アンデッシュ・ハンセンの本で、
子供向けに書かれている。
- 重要なことが読みやすく書かれている
とも言えるだろう。
知らない分野の本を読む時は
- 入門書
- 萌え絵の表紙
- 漫画で学ぶシリーズ
が良いと言われるので、
ソレと同じだ。
読者からこの本を貰ったので、
書評を書くことにする。
本の主な内容は
- ストレスに強くなる
- 賢くなる
- ゲームの成績を上げる
だ。
この記事はパッチ12.20の時に執筆されました。
運動をすると頭が良くなる
運動をすると、脳みそは
「今は重要なことをしているので集中しないといけない」
と考えるそうだ。
昔は
- 運動=食料を探す
だったので
- 運動をすると、運動後数時間は頭が良くなる
- 定期的に運動をしていると、頭が良くなる
運動をしてない時のわれわれは、
脳も身体も休んでいるわけだ。
サバンナ脳
- あなたは4万年前のアフリカにタイムスリップした
- 運良く群れの仲間に入ることができた
- そこでの暮らしは悪くなかった
- むしろ今(サバンナ)の暮らしこそが本当だと思った
今でもわれわれの脳みそは、
サバンナで暮らしていた時のまま、
という話だ。
運動をするとサバンナ脳を取り戻せて、
いろいろなことが
うまくいくようになる。
サバンナ脳=賢くて強い脳
ピンと来るようになる知識
- サバンナ=熱帯乾性林
- ホモ・サピエンスは20万年前に生まれた
なんとなくイメージできると思う。
誰でも多少はADHD
ADHDとは
- 不注意
- 多動性
- 衝動性
というのが特徴で、
初めてSNSでADHDの症状一覧を見た時、
誰でも
「かなり自分に当てはまってるじゃん」
と思ったはずだ。
これも当然、
運動すれば緩和される。
何もしなければ多動性や衝動性が高くなるのも、
考えてみれば当たり前の話。
何もしなければしないほど心が落ち着いていくなら、
人間は探索しない。
ずっと座ったり寝たりしてる状態が快適であれば、人類は絶滅している。
時間に追われるストレス
ストレスにも種類がある。
例えばあなたが格闘選手みたいな身体をしていたら、
男性とトラブルになっても、
他の人の何倍もストレスを受けにくい。
しかし
- 好きな異性に告白する
- 時間に追われる
- 味方のミッドがヤスオ
こういったことには、
特別な耐性はないだろう。
運動しているので
- 運動してない人よりはマシ
くらいのレベルだ。
2つの問題に同時に対処する
時間に対処するには
- 明晰な頭脳
- 時間ストレスに強く反応しない
2つに対処する必要がある。
最初からタイムマネジメントや
タスク管理ではなく、
- まず運動をする
コレで解決していくのが、
アンデッシュ・ハンセン流。
まずは運動。
次にタイムマネジメント術だ。
ゲームが上手になるには?
- ゲームは心拍数が180くらいになる
- ストレスホルモンが大量に出る
- プロは最低でも1日8時間練習している
- 心も身体も負担が大きい
- ゲームだけでは高いレベルにたどり着けない
1 椅子に座ってる時の心拍数は60~100くらい。
普段運動してる人ほど低い。
2 これは対戦ゲームしたことあれば、
誰でもわかるだろう。
3 物凄い身体に負担がかかるわけではないので、
結構長い時間プレイできる。
4 ストレス+長時間の練習。
5 身体を鍛えて、頭を良くしないと勝てない。
やると良いこと
- ゲームをしながら時々、10分の運動をする
- 週に何度かは、30分以上の運動をする
- 立ってプレイする
1 4~12分の運動だけで、
1時間以上集中力が上がる。
視覚的な集中力も高まる。
2 基礎体力がないとダメ。
3 立ってプレイするだけで、
10%成績がアップする。
ちなみに私はスタンディングデスクを使っている。
電動昇降デスクと言えばFLEXISPOTだ。E7シリーズが人気らしい(値段によって耐荷重が違う)。
本を読んだ身も蓋もない感想
- ゲームが弱い人って、身体も弱そう
- ストレスに弱い人って、身体も弱そう
- 気が散りやすい人って、身体も弱そう
- SNSで虚空に向かってネガティブな発言してる人って、身体も弱そう
みたいなことを、
思ったことはないだろうか?
私は普段からよく感じる。
オフ会などをすると、
やはり落ち着いている人は、
それなりに身体が強い人ばかりだ。
逆に落ち着きがなく、
みんなからバカにされるポジションの人は、
全然運動してない細い人が多い。
というブログを昔見ていたのだけど、
多動性が高い人はバカにされやすいそうだ。
「多動性の反対は冷淡」
とも書いてあって、
今でも凄く納得してしまう。
普段からよく動く人のほうが冷淡である。
そういう傾向は心あたりが多い。
脳みその脆弱性
「レバーを押せば餌が貰えるかもしれない」
と学習させられたネズミは、
何度もレバーを押すのだそうだ。
スマートフォンは、
小さいドーパミンを何度も出すツール。
- かもしれない
という不確かなものには人間も弱く、
何度もスマホを見るようになるそうだ。
- 1日に何度もスマホを見る人
- 可愛い絵を被った女性に騙されている男性
スマホもVtuberも、
4万年前のアフリカにはなかった。
終わりに
- 運動をすれば、サバンナ脳を取り戻せる
- 時間に追われるストレスに対処するには運動が不可欠
- ゲームが上手になるには運動が不可欠
- 大昔のアフリカにスマホはなかった
このブログの記事を結構見てる人は、
次に私が何を書くか、
予想できているだろう。
今日から運動を始めようという時に
- すぐジムに行こうとするヤツ
コレはダメ。
先程のオフ会の細い人も、
そういうタイプだった。
普段から運動をしているとか、
ウエイトトレーニングが趣味とかならいいが
- 運動したことない人がジムに行く
続かない典型で、
続くと思っているのは本人だけだろう。
突然決心してジムに行き、
いきなりキツイ運動をして、
二度と行かないのが目に見えている。
それと4万年前のアフリカに、
トレーニングジムはなかった。
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