている。
全員ラストヒットをしっかり取るだけでも、試合時間は短くなる。
そういった短くなる要素がたくさんあるわけだ。

ブーツはソーサラーシューズ固定

マルザハールシルバーの統計である。

先程のチャレンジャー1200LPの人は、アイオニアブーツばかり履いていた。

しかしシルバーレートでアイオニアブーツを履いている人は、ゲームを知らない人だけである。

何故こうなるのかというと、単純に試合時間が長いからだ。

急いでアイテムをラッシュしても試合が終わらないのであれば、魔法の靴+アイオニアブーツなど装備せず、賞金首狩り+ソーサラーシューズでいい。

ヴォイドスタッフを購入した時のEダメージが全く違う。

あなたが達人じゃなければミニオン吸収装置は強い

APレンジチャンピオンで、何も考えずにAAでラストヒットが取れる人は、日本だとLJLに出てる選手くらいだ。

マルザハールのEは、マナの総量が多いほど回復量が増えるので、一応ミニオン吸収装置よりビスケットデリバリーのほうが相性は良い。

※ E連鎖を考えると、吸収装置も悪くはなさそうだけど、話がオタクすぎるので無視する。

しかしダイヤモンド上位でも、サブルーンはビスケットよりミニオン吸収装置のほうが勝率が高い。

一応ミッドレーナー的には、ラストヒット精度を上げて、ミニオン吸収装置を外したい。
しかし9割以上の人は、APレンジを使うのであれば入れたほうが強いのである。
サファイアクリスタル+先行投資など、一般人にできるわけがない。

レートが低いほどゴーストポロは強い

いくらゴーストポロが強化されたとは言え、妙に勝率が高い。

おそらくジャングラーの視点が関係している。

実はエリート帯(ダイヤ2以上)のジャングラーは、1週目のファームをしている最中、レーナーがいつどこにトリンケットを置いたのか知っているのである。

ミニマップの移動を見るだけで、3レーンともわかるのだ。

しかし普通の人の感覚からすると、ジャングル周回中レーナーがどこにワードを置くか待ってるというのは、少々オタクすぎる発想だろう。

一般的なレートのジャングラーは、レーナーがいつどこにワードを置いたのか見ないし、レーナーもワード位置を報告しない。

なのでゴーストポロはレートの低い試合ほど機能する。

リー・シンも今はゴーストポロのほうが強い。
ただずっと黄色トリンケットだから、という理由なだけで、以前から目玉コレクターより強かったと思うけれど。

ビルドは最大スケーリング

マルザハールで言えば

  1. ミシック
  2. ソーサラーシューズ
  3. クリスタルセプター
  4. 好きなアイテム
  5. ヴォイドスタッフ
  6. ラバドンデスキャップ

実質4の時しか選択肢がない。

3でゾーニャの砂時計を買えば、4はクリセプになってしまうわけで、5と6も自動的に決まる。

マルザハールしかAPがいなければルーデンテンペスト、他にAPが入ればライアンドリー。

アイテムビルド面は、スタートアイテム以外考えることがない。

4は火力で言えばセラフエンブレイスだと思うけど、対戦相手が集団戦で狙ってくるのは超絶スーパーキャリーの自分だけと考えると、ゾーニャの砂時計が欲しい。

終わりに

  • レートが低いほど自信が必要
  • エネルギー、努力、思考、リーダーシップもたくさん必要
  • 全員上手だと試合時間は短いサレンダー無しで25分以下
  • 一般的なレートは試合時間が長いサレンダー無しで30~40分以上
  • マルザハールのブーツはソーサラーシューズ固定
  • ミニオン吸収装置を入れる
  • ゴーストポロは強い
  • ビルドは最大スケーリング

レートの低い人ほど怒りやすい、コレは様々な理由があるのだが、あなたも納得できることだろう。

しかしそうなると、接する側のコミュニケーション能力が重要になってくる。

人は普段接する人に似るので、仕組み的に中々厳しいことが求められているわけだ。

※ シルバー~プラチナレートはマナーがハッキリ悪い。

とりあえずレーナーで強まる嵐を入れないのは、かなり損している。

一応ミッドレーナーは序盤強いほど良いので、追火を入れるのが望ましいと言われているのだけど、理論と実戦は違った。

勝つための方法二つ

  1. 人として成長すること
  2. 強まる嵐・賞金首狩り

1 サポートがAA漏らした瞬間にハテナピンを打つ人は、LOLをする上でハンデが重すぎるのは、あなたも納得できると思う。

2 ここらへんのルーンを入れるチャンピオンを使う。

サレンダー無しなら30分以上の試合になると考えると、こらえ性が求められる。

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