カウンターピック

ジャングルマスター・イーへのカウンターピックと対策【サポートはタリックを出す】

初心者ジャングラーが最初に覚えるべきチャンピオン、それがマスター・イーだ。

序盤にキルが取れてしまうと最初の武器を速く買えるので、ファームスピードが爆速になる。

またAA主体のチャンピオンなので、ドラゴン・ヘラルド・バロンが取りやすい。

初心者が覚えるべき理由は試合に勝てるわけではなく、こういったゲームルールの観点からだ。

しかし低レートのマスター・イーは強すぎる問題がある。

低レートほど試合時間が長いので、スケーリングの低いチャンピオンではマスター・イーに太刀打ちできないからだ。

あなたがレーナーの時でもマスター・イーに勝ちたいのであれば、あなたが味方ジャングラーの尻を拭かなければならない。

※ 尻を拭く=他人の失敗の後始末をすること

それでは自分がジャングラーの場合と、自分がジャングラー以外の場合の対策を両方書いていく。

この記事はパッチ11.14の時に執筆されました。

マスター・イーのストーリー

  1. たくさんファームをする
  2. アイテムを揃える
  3. アイテム3つ出来たら最強
  4. トップレーナーをタイマンでボコりまくる

マスター・イー本人はゲームのルールを理解しようとするだけでダイヤになってしまう。

これがマスター・イーの強さであり、マスター・イーを使えないジャングラーは、ジャングルが何もわからないに等しい。

トップレーナーはスキルをかわそうとしないし、マスター・イーとのタイマンからも逃げようとしない。

ミッドメイジは名のあるプレイヤーしか使えないし、サポートは消極的なプレイヤーが多い。

ジャングラーはそういったレーナーごとの傾向を把握している。

マスター・イーの致命的な弱点

  • プレイヤーがヘタクソすぎること

あなたも味方のマスター・イーは、妙にヘタだと思わないだろうか?

実際マスター・イーはヘタクソだ。

これは明確な理由がある。

それはマスター・イーが低レートだと、あまりにも簡単に勝ててしまうからだ。

例えば実力がシルバー4でも、マスター・イーを使えばゴールド4までは上がれるだろう。

しかし中身の理解度はシルバー3か2がいいところだ。

中身の理解度ゴールド4ならば、そのマスター・イーはプラチナ4まで上がるからである。

スマーフじゃない限り、マスター・イーは10人中1番ヘタ。

コレは本当に重要なので覚えておいたほうがいい。

※ 当然だがエリート帯(ダイヤ2以上)では全く当てはまらない

今書いたことはマスター・イーを使うプレイヤー自身が1番知っている。

劣等であることと、劣等感は違う。

マスター・イーへのカウンターピック ジャングル編

LOLALYTICS プラチナ+ マスター・イー Weak Aganist 2021/07/13の画像。

こういった統計は自分と同じランクか、1つ上のランクを参考にするといい。

それではジャングルで有利なチャンピオンを上げてみよう。

  1. トランドル
  2. ジャックス
  3. カジックス

マスター・イーはこの3人には全然勝てない。

もちろんフルビルドならば勝てるのだが、簡単にタイマンで負けてしまう。

トランドルとジャックスは誰でも勝てないのはわかるのだけど、カジックスはマスター・イーを使わないとわからないだろう。

少しだけ書くと

  • カジックスR>AA>Q

タイマンでこれを繰り返されると勝てないのである。

マスター・イーの装備を変える必要があるのだけれど、プラチナ+では柔軟に装備を変えることができない。

タイマンでボコられないこと

マスター・イーはスローが効かないので、

  • スローを主体とするチャンピオン
  • CC自体がないチャンピオン
  • 当然スケーリングが低すぎるチャンピオン

ここらへんはボコられる。

やはりカジックスは特別なケースだったわけだ。

1つ付け加えると、パッチ11.14ではウィッツエンドが妙に性能がいい。

つまりグウェンとアカリはズタズタにされる。

マスター・イーのキーストーンが、ヘイルブレードであることを祈るしかない。

征服者かリーサルテンポだった場合、タイマンで勝つのが絶望的になる。

マスター・イーへの有効なアイテム

マスター・イーはR中スロー無効なので、MSとAS低下アイテムを買わないことが対策となる。

有効なアイテムやスペルとなると

  • 残炎のナイフ
  • イグナイト

くらいしかない。

マスター・イーが脅威ビルドの時には、0で計算されないためにARを少し積むくらいだろうか。

相手ジャングルがマスター・イーなのに氷雨の刃をジャングラーが買ったのであれば、ソイツが間違えて買ったのでない限り、チームは負ける。

ジャングラーのゲーム理解度に問題があるからだ。

マスター・イーへのカウンターピック 他レーナー編

他レーナーのマスター・イー対策は4つある。

  1. スケーリングが高いチャンピオンを使う
  2. 集団戦が強いCC持ちのチャンピオンを使う
  3. 味方にピンを出して試合を速く終わらせる
  4. タリックを使う

1 こちらのチームが、トップジャックス、ミッドケイル、ボットヴェインならば40分ゲームでも全く問題ない。

2 マスター・イーがシルバーサッシュを買うまでは、対象指定CCで簡単に止められてしまうので、パンテオンも強い。

3 実は高レートで速く試合が終わるのは、みんながラストヒット精度が高いからなのもあるが、的確な指示を出すリーダーが多いからだ。

4 以前ファンネリングと言って、マスター・イーとタリックペアでミッドとジャングル周りで延々ファームし続ける戦法があった。

強いのはマスター・イーではなく、タリックだったわけだ。

終わりに

書いたこと
  • 中盤以降最強のジャングラー
  • スマーフじゃない限り10人中1番ヘタ
  • ジャングラーは有利なチャンピオンを出す
  • トップレーナーはボコられないチャンピオンを出す
  • サポートは余裕があればタリックを出す

相手のジャングラーがノクターンやヴァイだと、ADCはエズリアルやザヤなどディフェンシブなチャンピオンを出すことが多い。

同じように相手がマスター・イーの時は、トップレーナーのピックが大事かもしれない。

あなたがサポートならば、パッチ11.14でバフされたタリックを出すべきだろう。

LOLは全てのロールを知っていると、今回の記事のように様々な視点から見れるので面白い。

しかし何故か大半のプレイヤーは、一生同じロールで一生同じチャンピオンを使う。

同じチャンピオンしか使わない高レートプレイヤーは、実はノーマルではいろいろなチャンピオンを使うし、いろいろなゲームモードをするのである。

5億年ボタンの体感時間は短いだろうという哲学的な話は、次の機会に書く。

最後に真っ当な対策方法を書くと、マスター・イーを実際に使ってジャングルを覚えること。

ジャングルできない人がマスター・イー対策といっても、ただのポーズ、ただの知ったかぶりだからだ。

トップのダリウス、ミッドのゼドみたいな基本チャンピオンなので、全くできないのであれば少しだけ覚えることをオススメする。

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