考察記事

勝敗にこだわってはいけない理由

LOLで勝敗にこだわると、
パフォーマンスどころの話ではないよ。

という話をします。

先日書いた

どうしてやる気が無くなるのか?【LOL AFK論】

に、モチベーションの基本を書きました。

  • ゴールに近づいたと感じると増える
  • ゴールから遠ざかったと感じると減る
  • タスクが重たいと感じるとマイナスになる
  • 簡単なことはモチベーションが不要

5つ目を足すなら

  • ゴールしたと感じると無くなる

となるでしょう。

最初に書いておくと、
9割の人にとって、全然関係ない話です。

【能力を発揮する大前提】やる気が上がる8つのスイッチ【書評】

成長マインドかつ、自信がある人向けの記事です。

この記事はパッチ12.12の時に執筆されました。

完了したと思ってはいけない

  • 未完のタスクは、(報酬がなくても)やりたくなること

これをオヴシアンキーナー効果といいます。

  • 未完のタスクは、内容を覚えていること

これをツァイガルニク効果といいます。

つまり
「完了した(終わった)」
と思えば次の日にまた行うとしても、
物覚えが悪くなります。

具体的な例を書いてみよう。

文章、あるいは知的生産術のコツ

達成感を得ないようにすること。

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか

私はこういった本をたくさん持っているのだけど、
あまり文章術と関係ない本に、
次のようなことが書いてありました。

休憩する時は、キリの良いところまで書き上げず、常に文章の途中で止める

手元にある本なのだけど、
どの本かは忘れてしまいました。

とにかく、まる(。)まで行かず、
途中で止めるのだそうです。

長くやって下手な人が多いゲームはLOLだけ

カードゲームや格闘ゲームでは、
長くプレイしていて下手な人は少なかったです。

特にカードゲームでは、
見たことも聴いたこともありません。

今回の記事のテーマに沿って考えれば、
理由はシンプルで

「数分の試合で達成感を感じる人いるの?」

という話になるでしょう。

カードゲームの大会じゃない試合で、
1試合ごとに、

  • やりがい
  • 疲労感
  • 達成感

を感じる人がいたら。

「体力なさすぎるだろう……」

と心配されるだけです。

反対にLOLは時間もエネルギーも、
他のゲームに比べて遥かに使います。

仕組み的にカードゲームは、デッキ相性以前に、かなり運が絡む。
なので1試合して、買った負けたと判断する人がいない。

消耗が激しいとプレイを振り返れない

私が文章を書き始めた時の話をします。

最初のうちは
1記事書くたび、
達成感を得ていました。

答えは簡単で、

  • 当時の私にとっては本当に大変だったから

今はなんとも思いません。

能力が上がって、
楽に書けるようになったからでしょう。

LOLを楽にプレイする方法

どうしてやる気が無くなるのか?【LOL AFK論】

上の記事に書きましたが、
人のやり方を真似しても主体性がないので、
面白くありません。

自分で工夫するのが良いでしょう。

LOLのビルドみたいに、
最初に武器を買えば大丈夫、
ではないです。

終わりに

  • 完了したと思ってはいけない
  • キリの悪いところで止めておく
  • 能力(体力)が足りないと達成感を感じてしまう

何をするにしても、
自分で努力してるなって思うと、
大体うまくいきません。

反対に、
自分が大変だと思わないことは、
うまく行くことが多いです。

おまけ 「頑張る」を自分に使ってはいけない

「頑張る」

という言葉ですが、
自分に使ってはいけません。

  • 頑張って
  • 頑張ります

みたいに、
他人に対して適当に使うなら良いのですが、
自分に使ってはいけません。

単純に

  • 「頑張る」だけでは意味不明だから

です。

他人に対して「頑張ります」は、
「これ以上お前と会話したくねえ」
にくらいの意味合いになります。

自分に対して使った場合が問題で、
「そのことに付いて考えるのも嫌だ」
になるでしょう。

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