ドランシリーズに、新たに2つのアイテムが追加された。
ドランボウとドランヘルムだ。
既存のドランブレード・ドランリング・ドランシールドとどう違うのか、
誰が持つべきなのか。
結論から言えば、
どちらもトップレーナーに向けたアイテムである。
この記事では、
それぞれの特徴と使いどころを整理していく。
この記事はパッチ26.9の時に執筆されました。
今までのドランシリーズ3つ、およびダークシール
【パッチ25.21】バフされたドランブレード、ドランリング、およびナーフされたドランシールドの話
- ドランリング APが欲しい時、ノーマナチャンピオンでも持てる
- ダークシール 最初から詰め替えポーションが持てる、マナは回復しない
- ドランシールド 序盤のサステインが欲しい時、他のドランシリーズよりスケーリングが低い
- ドランブレード ADが欲しい時、ドランシールドよりスケーリングが高い
凄く簡単に書くとこうなっている。
ここに2つ追加されるわけだ。
ドランボウから見ていこう。
ドランボウ

上には書いてないが、
400ゴールドなのでポーションが2個持てる。
現状どんな感じになっているかというと
- ボットが持っていくと負ける
- トップヴェインなどが持っていっても負けやすい
- サステインが高いAA連打キャラとは相性がいい
1と2 ボットは2対2なので、
普通は体力+65とバリアが必要だ。
トップもガンク耐性だけでなく
対面のメレーを殴ると、
敵ミニオンから殴られる。
なのでサステインが必要になってくる。
3 どうやらドランボウは、
HPが低い、サステインが低いのが難点なわけだ。
しかしトリンダメアやワーウィックなどは、
かなり序盤のサステインが高い。
中盤は5秒しか戦えないトリンダメアも、
ファーストリコールまではQのおかげで不死身に近い。
ワーウィックも序盤は1対1で倒せるデザインではないし、
AAするたびに体力が回復していく。

驚きの強さだ。
ボットのファーストアイテムの歴史
現状は
「ボットでドランボウ持っていこうとするヤツ、ヘタクソすぎる。やる前からわかれ」
という感じではあるものの、
実は過去にはカルを持っていくことケースはあった。
その当時はドランブレードのADが8で、
カルは今と同じだったのだが、
明確な理由があったのである。
それは
- 切り崩しの効果が今と違って、相手よりも最大HPが低い(差があるほど強い)と発動した
なので初期HPが低く、
比較的射程が長い
- ケイトリン
- アフェリオス
- エズリアル
辺りが持っていくことが多かった。
ドランボウは初手カルほどのリターンはないし、
今はHPを低くしていくインセンティブもない。
なのでボットの場合は、
選択肢から除外していいだろう。
ドランボウはトップレーナーの新たな選択肢になったと考えていい。
ドランヘルム
プッシュ力が重要なミッドやボットには、
ほとんど関係ないアイテムがドランヘルムだ。
こちらもトップが考えるアイテムになるだろう。

先程リストの中に
- ドランシールド 序盤のサステインが欲しい時、他のドランシリーズよりスケーリングが低い
と書いた。
上のドランヘルムにも書いてある通り、
ドランシールドのサステインがありがたいのは、
序盤だけなのである。
息継ぎやドランシールドを活かすのは、
手練のトップレーナーの間では常識で
- 8秒に1回戦う、あるいは攻撃を受ける
という感じにしたい。
強すぎてパッチ25.21でナーフされて現在に至るのだが、
スケーリングは全然ない。
つまりドランヘルムは
- スケーリングの高いドランシールド
という位置づけで実装されたと思われる。
ドランブレードとドランボウに比べると、かなりドランシールドとドランヘルムの関係は複雑だ。
AR・MRレシオがあるトップ・ミッドチャンピオン
- カ・サンテ
- マルファイト
- オーン
- ポッピー
- セジュアニ
- ガリオ
多分抜けているチャンピオンも多いだろうが、
パッと思いついたものをピックアップしてみた。
トップのピック率を見てみると、
マルファイトが6%と高かったので、
マルファイトを見ながら考えてみよう。

マルファイトと言えば、
相手によって
- 秘儀の彗星+ドランリング
- 不死者の握撃+ドランシールド
という形だが、
WとEにはARレシオがある。
彗星時にリング以外を持っていく場合もあるが、
結構なカツカツっぷりになるので、
とりあえず
- ドランシールドの代わりに持っていくと強いシーン
を見ていこう。
誰でもマルファイトでクロースアーマー+詰め替えポーションスタートしてみたことが一度くらいはあるはずだ。
ドランヘルムは「タンクでも大活躍したい」というプレイヤーに向けたアイテムと言える。
有利な相手に持っていくと強いのは本当だろうか?
ドランヘルムのほうが、
スケーリングが気持ち高いからである。

上のリストを一通り見たが、
ナー、オーロラにはドランリング、
それ以外にはドランヘルムが強かった。
少なくとも有利なメレー相手には、
ドランシールドより強いと言えるだろう。
ガレンにとってのドランブレードみたいな、
スケーリングを求める時の選択肢らしい。
ポッピーの分も少し見たが、
やはり同じような傾向だった。
イレリアはハイブリッドダメージなので、ドランヘルム相手は特に厳しそうだ。
終わりに
- ドランシリーズにドランボウとドランヘルムという新しいアイテムが追加されました。
- 既存のドランアイテムであるリング、シールド、ブレードは、それぞれ異なる用途と特性を持っています。
- ドランボウは400ゴールドで購入できるため、初期アイテムとしてポーションを2つ所持することができます。
- ドランボウは初期体力やサステインの低さが難点であり、ボットレーナーが選択すると不利に働きやすいです。
- 一方で、トリンダメアやワーウィックのように序盤のサステインが元々高いチャンピオンは、ドランボウと相性が良いです。
- ボットレーンにおいてドランボウを選ぶメリットは現状なく、トップレーナーの新たな選択肢として位置づけられています。
- ドランヘルムはプッシュ力があまり関係しないトップレーナーに向けたアイテムとして考えられます。
- ドランシールドは序盤のサステインに優れますがスケーリングが低いため、スケーリングを高めた代替アイテムとしてドランヘルムが実装されたと推測されます。
- マルファイトなど、物理防御や魔法防御のレシオを持つチャンピオンは、ドランヘルムを効果的に活用できます。
- ドランヘルムは、有利な近接戦闘チャンピオンを相手にする場合など、スケーリングを重視する際の強力な選択肢となります。
基本的にボットレーンのスタートアイテムは、
あまり考える必要がない。
ミッドもトップに比べれば考える必要が薄いので、
初期アイテムが追加される場合は、
必然的にトップメインの内容になってしまうのだろう。
数年前のミシックアイテムを思い出す。
アーゴットなど一部のチャンピオン達が、
どうしてもフィットするものがないので、
結局削除されたアイテムだ。
新規の人には信じられないと思うが、
数年前まではサンファイアイージスのMRバージョン、
すなわちホロウレディアンスがなかった。
とにかくタンクというのは、
LoLでは何故か後回しにされやすいらしい。