【パッチ14.23】トップグラガスのビルドガイド【苦手な相手は少ないが試合には勝ちにくい】
という記事を書いた時、
日本サーバーではトップマオカイが
妙にピックされていることに気づいた。
最初に結論を書くと
- 終わりなき絶望には重症で対抗するのではなく、こちらも終わりなき絶望で対抗する
のが良い。
この記事はパッチ14.23の時に執筆されました。
トップマオカイのストーリー
- 無難にファームする
- 終わりなき絶望と冬の訪れを完成させて集団戦をする
- マオカイ自体が硬く、Eで視界を取れるので倒されにくい
- ドラゴン4つ取って勝利
1 ガンク合わせは得意なので、
耐久力の低いスモルダーやティーモなどに強い。
2 マオカイはタンクなので
大量のゴールドは必要ない。
セカンドまで完成さえすれば、
集団戦での活躍は約束されている。
3と4 ドラゴンとバロン戦がメインのチャンピオンだ。
マオカイに限らずタンクは集団戦が得意である。
マオカイの射程
- AA 125
- Q 600
- W 525
- E 1100
- R 3000
1 一般的にコレは、
ジャングラーのAA射程だ。
レーナーにしては短い。
2 方向指定スキルなので、
普通600射程では当たらない。
3 撃ってる最中に無敵判定になるスキル。
なのでマオカイは、
相手の投射物をWで回避しようとしてくる。
スキルやAA射程が550以上ならば、
マオカイに当ててすぐに後ろに下がれば、
マオカイWを回避できる見込みが高い。
逆にティーモのAA射程は500なので、
「そりゃマオカイに勝てねえよ」
と納得してしまうわけだ。
4と5 射程が長すぎるので
気にしなくっていい。
Wの射程は525。これだけ覚えておこう。
トップマオカイの攻撃パターン
- 握撃付きAA
- Q単発当て
- Wの後に後ろに回ってQ>AA
- R
1 説明不要だろう。
2 ラストヒット取りつつQや、
握撃の後にQをしてくることが多い。
3 マオカイスーパーテクニックの1つ。
Qで吹き飛ばした敵に、
なぜか遠くからAAを繰り出す。
シンジドのEの後にAAをするのと、
仕組みは同じだと思う。
サミーラのW>E>AA>Wコンボとも似てる。
やり方は3種類
- Wの後にアタックムーブ連打(なるべく相手対象指定で)
- Wの後に相手対象指定で右クリック連打(AAモーションが右クリックでキャンセルされやすい)
- 1と2の両方を同時に行う
オートアタックの設定【3種類のAA方法とアタックムーブの話】
普通わからないので、
上の記事を見ながらプラクティスしてみてほしい。
4 説明しない。
Wの後に後ろに回らないなら、素直にAA>Qと撃てばいい。
トップマオカイへのカウンターピック
マオカイはADチャンピオンに強い
この統計では特別にナサスに勝っているのだけど、
普段からマオカイはナサスに勝っていることが多い。
LOLではこういった、
「思ってたのと違う」
直感に反した出来事が多い。
プラチナ4もあれば、
こういう体験は何度もしてきたと思う。
マルファイトとラムスはAD相手に強いタンクだ。
これは言わなくてもわかるだろう。
終わりなき絶望がAR60アイテムなので、
マオカイもAD相手に強い。
というわけで
- AR60を活かせないAPチャンピオン
- マオカイの握撃が発動しないレンジ
- 中盤の終わりなき絶望タンク対決でマオカイに勝つチャンピオン
ここらへんとは戦いたくないわけだ。
それでは具体的なピックを書いていこう。
- チョ=ガス
- スウェイン
の2人を書く。
チョ=ガス
- キーストーンは不死者の握撃
- サモナースペルはフラッシュ+テレポート
- スタートアイテムはドランシールド
- 初手は心の鋼
- ブーツはマーキュリーブーツ
- スキルはR>E>Q>Wの優先順位で取る
- セカンドは冬の訪れ
- サードは終わりなき絶望
1 実はチョ=ガスは、
キャリーなのである。
序盤弱く、
後半になるほど強い。
レベル1のチョ=ガスがあまりに小さく
弱々しいのは気の所為ではない。
遠くから必死にQでラストヒットを取る姿は、
涙ぐましくもある。
しかしマオカイ相手はファームし放題だ。
3 ラストヒット取り放題なので、
マナも切れないわけだ。
4 女神の涙を挟んでもいい。
7と8 つまりマオカイと同じようなアイテムを積む。
最初から最後までチョ=ガスが有利なので、あまり考える必要がない組み合わせだ。
スウェイン
- キーストーンは征服者
- サモナースペルはフラッシュ+テレポート or ゴースト+テレポート
- スタートアイテムはドランリング or 女神の涙
- 初手はリーライクリスタルセプター
- ブーツはマーキュリーブーツ or アイオニアブーツ
- スキルはR>Q>W>Eの優先順位で取る
- セカンドは冬の訪れ
- サードは終わりなき絶望
1 握撃やフェイズラッシュでも構わない。
2 好きなほうで。
3 スウェインはレンジなので、
チョ=ガスよりも余裕がある。
5 好きなほうで。
6 マオカイWに対して、
スウェインWが強い。
7と8 ここもマオカイと同じような装備を買う。
ここでモレロノミコンを買えばどうなるだろう?
なんとなく負けると思わないだろうか?
「4手目5手目なら良いけれど、このタイミングで買うのはちょっと抵抗あるな」
と思っていただければ幸いだ。
レーン戦は有利、セカンド同士の対決だとちょっと不利、サード以降は有利。
終わりに
- 1. 日本サーバーでのマオカイ人気
- 記事冒頭で、日本サーバーにおいてトップマオカイが頻繁にピックされていることが指摘されています。これはグローバルな傾向と異なり、日本サーバー特有の現象と言えるでしょう。
- 2. マオカイのゲームプラン
- 記事では、トップマオカイの一般的なゲームプランとして、ファームに徹し、"終わりなき絶望"と"冬の訪れ"を完成させて集団戦に臨むという戦略が紹介されています。
- 3. マオカイの生存能力
- マオカイは高い耐久力とEによる視界確保能力により、倒されにくいチャンピオンであるとされています。
- 4. マオカイの射程
- マオカイのスキル射程、特にWの射程(525)が重要視されています。これは、相手との距離を保ちながら戦う上で重要な要素となります。
- 5. マオカイの攻撃パターン
- 握撃付きAA、Q単発、WからのQ>AA、Rといったマオカイの基本的な攻撃パターンが解説されています。
- 6. マオカイへのカウンターピック
- 記事では、マオカイへのカウンターピックとして、APチャンピオン、射程の長いチャンピオン、中盤以降のタンク対決に強いチャンピオンが挙げられています。
- 7. チョ=ガスとスウェイン
- 具体的なカウンターピックとして、チョ=ガスとスウェインが詳しく解説されています。
- 8. アイテムビルド
- チョ=ガスとスウェインの、マオカイ戦における具体的なアイテムビルドが提示されています。
いつもは自分でやるよりも、
上手に重要な点を抜き出してくれるのだけど。
カウンターピックは内容が難しいせいか、
インターネットに書く人がいないせいか、
AIは上手に文章を要約してくれない。
さて、
- 終わりなき絶望+冬の訪れ
という組み合わせは、
以前トップボリベアで流行した。
【パッチ14.4】トップボリベアのビルドガイド【終わりなき絶望と巧妙な賞金首狩りを組み合わせる】
しかし上手に機能しなかった。
※ もちろん今でも同じビルドができる。
あなたがエメラルド以上のトップレーナーなら
理由はわかるだろう。
- ボリベアは後半強いチャンピオンではなく、ダリウスのような積極性が望まれる
- キャリーどころか中盤以降弱いので、活躍せずにアイテムだけ揃えても負ける
- 一般的にダリウスのようなチャンピオンは、熟練度が求められる
色々と話にならないわけだ。
しかしマオカイというかタンクは、
リヴェンのように大量のゴールドを必要とせず、
中盤以降の集団戦がメインなので活躍しやすい。
2人とも同じように
終わりなき絶望+冬の訪れを揃えるだけなのに、
- 自分をキャリーだと思っているクソボリベア(不慣れなボリベア)
- 先出しマオカイに負けるクソトップ(不慣れなマオカイの対面)
何故かマオカイは悪くなく、
悪いのはマオカイに負ける人となってしまう。
やはり人間ベストエフォートが大切なのだとわかる。