ナサスを後出しで出す時の記事を書こうとしたら、
なんか色々キーストーンの種類があって複雑だった。
ナサスは基本的には
- レーン戦
- 中盤以降のスケーリング
の2点を考えて、
大きく外してなければなんでもいい。
ダリウス相手に最初のミニオンをAAで取りに行って、
HP3分の2削られるとか、
そういうことをしないほうが大事だ。
最初に書いておくと、
初心者は読まないほうがいい記事である。
この記事はパッチ14.5の時に執筆されました。
キーストーン候補
- リーサルテンポ・征服者
- フリートフットワーク
- 不死者の握撃
- エアリー・秘儀の彗星
- フェイズラッシュ
- 解放の魔導書
書きやすい順番から書く。
フェイズラッシュ
ここはブラッドミアと似ている。
後半のナサスは接近さえできれば、
全てのチャンピオンに対して勝つ。
なので最もスケーリングが高いのはフェイズラッシュだ。
ナサスの基本スペルは、
- ゴースト(フラッシュ)+テレポート
なのだけど、
後半を考えると
- フラッシュ+ゴースト
が望ましい。
しかしトップレーンの場合、
序盤とんでもなく弱いナサスはテレポートが欲しい。
フェイズラッシュは、
序盤から敵に接近するようなマッチアップじゃなければ、
かなりバランスが良い。
解放の魔導書
- ゴースト+テレポート
- フラッシュ+テレポート
にした場合でも、
集団戦で移動スキルが2個使える。
ヒール、イグゾースト、クレンズ、
これらも相手に接近するのに役に立つ。
ナサスの素晴らしい点は、
強まる嵐が必要ないところだ。
※ 序盤弱すぎるので、追火も必要ない。
解放の魔導書が敬遠される理由は、
強まる嵐がないという点である。
解放の魔導書を持って、
ファーストリコール前に対面と差を付けようとする人は、
おそらくいないだろう。
キーストーンがないのと同じだからである。
スケーリングのキーストーンなのに、
強まる嵐がない。
そして解放の魔導書+強まる嵐の場合は、
もっとわかりやすくスケーリングの高い組み合わせがある。
ナサスの場合は、
そういった懸念が必要ない。
疾駆も効くし、
かなり強そうに見える。
解放の魔導書は普通テレポートを入れる。
しかしフラッシュ+ゴーストにして、テレポート後にゴーストを使えるようにするほうが、ソロキューでは強いだろう。
フリートフットワーク
無難な選択肢。
レーンも維持しやすく
- セトにQを入れて逃げる
みたいなこともできる。
最も良い点は、
レジェンド:強靭が使えるところだろう。
レジェンド:強靭がない場合、
セカンドアイテムはステラックの篭手にする必要がある。
リーサルテンポ・征服者
序盤、少人数戦で もつれた時に強い。
ナサスは意外と素のASステータスが高く、
これらのルーンを入れる時はスキルヘイストではなく、
攻撃速度のルーンを入れる。
注意点は
- ファーストアイテムはトリニティフォースじゃないと機能しにくい
ことだ。
実際は味方のガンクが来たり、その後2対2になった時は、リーサルテンポがないと上手くいかない。
不死者の握撃
昔はトリンダメアに対しては、
握撃ナサスを出してボコるのが主流だった。
今は違う。何故か?
トリンダメアのAA射程が175になったからだ。
ナサスはAAが125、Qが175しかない。
例えばヨリックのAAとQはナサスと同じで、
Q時に射程が50伸びる。
しかしヨリックはAA射程が175なので、
Qが225なのである。
これはトリンダメアやトランドルに、
簡単に握撃できる射程だ。
※ 相性的にはヨリックが凄く不利なのだけど。
というわけで最近の握撃ナサスは、
AAの125で握撃しやすい相手にしか機能しない。
となっている。
しかもナサスの打ちこわしは、
味方のガンクが決まった時しか効果がない。
相手がリコールしてる隙に素早くプッシュして、
タワープレートを取るみたいなことができないからだ。
エアリー・秘儀の彗星
トップヴェインには有効だ。
ティーモやフェイトにも有効だけど、
彼らはCCを持っているので、
レジェンド:強靭が使えるフリートフットワークでもいい。
効果が薄いサブルーン
行は横のこと。
- 追火の行
- 打ちこわしの行
2つともナサスのサブルーンで入っていた場合、
「おそらく間違えて入れたのでは?」
と思われるくらいの効果しかない。
書いてみた感想
- リーサルテンポ・征服者
- フリートフットワーク
- 不死者の握撃
- エアリー・秘儀の彗星
- フェイズラッシュ
- 解放の魔導書
1 通人っぽい。
スタックが溜まりきってない時のオールインが
制しやすくなる。
2 最も無難なルーン。
しかし対面を殴って発動させる機会が少ない場合、
リーサルテンポのほうが良いと思う。
3 タンク以外には微妙だし、
打ちこわしも機能しにくい。
忘れても良さそうだ。
5 強そうなのだけど、
そんなに積極的に採用されてないルーン。
セカンドステラックにする場合でも、
マナフローバンドと至高があるので、
かなりバランスは良い。
6 こちらも強そうなのに採用率が低い。
疾駆が欲しい時に入れる気がする。
終わりに
- レーン戦に問題がなければ、フラッシュ+ゴーストが望ましい
- レジェンド:強靭がない場合、セカンドアイテムはステラックの篭手が望ましい
- キーストーンがリーサルテンポ・征服者の時は攻撃速度ルーンが望ましい
- 最近のトップとしてはAA射程が短すぎるので、不死者の握撃は使いにくい
- 宇宙の英知と疾駆では疾駆のほうが優先される
こういう色々なキーストーンが使われるチャンピオンは、
序盤弱いことが多い。
テンプレートだけ並べても理解しにくく、
やはり対面と絡めて考えないと、
LOLのビルドはわからない。