シンドラはパッチ12.19で、
中規模アップデートされた。
レートゲームで強い、
バーストメイジになった。
バーストメイジとは、
アニーやヴェックスのように、
中盤ワンコンボで相手を倒すチャンピオンを指す。
ただしシンドラはQの射程が800もあるので、
ビクターのようにレーン戦がしやすい。
- レーンでファームがしやすい
- スケーリングが高い
こういったチャンピオンは、
相手側が対策しないと、
試合に勝てないようになっている。
主な対策は二通りで
- 移動スキルがあるチャンピオンを使う
- アーティラリーを使う
この2つが簡単だ。
この記事はパッチ12.22の時に執筆されました。
シンドラのストーリー
- 無難にファームする
- ミシックアイテムを作る
- 耐久力の低い相手にコンボを決め続ける
- ドラゴン4つ取って勝利
1 ファーストストライク+テレポートが基本。
トップガングプランクや、
ミッドビクターと似ている。
ファーストアイテムができるまで、
戦う気はないわけだ。
2 ミシック+ソーサラーシューズ+ダークシールが基本。
この状態になると、
プッシュも戦闘もかなり強い。
大体のAPは最初のミシックができると、
一気に強くなる。
3 MRを積んでない相手をワンコンボで倒す。
シンドラの攻撃パターン(コンボ)
食らう側としては、
シンドラRは考える必要がない。
- 4秒以内に2連続でスキルを食らうと、シンドラが強くなりマナも回復する
- Q>E(>W)
- Q>W(>E)
徒歩勢には当てやすいが、
移動スキルのある相手には当てにくい。
シンドラ側が特別に上手じゃない限り、
アサシンには勝ちにくい。
Q>Eがかわせないチャンピオンが、そのハラスを受け続けると負ける。
fizzle(立ち消え)
フィズ(Fizz)と似ている。
シンドラ、ベイガー、ヴァイのRを見てから、
フィズのEや時計をすると、
相手のスキルがなくなる。
「対象をとっている呪文や能力は、解決時に全ての対象が不正な対象になっていた場合、その呪文や能力は解決されない」
立ち消え
というルールを示す俗語。
LOLだとフィズ自体が、
Eで相手のスキルを立ち消えさせるので、
覚えやすい気がする。
ちなみにカードゲームの用語であり、
LOLの用語じゃない。
シンドラ戦では重要なので、覚えておくといい。
シンドラへのカウンターピック
シンドラの中規模アップデートがパッチ12.19。
- 記事執筆パッチは12.22。
一ヶ月以上の期間があり、
新アイテムはミッドではそこまで変化はない。
というわけで今回は、
30日の統計を見てみよう。
全て30日だ。
- ゴールド・プラチナは、フィズ、イレリア、ダイアナに軽々しくボコられる
- ダイヤモンドでも、ゼド、カタリナに軽々しくボコられる
- それ以外でカウンター皆勤賞なのは、カサディン、ヴェル=コズ、エコー
とりあえず
- ゼド
- カタリナ
- フィズ
- イレリア
- ダイアナ
- カサディン
- ヴェル=コズ
- エコー
辺りを見ていこう。
まずはゼドから。
ゼド
序盤のゼドの目的は
- 先に相手をリコールさせること
である。
とにかく序盤強いアイテムとルーンを入れていき、
レベル3でW>E>Qコンボを決める。
弱点はサステインがなさすぎて、
ハラスにとても弱いことだ。
シンドラがエアリー+追火を入れてきて、
やっと戦いになる。
- シンドラ側に特別な対策が必要
- ゼドは普段のままでいい
というわけだ。
次はダメージトレードを見ていこう。
ゼドとシンドラのダメージトレード
- ゼドのW>E>Q(射程650+スキル射程)
- シンドラのQ(射程800)
- シンドラがQの後にWやEを撃つ
- ゼドがWで入れ替わってかわしたあと、殴り続ける
- シンドラの全てのスキルは、ゼドRでかわせる
1~2 ゼドがW>Eだとしても、
少しゼドのほうが射程が長くなる。
シンドラ側はQの先端当てになるので、
ゼドは容易に歩いてかわせる。
当然かわした後は、
そのまま歩いていってWコンボだ。
3~5 簡単に書くと、
シンドラがEを使ったら、
タワー下じゃない限り
ゼドから大ダメージをくらう。
レベル6なら、
タワー下でも倒されてしまうだろう。
レーン戦が終わった後も、Eをかわしやすいので、シンドラと戦いやすい。
カタリナ
- カタリナのE射程は725
- WでMSが50%もアップする
2個もシンドラのスキルをかわせる上に、
シンドラがQを外せば、
カタリナはEで突っ込める。
シンドラ側はQ>Eを当てられないと、
ダメージ交換が成り立たない。
しかも外したらリコールすることになるか、
最悪キルまで取られる。
ゼド相手はシンドラ側が、
序盤強いルーンを入れてくれば良かったが、
カタリナ相手は対処方法が見当たらない。
シンドラ単体では、カタリナへの有効な解答がない。
フィズ、イレリア、ダイアナ、エコー
これら4体のチャンピオンは、
- 移動スキルがあるので、シンドラはスキル当てるのが大変
- メレーなので当然オールインすれば勝てる
シンドラ側が何も対策しなければ、
腕が五分なら勝てる。
シンドラが電撃かエアリーを入れてる場合は、
少し注意したほうがいい。
それなりにデキるヤツだ。
シンドラがファーストストライクなら、おそらく簡単に勝てる。
カサディン
カサディン側は
- レベル6まで耐える
だけ。
シンドラのハラス能力は低いので、
カサディンは
- ダークシール+詰め替えポーション
- イグナイト
- ファーストストライク
みたいなスノーボールを狙うセットでも、
6になりやすい。
味方ジャングラーが足を引っ張らなければ、まず勝てる組み合わせ。
ヴェル=コズ
カタリナみたいに、
圧倒的に勝つわけじゃないが、
試合中はヴェル=コズがずっと有利。
他のアーティラリーメイジに比べて、
ヴェル=コズが優れている点は、
プッシュ力が高いところである。
アーティラリーなので、
ダメージトレードなどは特にない。
このマッチアップはラストヒット精度以外に、ヴェル=コズ側が気を使うところはない。
特定の対策アイテムなど
- ゾーニャの砂時計
- パーフェクトタイミング
- 執拗な賞金首狩り
1 シンドラはAPだけど、
時計のアクティブが機能しやすいので、
中々有効な選択肢となる。
相手ジャングルがADなら、
セカンドで買うと安心だ。
2 もし魔法の靴を入れる場合、
パーフェクトタイミングを入れたほうがいい。
パーフェクトタイミングは、
今回みたいなマッチアップの選択肢。
3 もしメイン覇道にする場合、
賞金首狩りは執拗がいい。
パーフェクトタイミングはハッキリ有効だが、執拗は気持ち効果があるくらい。
終わりに
- シンドラにはアサシンかアーティラリーが有効
- シンドラのQ射程は800
- シンドラのハラス時のスキルコンボに当たってはいけない
- ストップウィッチでRを立ち消えさせられる
- 魔法の靴よりは、パーフェクトタイミングがいい
- メイン覇道時は、賞金首狩りは執拗がいい
私はシンドラは少し使うくらいけれど、
カタリナは対処できないと思う。
他のアサシン勢はレーン戦だけなら大丈夫だが、
集団戦でスキルを当てるのは難しいだろう。
書いていて気づいたが、
ゼド、ダイアナ、エコーはジャングルもできる。
しかし一般的に
- ミッドは操作が上手で、戦闘も丁寧
- ジャングルは操作が上手だが、戦闘が雑
な傾向がある。
ミッドレーナーの人が、
エコーやゼドをジャングルで使えば、
ジャングルも覚えられるし、
戦闘も強いだろう。
逆のパターンもオススメだ。
この記事を読んだ人へ
チャンピオンとのマッチアップを
初めて考えるのは、
- プラチナからダイヤに上がる時
が多い。
実際にそういったレベルのプレイヤーと接して、
つまり対戦というものに巻き込まれて、
初めてマッチアップ(対戦の仕方)を覚える。
- 能動的行為と認知は一体である
とはフィヒテの言葉だ。
物事の習得は、自らの動機というより、
巻き込まれて仕方なく
といったパターンのほうが多いように思える。