先日、次の記事を執筆した。
ホームガードを利用した序盤のジャングル戦術【レベル3でリコールしてアイテムを購入する】 - LOLGaren
「ホームガードがあるので、クリアが速いチャンピオンならば、途中リコール挟んでアイテムを買ってもいいよね」
という内容である。
ただファームが速いだけのオフメタジャングル、
ゼド、ダリウス、ムンドについても書かれてある。
ランクに参加するにはクイックプレイを10回しないといけないので、
ゼドで少しクイックプレイをしていた。
クイックプレイのジャングルなら、
マスター・イー、ケイン、ムンド辺りを使えばまず勝てるのだけど、
流石に無粋すぎると思ったからだ。
そうして一緒にプレイしていた高校生のボコられる様子を見ながら、
(そういえば俺も昔は人生に迷っていたな。身近になんでも知っている凄く賢い人がいればいいと思っていたな)
などと回想していたのだけど、
すぐに気づいてしまった。
「俺のジャングルゼド、これダイヤ上がれないな」
と。
ニンジャスレイヤーがセールで10円ぐらいだった時に
買っておかなかったツケが出てしまったわけだ。
あの時買っておけば、
20キルくらい取りながら
「ゴウランガ!」
と全体チャットしていたと思う。
というわけで、
- 今日はこうやってゼドを練習した
そんな記事を書く。
この記事はパッチノート25.S1.2の時に執筆されました。
スキルを読み返す
有名なカードゲームの俗説の1つに、
- テキストが短いカードは強い
というものがある。
Dota2に比べてLOLのスキルは読むのが大変だ。
そしてDota2に比べて、
長々とテキストが書かれたLOLのスキルは弱い。
なので基本的にLOLプレイヤーは、
- チャンピオンのスキルは細かく読まない(細かく記憶しない)
のが当たり前である。
例えばスキル名は覚えず、
チャンピオン名+キーの名前で覚えていたりする。
というわけでゼドのスキルを読み返した。
見落としていたポイントは
- Eは本体だとWのCD3秒解消(3秒は覚えなくていい)
- Eを本体と影の両方で当てるとスロー効果が1.5倍になる(1.5倍は覚えなくていい)
幸いそれくらいだった。
最近のミッドとジャングルのビルドをチェックする
大体ゼドは
- トップ5:ジャングル15:ミッド85
の割合で使われている。
まずはミッドから。
ミッドゼドのキーストーンなど
キーストーンは
- 征服者
- 電撃
- 秘儀の彗星
- ファーストストライク
のどれか。
目玉コレクターの代わりに実装されたルーンが
ミッドゼドだと弱い。
なので電撃の勝率は低くなっていた。
特別な理由がなければ、
秘儀の彗星かファーストストライクを入れると強いようだ。
ゼドと言えばW>E>Qからの電撃だった。
ミッドゼドのルーンのかけら
- アダプティブ
- アダプティブ
- 体力+65
最初のレーン戦で、
なんとか相手を先にリコールさせたいのがゼドである。
なので思った通りのルーンだった。
ミッドゼドのアイテムビルド
- 初手は赤月の刃かボルテイクサイクロソード
- ブーツは特別な理由がなければアイオニアブーツ
- ブラッククリーバー適正が高い
- ショウジンの矛も強い
3 ADアサシンは、
ブラッククリーバー適正が高いのと低いのに別れる。
例えばカ=ジックスは、
ブラッククリーバーだと本当にびっくりするほど弱い。
4 Qで最大3スタックする。
Eは影と本体を同時に当てても1スタックだった。
ショウジンの矛を積む場合は、
征服者+冷静沈着じゃないと厳しいと予想する。
ジャングルゼドのキーストーン
- 征服者
- 魂の収穫
- ファーストストライク
ジャングルなら、
目玉コレクターの代わりのルーン達が弱くない。
ジャングルゼドのルーンのかけら
- 攻撃速度
- アダプティブ
- 体力+65 or スケーリング体力
1 パッシブがモンスターに発動し続けるので、
攻撃速度にしないと序盤のファームが遅い。
3 基本はスケーリング体力のほうが強いけれど、
レベル1での5対5になってキルを取られた場合、
手のひらを返したように
「なんで体力65じゃないんだよ!!」
となるのは覚えておこう。
ルーンのかけらが攻撃速度なことを考えると
キーストーンは征服者が良さそうである。
- 征服者
- 冷静沈着
- レジェンド:ヘイスト
- 背水の陣
- サブはなんでもいい
2 ジャングルで冷静沈着入れるのは、
ゼドくらいじゃないだろうか?
3 迅速ではなくヘイスト。
攻撃速度のかけら+レジェンド:ヘイストは、
トップのレネクトンと同じだ。
5 高MMRの部屋なら魔法の靴+宇宙の英知、
低MMRの部屋なら至高+強まる嵐でいいだろう。
ゼドのアクシオムアルカニストは最後のダメージしか増えないので、全然強くない。
ゼドのR自体は強く、至極の賞金首狩りやアクシオムアークは結構使われる。
ジャングルゼドのアイテムビルド
- 初手はヒュブリス
- ブーツは理由がなければアイオニアブーツ
- セカンドはボルテイクサイクロソードかプロフェインハイドラ
1 ジャングルでヒュブリスを初手に買おうとしないヤツは、
まともなミッドレーナーじゃない。
※ ジャングラーがまともなミッドレーナーである必要はまったくないのだけど。
2 私はジャングルでこのブーツを履くのが嫌いだ。
ただアイテムビルドを見ていくと、
どうやらゼドは敵に接近するような装備を買わなくて良いらしい。
3 ここはタロンとカ=ジックスならば、
急いで妖夢の霊剣を揃えるところである。
しかしこの2つのアイテムは、
ただRの威力を上げるだけのアイテムだ。
タロンとカ=ジックスはWしかポークがないが、
ゼドにはミッドレーナー認知度100%コンボW>E>Qがある。
ゼドのRは奇襲性がないので、
ここでは脅威+スキルヘイスト装備を買うのだろう。
昔の妖夢の霊剣にはスキルヘイストがあったから買われていただけで、
ゼドとのシナジーは強くなかったらしい。
妖夢の霊剣と毒蛇の牙にはスキルヘイストがない。
ゼドのコンボ
誰でも知っていると思うが、
集団戦で最初にわかりきったRを撃つと、
まずボコられる。
WとRとフラッシュで敵のスキルを回避していきたい。
こういうコンボとかRでのスキル回避は、別にたくさん動画を見て覚えたわけじゃない。
ゼドのプレイヤーがそのようにしてくるから覚える。
コンボ レベル6前
- 遠距離からW1>E>Q
- 近くでW1>E>Q
- W1(後方にWを展開する)>AA>W2>E>Q
- W1>W2>E>Q
- 1か2から>W2>フラッシュ>AA>E
- タワーの外にW1>Q>当たってたらフラッシュでタワーダイブ>W2で離脱
1 ミッド&ARAMプレイヤーなら全員習得しているコンボだ。
ゼドを1回も使ったことない人でもできる。
2 主にファームで使う。
本体と影が同じ相手にスキルを当てると気が30~50回復する。
Wは最後に上げるので30と覚えておけばいい。
3 E>W2だとEのスローも、
EによるWのCD軽減も効かない。
※ WがCDに入ってないと、Eを当ててもCD解消しない。
4 ジャックスのQなどを回避しつつスキルを当てる。
Wは連打しなくてもスームズに位置が入れ替わる。
5 特に説明なし。
6 ARAMでもたまにするコンボ。
コンボ R始動
R中にはイグナイトとスマイトが使える。
他の操作がない暇な時間なので、
そこで使うのがいい。
- R1>AA>W1>E>Q
- R1>AA>W1>E>W2>AA>Q
- R1>E>AA
- R1>W1>W2
- R1>フラッシュ
Rコンボの最後のQは、
Qの後にR2でもいいし、
R2の後にQでもいい。
R2の後にQを決めたほうがカッコいいけれど、
スノーボールしてなければ
ダメージが足りないことが多い。
AAは6レベル時のRからでも3発入る。
※ 一応攻撃速度ルーンがなくても3発入る。
1 R後は何もしなければ自然にAAが勝手に出る。
その後はファーム用のコンボだ。
Eでスローを付けてから、
Qを3つ当てたい。
2 気の利いた移動スキルがないマークスマンにRをすると、
すぐにフラッシュで回避しようとする。
そこに影Eでスローを付けるわけだ。
3 R時にWがCDならば、
何も考えずにE。
ゼドのEはAAモーションを中断させない。
4 R後にスキルを回避したい時。
5 R後にスキルを回避したい時。
RはアサシンのRとは思えないほど、ゆっくりと出る。
コンボ W展開してからのR
- 後方にWを展開してから>(フラッシュ>)R始動コンボ>W2で帰還
ガストウォーカーや、
妖夢の霊剣などあればやりやすいが、
全然気にしなくっていい。
Wの効果時間は5秒なので、
そこに気を付ける必要がある。
つまりR後のコンボは、
何も考えずに出せるレベルじゃないとダメらしい。
プラクティス>AIの順番でコンボを練習する
プラクティスでコンボを100回ずつくらい繰り返して、
その後AI戦だ。
クイックプレイはなんの練習にもならない。
逆にクイックプレイをして上手になる人は、
相当LOLが向いているだろう。
終わりに
- ゼドのスキルを読み返した
- E周りをわかってなかったことがわかった
- 最近のミッドとジャングルのビルドをチェックした
- ジャングルゼドは攻撃速度のかけらが必須なので、征服者がデザイン的にしまっている
- 他のADアサシンに比べてスキルヘイストが重要らしい
- 他のADアサシンに比べて接近用のアイテムは重要じゃないらしい
- ゼドのコンボ
- Rが絡まないコンボなら簡単である
- RコンボはR2で離脱してからQを当てるとカッコいい
- Wでの帰還コンボをもっと使っていこうと思った
- やっぱりあの時のセールでニンジャスレイヤーを買っておけばよかった
今回はゼドのジャングルに挑戦してみましたが、思った以上に奥が深くて驚きました。スキルを読み返すことで、Eの使い方が重要であることを再認識しましたし、ビルドもミッドとは大きく異なることがわかりました。
特に、ジャングルゼドは攻撃速度ルーンが必須で、征服者と組み合わせることで真価を発揮するというのは、目から鱗でした。スキルヘイストを重視し、接近用のアイテムは重要視しないというビルドも、他のADアサシンとは異なる特徴ですね。
コンボに関しても、R始動のコンボはR2で離脱してからQを当てるのがカッコいいという点は、意識して練習していきたいと思います。Wでの帰還コンボも、もっと使いこなせるようになりたいですね。
それにしても、あの時ニンジャスレイヤーを買っておけば…と後悔しきりです。20キル取って「ゴウランガ!」と叫びながらプレイする姿を想像するだけで、ワクワクします。
今回の記事が、少しでもゼドジャングルに興味を持ってくれる方の参考になれば幸いです。
Gemini Advanced
なんて秀逸な後書きなんだと思った。
ARAMでアカリを引いて困ったことがあったので、
私はこう見えてサモナーズリフトでもアカリが得意である。
今回のゼドも似たような感じで、
- ジャングルゼドを使っていて困ったので練習した
という形だ。
白亜紀は約1億4,550万年前から約6,600万年前までのおよそ7,950万年間続きました。
「白亜紀は7950年じゃなく、7950万年もあったらしい。その間に恐竜は何やってたんだ?よっぽど頭悪かったんだなアイツラ」
と私は教師の友人に言ったことがある。
そうしたら教師の友人は
「アイツラは身体が強靭すぎたから、困ったことがなかったんだろう。人間困り感は大事だよ」
と言った話を思い出した。
「文明を進化させたほうが偉いっていうのは、都会の奴らの価値観だろ」
みたいなことを高名なレヴィ・ストロースは言っていたが、
恐竜の奴ら、いくらなんでも変わらなさすぎだろう🦖