あなたがもしプラチナ2でジャングルメインならば、マスター・イーを使えば楽にダイヤ4に上がれるだろう。
マスター・イーでダイヤ4になるのに必要なことは、
- ルーン
- アイテムビルド
- 1周目のジャングルルート
- 集団戦時の操作
コレだけ覚えていればいい。
この記事では主に、アイテムビルドについて書く。
この記事はパッチ11.14の時に執筆されました。
マスター・イーの基礎知識
マスター・イーはミシックに「ドラクサー ダスクブレード」を選択することが多く、その場合プレイスタイルはQのダメージと通常攻撃のリセットを中心としたものになります。「ドラクサー ダスクブレード」という選択は特定の状況では理に適っていますが、カウンターが難しいゲームプレイに繋がるだけでなく、彼の特徴である“通常攻撃で敵を斬り刻むスタイル”からも離れてしまうので、通常攻撃重視のビルドを強化するためにパワーを移し替えました。
パッチノート11.11より抜粋
Q - アルファストライク
ダメージ反映率攻撃力の100%⇒ 攻撃力の90%
E - ウージュースタイル
基本ダメージ20/30/40/50/60⇒ 30/40/50/60/70
パッチノートを見ないこと自体は別に良いのだけど、パッチノートを見ても何も面白くない人は、プレイヤーとして問題があることは覚えておこう。
要素を箇条書きにすると
- ドラクサーは避ける
- メイン覇道+サブ栄華の組み合わせは特殊
- ジャングラーのルインドキングブレードは弱い
- バーサーカーブーツは避ける
- AS武器は持っても3つまで
- 2手目にミシックを買うならイモータルシールドボウ
- 女神の涙がたまりにくい
コールフィールドウォーハンマーとロングソードを買っておいて、買える時に一気に買うという方法じゃないとマナムネは買えない。
ジャックス・ケイン・カジックスのように、涙だけ買ってためておくことができないのである。
ムラマナが完成すれば発動回数的に最強なのだけど、この記事ではムラマナ関連は書かない。
メイン覇道+サブ栄華の組み合わせは特殊
サブ栄華ルーンには
- 凱旋
- レジェンド:迅速 or 強靱
このパターンを入れる。
しかしメイン覇道+サブ栄華の組み合わせがジャングラーで機能するのは
- キンドレッド
- グレイブス
- マスター・イー
上に挙げたチャンピオンの共通点は、集団戦でAAがたくさんできることだ。
なのでヴァイ・ウディア・シン・ジャオで入れている人がいたら、LOLに詳しくない人だと思っていい。
- 水走り
- 強まる嵐
- 魔法の靴+宇宙の英知
1周目のリバーファイト、後半のスケーリング、靴到着時のパワースパイク。
ここらへんと釣り合いを取るには、集団戦時にAAができる必要がある。
なので「相手のCCが多いのでレジェンド:強靱にする」ならば、ある程度の硬さがあれば誰でもOKだ。
マイナーなジャングラーほど、非効率なルーンやビルドが多い。
そういったプレイヤーは、他のいろいろなチャンピオンと比較しないので、チャンピオンの良い部分を見つけられないのだろう。
自分と他人を比べて評価しない姿勢は素晴らしい上に健康的だが、チャンピオンは人ではない。
マスター・イーのASはカンストしやすい
AS武器を3つ積んだ場合、R中バーサーカーブーツのASがムダになる。
AS装備は現状
- ミシック
- ウィッツエンド
- グインソーレイジブレード
- ルインドキングブレード
R中にMSが上がるマスター・イーでは、この4つが候補だ。
※ 一度買ってみればわかるのだが、MSにステータスが割かれているせいか、マスター・イーだとファントムダンサーすら弱い。
この中で真っ先に除外されるのがルインドキングブレードである。
ジャングルアイテムにライフスティールが付いている以上、ライフスティールが付いているアイテムはステータスがその分弱いからだ。
相手がALLADだったり、ムンドやチョ=ガスがいる時に買うといい。
武器は持っても3つまでなのはASの問題。
バーサーカー時は2個で、その場合ミシック+ウィッツエンドとなる。
R中にMSが上がるので、ブーツはアップグレードを急ぐ必要はない。
もちろんバーサーカーブーツの値段効率は良いのだが、よく考える必要がある。
2手目にミシックを買うならイモータルシールドボウ
マスター・イーのミシックの選択肢は
- クラーケンスレイヤー
- イモータルシールドボウ
- 赤月の刃
- ドラクサダスクブレード
1つ目に買うならば、1か3。
4は相手が全員レンジの時に買うと強い。
もし初手にウィッツエンド or グインソーを買ったのであれば、2手目は必ずイモータルだ。
※ 相手が全員レンジで柔らかければ、どんな順番でもドラクサーを買うべき。
ライフスティールは火力が高ければ高いほど、効果が大きいからだ。
4手目か5手目にブラッドサースターを買うと強いのと同じ理由である。
ファーストアイテムの選択肢
- バーサーカーブーツ
- アイオニアブーツ
- クラーケンスレイヤー
- ウィッツエンド
- グインソーレイジブレード
- 赤月の刃
- タイタンハイドラ
1と2はガンクを決めまくる選択肢。
マスター・イーのパワースパイクと合っていないので、スノーボール時以外はオススメしない。
3は最もポピュラーな選択肢。
4はMRがほしい時・
5は値段が2600ゴールドな上に火力だけなら1番出る。
6は巧妙な賞金首狩りを入れたい人向け。
7はAA回数が多いマスター・イーだと攻守最強のバランスなので、試してみてほしい。
なぜヘイルブレードなのか?
ヘイルブレードはナーフされて、再発動時間が8秒から12秒と伸びた。
マスター・イーは脅威アイテムも積まないし、APダメージもないので、サドンインパクトがそんなに強くない。
ハッキリ言えば、メイン栄華にしてリーサルテンポか征服者にしたほうが強いわけだ。
それなのになぜヘイルブレードかというと、マスター・イーのスケーリングが高いので、最初の1キルを取ることを優先しているのである。
つまりパワースパイクを前倒しにしている。
ヘイルブレード+イグナイトは、実際かなりファーストブラッドを取りやすい。
相手にケイルやジャックスがいなければ、後はどんな装備にしても勝てるだろう(知識のある人ならば)。
しかしよく考えてみると、低レードほど試合時間が長いのであるから、メイン栄華のほうが試合に勝ちやすいのではないか?
ヘイルブレードは高レートのメインマスター・イーが考えたルーンなので、低レート向けではない。
ただ「フラッシュの代わりにイグナイトを持って1キル取れれば、そっちのほうがずっと強いだろ」という考えはソロキュー向けで素晴らしい。
マネしていきたい。
実際のアイテムビルドパス(ルート)
具体的なパターンを書いてみよう。
エリート帯(ダイヤ2以上向け)
- クラーケンスレイヤー
- マーキュリー or プレート
- ウィッツエンド
- ステラックの篭手
- グインソーレイジブレード
- 好きなアイテム
- ルーンはメイン覇道サブ栄華
メインマスター・イー向け。
4がステラックなので、そこまでスケーリングは高くない。
メイン覇道だったり、相手がジャックスやタリックなどで対策が取れているならば、負ける可能性が高い。
クラーケン時はサブ覇道のほうが、トゥルーダメージを強欲で吸えるぶん得。
とにかくダイヤ4まで上げたい
- ウィッツエンド or タイタンハイドラ
- バーサーカーブーツ
- イモータルシールドボウ
- グインソーレイジブレード
- ウィッツエンド or タイタンハイドラ
- ガーディアン or デスダンス
- ルーンはメイン栄華サブ魔道
マスター・イーならば、2手目イモータルのほうがスケーリング自体は高い。
ちなみにイモータル時はステラックを買えない。
クラーケンではないので、ASがレベル18時に2.49とギリギリカンストしない最強ビルド。
サブ魔道はイモータルだからというより、低レートは試合時間が30分以上なので強まる嵐が最強すぎるためだ。
30分以上の試合が予想されるのであれば、リー・シンでもエリスでも強まる嵐を入れるべきで、他のルーンと比較にならない強さ。
ケイルチームがティルトしないのと同様、メイン栄華マスター・イーだと味方がティルトしにくい。
テクニカルプレデター
- バーサーカーブーツ
- 赤月の刃
- ナイトエッジ
- ステラックの篭手
- シルバーミアの夜明け
- ガーディアンエンジェル
- ルーンはメイン覇道サブ魔道
スマーフ or サブアカウント向け。
赤月とステラックは同時に買えるので、ダブルバリアになる。
賞金首狩り+強まる嵐でスケーリングも高い。
終わりに
- 弱いルーンとアイテムを覚える
- ダスクブレードは避ける
- ブーツラッシュは避ける
- ルインドキングブレードは避ける
- ASカンストに気をつける
- ダイヤ4未満なら最大スケーリングビルド
- サモナースペルはイグナイト+スマイト
- ミシック2手目以降ならば必ずイモータル
ヘイルブレードはエリート帯以上のプレイヤーが、マスター・イーを使う工夫である。
エリート帯のマスター・イーはレベル2まで強いのだけど、そこからは装備できるまでずっと弱い。
ヘイルブレードがあればバランスが取れるわけだ。
というわけで一般プレイヤーには全く関係ない話なのだが、初心者ほど上位を真似たがるし、ソレはどんな分野でもある程度は正しい。
LOLの場合は試合時間が上位レート25分と平均レート30~40分だから別ゲーになっているだけだ。
つまりマネするならばビルド以外の部分となる。
関連記事
コレがわからないジャングラーは何をやっても効果がない。
初心者ほど、この記事を見るべき。