あなたのLOLが順調であるかどうかの指標について書く。
LOL以外でも同じだと思うのだけど、
LOLに限定する。
最初に結論を述べると
- 時間的視野が獲得できたか
- 遅延報酬割引率が下がっているか
この2つが満たせていれば順調だ。
そして資産(お金とか友人とか)が少ないほど、
時間的視野を獲得するには、
運が良かったり、能力が高い必要がある。
その話をする。
これ以降の内容は読まなくても良いのだけど、
一応記事という形を保つために書こう。
この記事はパッチ14.5の時に執筆されました。
時間的視野
「視野」や「視界」は、
LOLプレイヤーにとって馴染みのある単語だ。
ワードだけでなく
- 上手なプレイヤーは他の9人が何をしているのかわかる
- 下手なプレイヤーは自分のしていることすらわからない
1 最初はどういった状態で、
この先 何をしようとしているのかもわかる。
つまり現在だけでなく、
過去も未来もわかる。
2 何もわからない。
今書いたのはワードの数ではなく
慣れの話なのだけど
- 視界が取れているほど有利
これはLOLの鉄則の1つだ。
長くなると順調で、短くなると不調
依存症を研究しているワレン・K・ビッケルらはオピオイド依存症を持つ人と健康な人に、次の文章で始まる物語を完成させるように頼んだ。「目が覚めるとビルは将来について考え始めた。基本的には彼は次のようになることを期待していた……」 オピオイド依存症の被験者は、平均すると未来を9日という長さで捉えていた。一方、健康な人にとっての未来とはおよそ4.7年先のことを意味した。この顕著な違いは、依存性のある薬物の影響下では「時間的視野」がいかに狭くなるかを示している。
アンナ・レンブケ. ドーパミン中毒(新潮新書) (p.108). 株式会社新潮社. Kindle 版.
「遅延報酬割引」というヤツで、
- 1年後に1万円あげます
- 今すぐ3000円あげます
1よりも2のほうが魅力的に見える現象のことだ。
1億円持っている人ならば1で、
200円しか持ってなければ2を選ぶだろう。
- 遅延報酬割引が低い人は裕福そうに見えるので、そのように振る舞うと人気者になりやすい
みたいなことは処世術かもしれない。
1715メートルまで先が見える人の身長を180センチとすると、9メートルまで先が見える人の身長はいくつになりますか?
4.7年は日数にすると約1715日である。
計算が合っているかどうかは知らないが、
健康な人が180cmの視野を持っているとすると、
依存症の人は9.3cmの視野しかない。
これは頭が良いとか悪いとか、
能力が高い低いとか、
向き不向きとか、
そういうレベルの差じゃないだろう。
高さだけで20倍も差があるので、
LOLだとドランブレード1本と3コアの差になる。
戦いは長期的な視野が大前提だ。
「今後とも末永くよろしくお願いします🙇」と言いながら、戦闘の準備を進めていく。
2024年2月のPV数は91万だった
普段は全然見ないのだけど、
さきほど見たら2月は91万PVだった。
要因としては
- 日本でLOLユーザーが増えた
- 記事を更新し続けていた
1 最近増えたらしい。
2 LOLの活動の1つだから執筆しているだけ。
記事を更新し続けるという行為を、
「時間的視野」あるいは
「遅延報酬割引」の視点から考えてみよう。
行動が最も重要なのは当たり前だ。
どうすれば更新し続けられるか
- LOLの練習だと考えて更新する
- 資産(お金や人気)を得たいから更新する
1 私は友人達とTRPGをやった時、
面白くないから
裏でブラッドミアを使ってラストヒットの練習をしていた。
終わるまでずっとだ。
記事の執筆はそれと同じ。
2 何度かブログに書いたことがあるのだけど、
最初は誰も見ない。
なのでこのアプローチは、
資産を得た後じゃないと機能しないだろう。
もう少し詳しく話してみよう。
門番
「僕がなぜS級に上がらないかわかるか?キミみたいな弱くて何の取り柄もない”雑魚”をS級にさせないために、A級1位を守っているのさ!」
イケメン仮面アマイマスク
- ヘタクソなマスター
- ヘタクソなダイヤモンド4
彼らはダイヤモンド1やエメラルド1からは、
親しみをこめて門番と呼ばれる。
たしかにダイヤモンド1のほうが、
マスターより上手であることは珍しくない。
しかしどんなヘタな門番でも
ゴールドの試合に参加したら、
無自覚系主人公のように無双してしまう。
反対の視点から考えてみよう。
典型的テンプレドヘタクソLOLプレイヤーの
- 試合の勝敗に一喜一憂する
- しかもレートがゴールド前後
彼らがダイヤモンドの試合に参加したら、
まったく歯が立たないだろう。
つまり時間的視野がないから、
そういう態度を取るわけだ。
一応LOLがゲームではなく、
することで他人から褒められることであれば、
行動しているだけ立派となるのだけど。
逆ハンデ戦
ゲームは上手になるほどハンデが付く。
LOLならば相手が強くなって、
難度が上がっていく。
しかし大半の物事は違う。
例えば先程のブログで言うと
- PV数が0の新規ブログ
- PV数が91万のブログ
どちらのほうが更新しやすいだろう?
もっと具体的に言うと
- 遅延報酬割引率が効いている人でも更新しやすいのはどちらだろう?
つまり後者は能力が低くても更新でき、
前者は能力が高くないと更新できない。
ちなみに異世界転生は、
この理論だ。
- スタート地点が明らかに周りより優れているのでやる気が出る
そういう仕組みになっている。
LOLもゲームなので、自分が上手になるほど敵が強くなる。
ただ上手になればなるほど、集中しやすい環境になっていく。
終わりに
- 大半のことは時間的視野が広いほうが有利
- LOLは時間的視野が広いほうが有利
- LOLは遅延報酬割引が少ないほうが有利
- 資産が少ないほど時間的視野を得るためには高い能力が必要となる
時間的視野のメートル換算だと、
順調な人とそうでない人の場合、
差を埋めるには20倍の能力が必要となる。
そうじゃなければ、
その日暮らしの思想にとらわれてしまうわけだ。
というわけでLOL、
あるいは他の何かを続けて順調な指標は
- 長期的な視点を持てるようになったか
- 時間的視野が広くなったか
- 遅延報酬割引が効かなくなったか
反対だった場合、
貧しくなっていることを意味する。
おまけ 注意力のビー玉
人間には注意力のビー玉が4~7個くらいあって、
その数が多いほど物事を実行しやすい。
つまり
- 試合の勝敗を気にする人は、試合中に最低1個のビー玉が減る
私がLOLの試合や、
1記事書いた時の相手の反応を気にするだろうか?
おそらくあなたは
「気にしないと思う」
と考えるはずだ。
またあなたはこのブログに
「思っていたのと全然違う」
ようなこと。
例えば
「ヒロインとハッピーエンドになると思ったら、謎の流れ弾に当たってヒロインが退場した」
みたいな話の展開をされていても、
気にしないはずだ。
- 無料で読んでいる
- 日本語を読むのに慣れている
からだ。
有料かつ、必死に翻訳して読んだ文章だったら、
10記事中11記事に怒り狂うだろう。