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やること、やらないことの整理をしてみよう【LOLタイムマネジメント2】

前回の記事で「タイムマネジメントのタイムは行動のことである」と書いた。

睡眠時間を記録する人が、2時間とか14時間とか極端な睡眠時間を取るわけがないのと同じように、CS数を記録すればスコアがどんどん伸びてダイヤになるという記事だ。

ゲームの仕組み的に、サポート以外は素早くファームできる人じゃないと試合に勝つのは難しいのである。

タイムマネジメント
  1. 自分の行動を把握する
  2. やること・やらないことの整理
  3. 優先順位を付ける
  4. 先延ばし克服(LOLはゲームなのでコレは必要ない)

今回の記事は2番(上に貼った前回の記事は1番)。

現実世界の我々は、寝る前にポテトチップスを食べたり、お酒を飲んだり、リヴェンでデスキャップを買うような無駄なことをする。

一方でLOLは対戦ゲームなので、そこらへんの無駄な行動は詰めていかないと、画面の向こうのオタクに全く歯が立たない。タイムマネジメント的な考えだと、AをするとBができなくなる。デスキャップを買えば(無駄なことをすれば)ゴアドリンカーは買えなくなる(有用なことができなくなる)仕組みだからだ。

目標達成は「やるべきことに集中する」のが良いとされる。しかしLOLが難しい理由は、上級者になるまでに覚えることが多すぎるからだろう。

なので今回の記事では、やらないことの整理から始めていく。ひとまず、部屋に物を置かないミニマリストになりきっていこう。

この記事はパッチ11.5の時に執筆されました。

ゲーム中にしないほうが良いこと

上ほど悪い
  • 他人からの目線を気にする
  • 負け試合で過剰なストレスを受ける
  • 味方に不要なピンを鳴らす
  • クールタイム中に戦う
  • CCスキルを無駄に撃つ

他人からの視線は気にしないほうがいい

単純な理由を1つ言うと、認知力の消費が大きすぎるからである。

人間は社会的な生き物なので、どうしても周りの目を気にしてしまうし、実際に知り合いの葬式時は悲しんだフリをするべきだ。

私が思うに、周りの視線を気にしたほうが良い時と、しないほうが良い時の線引は簡単。

  • 知的な作業をしている時

は気にしないほうがいい。

周りの視線を気にするデメリットは、認知力を余計に消費する、つまり頭が悪くなるのがダメなのだ。

葬式はその場に行けばいいし、運転免許証の更新も決まった場所に行けばいい。どちらもとりあえず、その場に行けば何も考えずに終わる。

LOL中に余計な認知力は使えないし、こうやって記事を書いている最中も使えない。

加藤諦三という偉い学者の話では、気が大きいというだけで人生の問題の大半は解決するのだそうだ。確かに同意できる。

負け試合で過剰なストレスを感じるのは不思議

私はMOBAを始めたばかりの時、負け試合が非常にストレスであった。最初にキルと取られれば、すぐにティルトして10デスくらいしてた。

相手のタワーに突っ込み続けたこともある。

何故そんなことをするのかと言えば、人間は順調でないとストレスを受けるからだ。常に上昇している感がないと行けない。

「でもその上昇している感ってのは、あなたの思い込みですよね? あと対面にキルを取られるのってそんなに気にするほど不調なことなんですか?」

客観的に見ると、キルを取られて困る人は、初めてシルバーからゴールドに昇格する時の昇格戦くらいだろう。

※ それ以外の昇格は、なんの価値も感じない人のほうが多いと思う。私は自分が初めてダイヤに上がった時の試合を覚えていないし、特に嬉しくもなかった。

つまり試合の勝敗について、真剣に考えているからストレスを受ける仕組みらしい。

マスター・イーの目的は試合に勝つことかもしれないが、ダリウスとヤスオの目的は自分が気持ちよくなることである。

実際にダリウスを使う人はわかると思うのだけど、序盤にコケてしまったら、AFKして漫画読むか、動画を見ながらLOLの画面を見ずにプレイする。

味方に不要なピンを鳴らす

何か気にいらないことがあった時に、反射的に不快感を表す行為は健康的だ。健康的ではあるものの、LOLで反射的にそんなことをしていては試合にならない。

低レートは味方にハテナピンを鳴らす癖のある人が多いが、論理的思考を全く持ち合わせていない人なんだなと感じる。

クールタイム中に戦う

中盤以降のAA主体のチャンピオン以外は、スキルがCD中なら戦えない。ただシルバー以下の初心者は何故か戦えると思っていることが多い。

スキルがCD中はレーンで敵に近づいてはいけないし、味方のスキルがCDならば集団戦は出来ない。

CCスキルを気軽に撃つ

これは公式の統計なのだが、高レートのプレイヤーほどCCスキルを温存する傾向がある。

反対に低レートのプレイヤーほど、CCスキルを気軽に撃つ。

これはどういうことかというと、達人はCCスキルを撃つ時にイチイチためらいながら撃っているわけだ。

ヴァルスやエズリアルが得意な人は知っていると思うが、ソレらのチャンピオンは全く何も考えずにQを撃つ。呼吸をするのと同じ、何百回繰り返そうと全く負担がない(指は疲れるが)。

しかしCCスキルは同じように撃ってはいけない。

CCスキルは適切なタイミングで当てればキルが取れるとか、バロンが取れるとか、試合に勝つとか。

ちゃんとした文章にすると非常に長くなるので、この記事では省略する。ただLOLを続けるのであれば、非常に重要で知っていると差が付く事実だ。

ゲーム中にしたほうが良いこと

  • 統計サイトを見ながらチャンピオンを選ぶ
  • 自分のCSスコアをチェックする

統計サイトを見ながらピックする

そこそこのダイヤと、卓越したプレイヤーの差を分けるのは、この一点だ。

あなたが同じチャンピオンしか使わないとしても、統計サイトを見ながらピックしたほうが良い。何故ならば、知識が積み上がっていかないからだ。

LOLは頻繁にパッチが出る流動性のあるゲームなので、一度見て終わりとはならない。

最も簡単な方法が、毎試合ピック画面で統計サイトを見ながらチャンピオンを選ぶ方法なのである。

なのでノーマルゲームはオススメできない。

ある程度のレベルまで行くと、LOLはこの習慣があるかないかで決まる。

しかし初心者がゴールドに上がるかどうかは、やはりラストヒットだ。

CSスコアをチェックする

  1. 10分時のCSスコア
  2. ファーストリコール時のCSスコア

1は一般的に良く言われるチェックタイミングで、10分時に80CS目安に取れればいい。キリの良い数だし、チェックしやすい。

2は私が推奨しているチェックタイミングだ。

ただチャンピオンやレーンによってリコールタイミングは違うし、初心者向けかどうかって言われると違うかもしれない。オタク向けだ。

結局チェックするだけなら、慣れれば全く負担にならず、1秒もかからない。なので2つチェックするのが良い。

試合終了後のCSスコアやダメージは誰でもチェックすると思うので、ここはあえて書く必要はないだろう。

終わりに

やることと、やらないことを少し書いてみたのだが、やはりやることを優先したほうが結果的に良さそうな気がした。

冒頭と言っていることが逆だが、インナーゲーム(スポーツのテクニック)によると、初心者はまず心の内なる声を静める必要があるそうだ。

つまり

  • 上級者 やることを整理する
  • 初心者 やらないことを整理する

このアプローチになる。

運転免許証の更新時に、「どんなバカでも何も考えずに更新できるシステムなんだな」と感じた。

自分自身に対して免許センターの職員のような親切心を発揮していく、これがタイムマネジメントなのかもしれない。

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