考察記事

なぜソロキューではCCの薄いチャンピオンが強いのか?

LOLは機動力の低いチャンピオン、
CCが薄いチャンピオンほどパワーがある。

ソロキューではそういったチャンピオンが強い。

しかしプロの大会ではそうじゃないと、
誰もが経験的に知っている。

それは今まで

  • チームワークが取れてないから

だと考えていた。

最近は単純に

  • 難度の問題

だと考えるようになった。

この記事はパッチ13.23の時に執筆されました。

LOLには難しいコンボがある

とりあえずここから話をスタートさせてみよう。

まず大雑把に、
コンボの難度を3つに分ける。

低難度のコンボ

AからBというコンボ。

「コレができないなら、LOLは辞めてもらうしかない」

そういう難度だ。

基本的なCCを当てるためのコンボ

  • アーリのE中にフラッシュ
  • ジャーヴァンⅣのE>QのQ中にフラッシュ
  • シン・ジャオのR中にフラッシュ

相手の虚をつくためのフラッシュ。

アーリがボットにガンクした時などはわかるけれど、
レーン戦のE>フラッシュは全く見えない。

  • ウディアのフラッシュAA
  • レク=サイのフラッシュノックアップ

二人ともジャングラーなのもあるが、
どのレーンの人でもわかるはずだ。

直感的に理解しやすい。
しかし私は、「ジャーヴァンⅣのE、あの投げ方であのスピードで落ちるの、気持ち悪いな」と、いつも思っている。
デマーシア人は魔法を使ってはいけないはずなので、「ゲームだから」以外に納得できる説明がない。

何もないところで貯めるシリーズ

  • ダリウスのQ中にフラッシュ
  • ブラッドミアのE中にフラッシュ
  • アーゴットのE中にフラッシュ

同じロール相手だったら、
相手がフラッシュをするかどうかの読み合いになる。

ゴールド4くらいの人でも、
コレでキルを取られることは少ない。

しかし一般的なレベルだったら、
他のレーンの人はわからないでそのまま喰らうコンボだ。

例えばブラッドミアの貯めEフラッシュだと、
私が最後に虚をついてソロキルした最後の記憶は、
1年くらい前である。

プラチナのアーリにレベル2イグナイト付きで倒した時だ。

それも相手が

「そこまでダメージを受けると思ってなかった」

だけの可能性は高い。

中難度のコンボ

色々な操作が組み合わされたコンボ。

リヴェンでチャンス時に

  • E>R>フラッシュ>AA>Q

などだ。

  • AA>Q>AA>Q>AA>Q>AA

というコンボも、
結構難しいのだけど、
フラッシュが絡まないのでリヴェンを使える人なら誰でもできる。

ジャングルモンスター相手にも同じように撃つので、
反復回数が多いからだ。

高難度のコンボ

手順が複雑な上に、
精確な距離感も必要なコンボ。

  • ブランドのQ>フラッシュ>E>W>R>前方に歩く
  • サミーラのQ>フラッシュ>AA>W>E>AA>W>R
  • アジールのE>Q>R

1 見ただけでわかる人は凄い。

名のあるメインサポートか、
職業LOLの人だろう。

複雑なので説明は省く。

2 ブランドと違いサミーラ始動のケースは少ないので、
味方のCCに合わせるだけなら、
Q>フラッシュと気取る必要は薄い。

W>E>AA>Wは敵が単体の場合、
距離325(W先端)くらいで撃つ必要がある。

3 ただE>Q>Rするだけなのに、
あまりに難しい。

相手や味方との位置関係が重要だからだろう。

では次に移ろう。

突然こんなコンボを披露されても、味方は合わせられない。

味方のCC(戦闘)に合わせるのは難しい

手練のプレイヤーが、
サブアカウントでドレイヴンを使うのはありがちなパターンだ。

しかし彼がメインマークスマンじゃなければ、
すぐに恐ろしい事実に気づく。

隣がプラチナくらいでも、
サポートが戦闘開始時に全然戦わないことに。

LOLのプラチナは強いので、
基本的なことは全部できる。

いくらサポートとジャングラーが
他ロールに比べて下手くそでも、
プラチナくらいあれば

  • レベル2先行するためにミニオンを殴る
  • ミニオンのラストヒットを手伝う
  • プッシュしたい時にプッシュを手伝う
  • 対面にハラスをする

こういうことを全てする。

あなたが上手なら、
クイックプレイでこのレベルのサポート引けば、
対面はAFKする。

しかしそのレベルでも

  • 味方の戦闘には合わせられない

なぜだろう?

チャンピオンのスキルを知らないと戦えないから

  • レベル1でお互いのチームのボットペアがリーシュしたとする
  • その後は最短ルート(川)を通ることにする

相手がドレイヴンだったら、
斧を2個を回せる可能性が高いので、
腕が同じなら負ける。

他に強いのは

  • カリスタ
  • エズリアル
  • サミーラ
  • アッシュ

辺りだろう。

こんなことはエメラルド4もあれば、
ボットとサポートなら全員知ってる。

しかし他ロールのチャンピオンは、
ダイヤモンドでも普通は知らない。

代表的なのがイラオイだ。
敵のトップがイラオイだった場合、「この試合は負けたかな」と思うのが、一般的なLOLプレイヤーの反応だろう。

コミュニケーション的な問題

味方がフラッシュをミスった時に指摘する人は、
どんな人だろうか?

  • 自尊心が傷付いているヤツ

である。

早い人はゴールド、
遅くてもダイヤモンドあればわかる。

当たり前なのだけどLOLは5対5で

  • オレラとアイツラに分かれて戦うゲーム

である以上、
コミュニケーション能力は必須だ。

上手な人は男性の平均より高い、
そう決めつけていい。

しかしそれでも、

  • 同じ対象に集団戦中に同時にCCを当ててはいけない

というルールを守るのは難しいだろう。

ボイスチャットがないからだ。

あっても難しいのに、
ないのに華麗にCCチェインを決めるのは、
難度が高すぎる。

バードとキンドレッドのRは利敵になりやすい。

終わりに

  • フラッシュ絡みのコンボが難しい
  • 上手なプレイヤーでも、普通は別なロールのチャンピオンの性能を知らない
  • ボイスチャット無しでCCチェインを決めるのは難しい

流れ的には

  • 自分のチャンピオンのスキルとコンボを知っている
  • 味方のスキルを知っている
  • 敵のスキルを知っている
  • 味方のコンボを知っている
  • 味方が予想通りに仕掛ける
  • 味方に合わせる

となるだろう。

こんなものはチャレンジャーになった後でも、
何年もLOLしてる人じゃないとわからない。

私がダイヤモンド1になったばかりの時の話をしよう。

バロンを取った後に、
味方のミッドメイジが敵のサードタワーを割る時、
なんか上手にコンボを決めて敵を倒してるのをみて

「何やってるのか全然わからない」

と頻繁に思っていたのを覚えている。

ADシンジドがなぜ弱いのかもわからなかったし、
ヨリック戦は先に乙女から殴ることもわからなかった。

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